トピ名どうり、いろんなジャンルの小説を作るところです!
恋愛でもファンタジーでも!
なんでもokです!
ぞんぶんに小説作りを楽しんでください!
それと、誰かが小説を書いた場合は必ず、遅れてもいいので、感想を書いてあげてください。
レッド・ロッド 登場人物
クロナ・チャーム
赤毛。14歳。
レッド・ロッド組織外のヴァンパイアに一族を崩壊寸前まで追いやられ、半殺しにされたところをシヴァに拾われた。
人を殺すことに何ら不愉快、罪悪感は感じない。
能力は念動(サイコキネシス)。
バレット・モルテ
黒髪。14歳。
銃を肌身離さず持ち歩いている。
過去に幾分トラウマを感じている。
能力はサイコキネシス。主に銃弾を操作する。
シン・ティール
銀髪。14歳。
シヴァをこよなく愛する男の子。
バレットを快く思っていない。
能力は遠方監視(クレヤボヤンス)。
ジン・ソナー
茶髪。15歳。
悪魔。
弱みを握ってそれを利用する。
能力は接触感応(サイコメトリー)。
キアヤ・ナージ
紫髪。13歳。
お調子者で、いつも音楽を聞いている。
能力と音楽を合わせて超音波をだす。
能力は強制催眠(ヒュプノ)
リューズ・ヘミング
灰髪。14歳。
ぶっきらぼうで嫌な奴代表。
バレットとよく喧嘩している。
能力は瞬間移動(テレポート)
シヴァ・アリュール
金髪。15歳。
冷静。厳しくはない。
ジンとは幼馴染。シンがべたべたしてくるのを若干迷惑がっている。
能力は精神感応(テレパス)。
レッド・ロッド 零話
「・・・お前、『キー』に襲われたのか」
赤毛の少女に、金髪の少年は問いかける。
「だ れだ、お前」
赤毛の少女、クロナは、自虐的な笑みを顔に浮かばせながら、金髪の少年、シヴァに問い返した。
「俺か・・・?俺は、シヴァ。シヴァ・アリュールだ。ヴァンパイアと言って・・・理解できるか?」
なおもシヴァは、表情一つ変えずに話す。
「医者じゃないが・・・お前を助けることができる。・・・一応聞いておこう。生きたいか・・・何もせず死を待つか・・・」
「い きた い」
血まみれになって横たわるクロナは、笑みを消し、真剣な表情になっていた。
シヴァは指をかみちぎると、自分の血をクロナを口に落とす。
「飮め。・・・死ぬぞ?」
クロナは口の中に入ってきたシヴァの血を、のどに通らせた。
「・・・ッぐ・・・!?」
痛みと不愉快差を忘れ、身体の熱さを不審に思い、クロナは飛び起きる。
「が・・・ぁ・・・ッ」
「サイコキネシス・・・珍しいな。・・・うちの組織に来るか?」
クロナは、その問いに・・・了承した。
レッド・ロッド「組織」
「・・・ぅッ・・・」
「あぁ起きた。おはよ、クロナ・チャーム。君、対ヴァンパイアのチャーム一族なんだってね。まぁ今の君に僕らは殺せないけど」
茶髪の少年は、名前と身寄りをピタリと当て、クスクス笑い続ける。
「僕はジン・ソナー。ジンでいいよ。能力はサイコメトリーだから、心を読んだりとか出来るんだよね。情報収集にはもってこいなんだよ?シヴァのも、シンのも」
「わかった・・・理解した。よろしく・・・ジン」
「よろしく。あっさり理解してくれるのも珍しいね。あ・・・シヴァ、クロナ、起きたよ?腹減ってるってのは分かるけど・・・自分の指噛むのはやめといたら?」
「・・・ん・・・」
椅子に座っていたシヴァは、牙を指から離すと、立ち上がる。
「いきなりだが説明するぞ。ここはレッド・ロッドの組織の屋敷だ。ヴァンパイアが住む場所だな。で、全員能力を持っているわけだが、お前の能力はサイコキネシス・・・精神の力で物を動かす、浮かばせる・・・空気をかためてバリアを張る・・・なんてこともできるな。ちなみにサイコキネシスの能力者はお前が二人目だ」
「さっきも言ったけど、僕はサイコメトリー。バレットは君と同じサイコキネシスで、主に銃弾なんかを操る。シンはクレヤボヤンス。遠くの景色を見たり聞いたり。キアヤはヒュプノ。幻覚を見せたり、催眠術をかけたりする。超音波とかも出す。リューズはテレポート。一瞬で他の場所に移動する」
くろ>構わんよ!
他サイトを優先してくr((違
三日月>そんなシステムが多くなって来てるんだぜ☆
世間も便利になったものd((殴
俺((違))からも重大発表!
恋愛小説ってムズー・・・と思った俺!
こっからファンタジーってヵバトルモンに変えて行く!!((無理
そういう事で、題名も変えて・・・
「嫌い。でも愛してる。」→「クイーンズ・ヴォイス」に!
よろしくですb
レッド・ロッド
「シヴァはテレパシー。思考を送ったり、読んだり出来るんだよ」
「キアヤ、リューズにシン、バレット。盗み聞きは俺が不愉快になるからやめろ」
すると、部屋のドアを開いて男子四人が順に入ってきた。
「シン以外はともかく・・・シンはクレヤボヤンスで見りゃいいだろうが。鮮明な俺の声が聞きたいなんて言ったらぶっ飛ばすぞ」
「すいません、その通りです・・・シヴァさんが俺を差し置いて他に女児と居るって思ったら、何話してるかナマで聞きたいって衝動が抑えられなくて・・・」
銀髪の少年は顔を真っ赤にしながら言葉を紡ぐ。
「バレットは何で銃構えてるんだ」
「や・・・シヴァにたてつく奴なら親でも殺す気だったから・・・」
目つきの鋭い黒髪の少年は、クロナを殺意丸出しで睨みつける。
「じゃあリューズh「眠いから!!」
灰色の髪の少年はテレポートでクロナが寝ていたベッドの横にワープし、つっぷして寝た。
「キアヤ・・・」
「なんとなくッス」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら、シヴァに答える。
レッド・ロッド
「・・・よろしく」
「そこで言う!?普通!」
シンが思いっきりつっこむ。
「だって・・・私は今日からここに入る・・・みたいなことなんでしょ?それで挨拶が遅れると・・・なんか不公平っていうか・・・」
「大丈夫だよー?皆結構自由行動してるし、空腹感が来たらてきとーにそこらの人間殺して血だけもらえばいいもん。俺は屋敷にこもって音楽聞いてるし、リューズは無差別殺人してるし、バレットはどっかの人間撃ち殺してるし、シンはシヴァの追っかけしてるし・・・」
「て・・・てめ、シヴァさんの前で何て事を!」
「お前ら、撃ち殺すよ?」
「改めて・・・クロナ・チャーム・・・よろしく・・・」
クロナは、レッド・ロッドの制服のスーツに着替えると、ロビーで少年達に自己紹介と手短な挨拶を述べる。
スーツと言っても、少年達はシヴァとジン以外全員着崩ししているので、鎖骨が完全に見えている。
リューズに関しては、ボタンが全て外れているのだ。
「何顔真っ赤にしてんの?」
「いや・・・鎖骨とか見えるから・・・気になって・・・」
三日月>
小説進んでますなw
まずね、ボタンが全て外れているのだ。
の所から、ぐはっ☆って来たよ!
鎖骨の所から想像((妄想))しちゃったよ!
んじゃ、ヘタに切り替えできたんで、
さっそく載せようかなっ☆と思っています。
多分、明日ぐらいに。
そこの貴女!
止めるなら今の内ですよ!
全力挙手して下さい!
すぐ止めますから!!
†紅色学園・第二十六話†
「他の奴等は本当に何も気づいてないのか?」
「もちろんよ。あの子達はまだまだ未熟だから。もし気づくとしても当分先に・・・」
「僕は気づいてるよ」
後ろから姫優の言葉を遮り、絶対に入れない薔薇園に人が現れた。
「お前・・・。おい、入れないようにしたんじゃないのかよ」
「知らないわよ。確かに結界を張ったはずなのに・・・」
姫優は演技ではない本当の戸惑いを見せた。
「大丈夫。僕も色々・・・全部知ってるから。口外もしない。安心して」
声の主、棗双子の弟の琉雨は何時もの表情ではないしまった表情で二人に近づいた。
「琉雨も全部、知ってるの?貴方が知ってるなら輝羅も知ってるんじゃ・・・」
「平気。僕達は双子だけど僕の方が優れてるから」
琉雨は笑いながらそう言って制服のポケットからそこ証拠を見せた。
「何あれ」
「あれは簡単に言うとIDカード。神の集落に自由に行き来出来る証拠よ」
姫優もポケットから琉雨と同じカードを出した。
「貴方は神だからIDカードがなくっても集落に行けるの」
唯織は不快に笑う琉雨を凝視した。
†続く†
コイルス・ファンタジー
「っでぇ・・・後頭部刺すのはどうかと思うぞ?」
「・・・修復中に透視させてもらったけど、いくら傷を負っても治るのは、強制催眠のせいだな。自分に催眠をかけて痛覚を完全になくしている。痛覚を目覚めさせるには・・・リオンかイオンがコピーして催眠をかけ直すこと」
「それならさっき・・・刺したついでに」
「あぁ、それならリオン治せるぞ?・・・あと、あいつの過去も読めた。サイコメトリーに対する耐性がついてなかった。名前は細川真咲。18歳。催眠での幻覚だ。両親と妹が居て三人共死んでるな。妹は両親に殺され、両親は自分に殺され・・・なんでも金がなく、両親が自分達のどちらかを殺そうということになり・・・結果が妹。偽名使うなよな?細川ミズキの兄ちゃんだろ?」
ジーロは、常人には普通だが、幼馴染、顔見知り、知り合いなどに何かしらの手だしをされると酷く猟奇的になり、サイコメトリーの波動が暴走しかけて火花が出始める。ランクも高いため、ジーロが本気をだせば100%前後の情報を読み取ることも可能となる。
つまり、今はそういう状態なのだ。
「心の波動は、俺の味方だ。俺が本気を出せば、お前がいくら拒もうと、半分以上確実に情報が手に入る」
ジーロは、額の部分を思い切り掴んだ。
かなs>初めまして!!
ぜひぜひお入りください!
ちなみに、私はトピ主の夕緋(ゆうひ)と申します!
これから、よろしくお願いしますね☆
ついでについでに?
今の小説をやめさせてもらいまーす!
やっぱ、無理でした。
恋愛からバトルに変えるなんて!
初心者の僕には無謀な事だったんだ!
っつー事で・・・バトル物を書きます!
多分、ヤバい事になるんで、覚悟しといてください!
それか、止めて下さい!!
登場人物
ミソラ・レミ・ララ
音楽室に住み着く三つ子の幽霊。長女ミソラは臆病、次女レミは悪戯好き、末っ子ララは大人しい。
花子さん
本名不明、トイレに住み着く少女。顔に火傷のあとがある。冷静な性格。
レゾン
全国各地の妖怪・幽霊を集める正体不明の美少年。人間かどうかよくわからない不思議な人物。
デートル
レゾンに拾われた九十九神。自分の存在理由がわからない。
田中さん
花子さんを溺愛する自称「花子の父」。中年のオッサン幽霊。
七紫
主人公。記憶喪失の妖精。名前の由来は『名無し』から。新入りのため上記のメンバー以外の妖怪達はまだ覚えきれてない。
ファンタジーっぽい話になると思います。
プロローグ《幽霊学校》
山奥の静まりかえった学校。古い校門には『北山第三中学校』と刻まれている。15年も前に廃校になった学校だ。ここが噂の幽霊学校。その少女は写メを撮った。肝試しの下調べだ。怖くはなかった。ただ夏のわりに涼しいと思っただけで、山の上だから涼しいのだろうと勝手に納得していた。
「こんばんは」
突然声をかけられ、飛び上がる少女。振り向いて声の正体が同じくらいの少年だとわかり、安堵する。
「こんなところで何してるの?」
優しく話しかけられた少女は顔が赤くなるのを感じた。闇に溶け込む黒髪に不思議な雰囲気。その少年はとても綺麗な顔をしていたのだ。
「あ、あの…写真を…」
「そう。気をつけてね、ここには悪いモノはいないけど、悪戯好きなのは大勢いるから」
ニッコリと微笑みかけられ、少年の言葉の意味も考えられずに逃げるようにその場をさる。残された少年にどこからか子供の声が降ってきた。
『レゾン様ぁ~、ちょこぉっ~とだけ遊んでい~いぃ~?』
「ちょっとだけだよ」
レゾンと呼ばれた少年は、驚きもせずに何もない空中に向かって頷いた。
『レ~ミィ~、遊んでいいってさぁ~』
「やったぁ!」
4階の校舎から夜空に飛び出す少女。10歳ほどのその姿は全体的に透けている。彼女は幽霊のレミ。
「レゾン様だぁ~い好き!!」
レミはレゾンに抱き着くと文字通り飛ぶようにしてさっきの少女を追いかけた。直後、大きな悲鳴が響く。
レゾンは校門に何かの気配を感じて振り向いた。
『ここが妖怪が静かに暮らせるという幽霊学校か?』
「はい。ようこそ、幽霊学校へ」
第1話《新入り・七紫》
「「「お帰りなさい、レゾン様!」」」
「オオ、レゾンくん。帰ったのかね」
レゾンが校内に入った途端、様々な声が響く。しかしその声の主は姿を見せない。
「ただいま、みんな。デートルはいる?」
「はい、ここに」
もの静かな声と共に闇から滑り出たのは黒髪に細い眼鏡をかけた青年だった。柔らかな笑顔でレゾンの背後に手を伸ばす。
「幽霊学校へようこそ。わたくしはデートルと申します。貴方は?」
「デートル、彼はまだ名無しなんだ」
そしてレゾンはデートルに何か囁いた。デートルは小さく頷いて背後の闇にまた溶け込む。
「彼には君の部屋を用意してもらうよ。案内役をしてくれる人はいるかな?」
『あたしがやる』
「君がやってくれるとは珍しいね。頼むよ、花子さん」
小さな蝋燭を持った少女が現れた。よく言うようなおかっぱ頭ではないが、ショートカットに鋭い目つきはまるで少年のようだった。
「あんたも名無しなんだね」
『今、花子って…』
「あたしは自分の本名が思い出せないんだよ。ここのトイレの地縛霊だからそう呼ばれてるだけさ」
『名前がない…思い出せない……』
名無しの新入りは小さく呟いた。彼も記憶を失っていたのだ。
「七つに紫でナナシ。そう呼ぶよ。ここじゃ名前がないと面倒なんだ。あんたの紫の瞳は綺麗だし」
その場にいたあやかしは揃って歓声を上げた。七紫を仲間と認めた証だ。闇の中、その歓声は中々止まなかった。こうして満月の輝く秋の夜、七紫は幽霊学校の一員となった。
第2話《幽霊学校、ご案内》
「靴箱の中は小人族の家。そこら辺にある梯子は彼らの道だから倒さないように。そこが一年の教室。一組から七組まであるけど二組は空き部屋」
階段の踊り場で足を止める。そこにあるのは古い大きな鏡だった。
「ミーラ、新入りの七紫だ。仲間だから脅かすなよ」
『ハァイ、わかりました花姉様』
「今のが幽霊学校でも有名な悪戯好きの一人、鏡の精霊ミーラだ。彼女の悪戯で白雪姫って昔話が出来たらしいね」
『あっねきぃ~!!』
元気な少年の声がした。階段を駆け降りてきたのはレミと8歳ほどの少年。さっきの人間を脅かした二人だ。
「レミ、ロト、もうちょっと大人しくしな。七紫、悪戯四天王のレミとロトだ」
「…クス」
「「あ~笑ったぁ~」」
二人は七紫を指差し、声を合わせて叫ぶと走り去った。今のことを学校中に広めるのだろう。
「あんたいつもそうやって笑うわけ?」
「何か…悪かったか?」
「いや、もうちょっと声出せばいいと思っただけさ。行くよ」
歩きだしかけた花子の足が止まる。いつの間にか目の前に長身の男が立って道を塞いでいた。
「何の用?そこ退きな、ジェイド」
敵意を剥き出しにした声。七紫は目の前の男の異常な妖力の高さを感じた。微笑みを浮かべてはいるが、目は冷たい。
「新入りクンを見に来たのさ」
その声もとても冷たい。幽霊学校に着いて以来、一度も抱かなかった感情が頭をもたげる。
―――怖い。
第3話《傍観者・ジェイド》
ジェイドは見下ろすように七紫を眺めて微かに笑った。死神の鎌に似た微笑み。思わず後退りながら七紫は思った。本当に彼は死神なのかも知れない。自分は今、死神に魅入られたのかもしれない……。
「新入りクンにアドバイスを一つ。俺の一族に出会っても関わるな。関わってくる者は敵味方関係なく殺す、もしくは死よりも恐ろしい地獄に堕とす。それが俺らの宿命だから」
「あなたは…何?」
「俺か?……俺はな、新入りクン。死神にすら忌み嫌われた憐れな魔物なのさ」
ジェイドは笑いながら去っていった。
「悪かったね、あいつはジェイド。レゾンとはたまに話してるけど、よくわからないヤツだよ。一度話したとき、自分のことを『傍観者』って言ってたけど……。本当に何にも関わろうとしないんだ。いつも横から見てるだけさ」
「傍観者…」
辛くはないのか。そう思った。ただ見ているだけで、自分は世界の外にいる。それが辛くはないのだろうか。人も妖も心は等しい。彼だけが違うはずはないのに。
「七紫?」
気がつくと花子はもう廊下の端にいた。慌てて追いかけながらも、七紫はまだ考えていた。
(俺は辛かった。記憶がないのが、自分の世界を失ったのが、堪らなく辛かった…。だからここに……)
七紫は思い至って目を見開いた。
(あの人も心の何処かが痛いから、だからここにいるのかもしれない……。だけどあと一歩が怖くて入りこめないのかもしれない)
脳裏に焼き付いたジェイドの笑みが、淋しく見えて仕方なかった。
プロフィール
No.2 花子
おかっぱではないが、ショートカットのボーイッシュな少女。イジメが原因で死んだこと、そのイジメに自分の本名が関わっていたこと以外全く覚えていない。4階トイレの地縛霊のため、学校の敷地からは出られない。
好物:静かな場所
嫌いなもの:田中
趣味:悪戯四天王の観察
No.3 ジェイド
正体、年齢、全てが不明。碧の瞳に明るい茶髪。口癖は「俺はただの傍観者」。わりと軽い性格。レゾンと仲がいい?
好物:音楽(なるべく明るい曲)
嫌いなもの:自分の髪の色、クラシック、音のない場所
趣味:新曲の試聴
コイルス・ファンタジー
「サイコメトラーってのは・・・どっちかというと戦闘向きなんだよっ!」
「がっ・・・」
「・・・妹二人。一人はミズキ。二人目はミズナ。ここに来た理由は、ミズキの仇をとることと、ミズキの因子が入ったリオンを完全に覚醒させること。・・・危ないな。こいつ、因子を別の因子に変えることもできるみたいだし。今読みとれたのはそんだけ。これが限界。ただわかるのは・・・リオンの催眠を解くこと。イオンは?」
「やってるんだけど・・・ガードが固い。解くにはもうちょっと時間がかかるかも・・・夢の中に入って中断したいんだけど、周りに防御壁みたいなのがあって入れないんだよ!それにっ、それにっ・・・」
イオンは珍しく半泣きで言う。
「姉さんの記憶のデータが次々に消去されていくんだよぉ!いくら妨害しても止まらないし、消えるスピードがとんでもなく早いんだ!このままじゃ、姉さんが・・・」
「ただの、抜け殻になっちゃうよ・・・」
「止められないのかよ!?」
「止めてるって言ってんだろ!?妨害はしてるんだ!でも、あと20分が限度だ!早くしないと姉さんが抜け殻になって、完全なミズキに覚醒する!!」
三日月さん>
はじめましてですね。駄作を書いているかなという者です。呼びタメでいいですよ。
いつも本当に面白く読ませてもらってますが、緊迫感があって楽しいです。続きを楽しみに待っています。
第4話【親友】
「これで一通り案内したね。見てわかったと思うけど校内に住んでるのは結構少ないんだ。大概近くの山とかに住み着くから。ここはいわゆる〈たまり場〉なのさ」
花子の説明に小さく頷く七紫。今日覚えられたのは花子、音楽室の三つ子の幽霊(ミソラ・レミ・ララ)、デートルだけだ。他は顔は覚えたのだが名前と一致しない。
「基本的に大きな争いを起こさない限りは好きに過ごしていい。もしそういうことをした場合はデートルに罰を受ける。あいつはああ見えてかなり怖いから気をつけろ」
それだけ言って立ち去ろうとする花子に、七紫は小さく呟いた。
「ありがとう」
「…別に礼を言われる様なことはしていない」
ふわりと消える花子。七紫はとりあえずデートルを探して部屋を聞こうと思い、振り向いた。その時だ。
『ォ~ィ』
微かな声と共に遠くで砂煙を上げるモノ。物凄いスピードだ。それはあっという間に七紫の前に来た。
「き、みが…しん、いりの…なな、ゲホッ、し、くん?」
ゼェゼェと荒い息をつくのは犬の耳と尻尾を持った15、6の少年だった。
「俺は人面犬と狼人間の混血。俊って呼んで☆。いや~、ビックリしたよ。気晴らしに名古屋の高速走って人間脅かして遊んでたらさぁ、ジジィが新入りが来たっていうじゃん?最速で走って戻ったら息きれちゃた」
ニカッと白い歯を見せる。
「よろしく(^皿^)」
こいつが後に親友になる俊との最初の出逢いだった。
レッド・ロッド
「たいくつだなー」
「戦争でも起こしてきましょうか?」
「お、いいな、それ☆」
リューズがキアヤの提案に飛び起きる。
「シヴァぁ、いい?」
「構わない。俺も行く・・・暇だしな」
「シヴァさんが行くなら俺も!クロナも来るか?」
「あ、うん・・・戦争って、大量殺害のこと?」
「そう。チャーム一族はずっと頭を痛めてたんだってな。しょっちゅうだったし」
「切ったりするんだよね。武器は?」
「武器は、アクセサリーに模してるんだよ。お前やバレットだったら、ネックレス。シンとリューズとキアヤはピアス。俺とジンはブレスレット」
「で、ですね。俺が大剣で、バレットは銃。ライフルもあり。リューズさんは爆弾、シヴァさんは刀、シンさんはチャクラム、ジンさんは槍ってとこですかね。クロナさんは武器使ったことないって聞いたんで、素手ってことになってますけど」
「いいよ?人殴り殺すの好きだから」
レッド・ロッド
「な、キアヤ」
「なんですか?リューズさん」
「クロナってさ、妙にわくわくしてね?」
「そうですねー。珍しいです。バレットさんでも前まではびくびくしてて驚かしがいがあって可愛かったですけど」
「まぁ・・・ん?な、シヴァ、このへんでいい?」
リューズがみつけた人溜まりは、都会中の大都会、ニューヨークのど真ん中だった。
「ぁぁ・・・腹減った・・・誰か早く始めろ」
「じゃ、俺がやるよ」
ジンが爽やかに言うと、タタっと真ん中に立つ。
「キーの構成員は・・・と。あ、いるね。よし・・・!」
ジンはブレスレットを握る。
そうすると、みるみる赤い光が指の隙間から見え始めた。
「俺の武器・・・レッドランス。血の花を咲かせろっ!」
見るからに重量感のある槍を、ジンは片手で軽々しく振り回した。
「きゃあぁぁあぁぁ!!」
誰か分からないが、黄色い女の悲鳴が響く。
これから、ひとつの大きくも小さな戦争が始まった。
どうもです。 今書いてる『紅色学園』は止めさせてもらいます。
勝手でごめんなさい泣 なんで新しい小説を書こうと思っています。
えっとー、題名はー・・・『桜の木の下で』です∀ 題名からそれてったらごめんなさい汗
【桜の木の下で*登場人物】
《飯嶋ナギ/女/14歳》
ネットにはまっている普通の女の子。
あるサイトで知り合った男の人に惹かれる。かなりの鈍感。
《境悠太/男/17歳》
ナギの幼馴染。本当はナギの姉の彼氏の友達。
ナギの事が好きだけどナギは鈍感なので気づかない。
《新/男/?歳》
あるサイトでナギと知り合う。話していくうちにナギに惹かれる。
最初は年齢不明だけどナギだけに教える。
【桜の木の下で*プロローグ】
ごめんね。
そうしか言えない。
色んな人に迷惑をかけて。
なのにあたしは自分勝手な事ばかり。
あたしは悪い子だ。
でもあなただけはあたしを受け入れてくれた。
感謝してるよ。
『俺はどんなナギも好きだ』
その言葉にあたしは救われたよ。
初めまして~♪感想専門で書かせて頂こぅと思ぃマス☆ょろしくぉ願ぃします☆
珠杏>
来たょ~♪
ぉおッ!新作だッ☆
鈍感ナギちゃん…(違ぅ)今後の展開が楽しみだぁ♪
第5話【七不思議】
「でさ、七紫!ここの七不思議聞いた?」
いきなり呼び捨て。七紫は面食らいながら首を横に振った。
「じゃ、話してやるよ。北山第三中学七不思議を」
俊が語りだしたのはこんな話だった。
北山第三中学はなんのいわくもないただの空き地に建てられた。墓地だったり戦場だったりしたわけじゃない。ところが何故か異様に霊力の高い土地だったのだ。だから最初の事件の被害者が幽霊になったのも、無理のないことだった。
――壱の不思議――
それは北山第三中学の最初の生徒が卒業するまで、あと半年という時だった。A子の斑はくじ引きでトイレ掃除の担当になり、4階のトイレを掃除しに来た。
ジャー ジャー ジャー
水を流す音。洋式トイレの個室に誰かが入っているようだった。
「あんなに水流さなくてもいいのにね」
「お腹壊したんじゃない?B、他のとこから掃除しよ」
同じ斑のBとそんなやり取りをして、その時は普通に掃除を始めた。しかし10分以上が経ったというのに、水を流す音は止まらない。
ジャー ジャー ジャー
「おかしいよ、A子!だって呼んでもなんの返事もないんだよ!?」
臆病なBをなだめながら先生を呼んだ。A子も明らかにおかしいと思ったし、言いようのない不安を感じていたのだ。
「いいですか?開けますよ!」
先生が個室のドアをこじ開ける。そしてその向こうにいた…いや、そこにあった物を見て、3人は床に座り込んだ。
便器にもたれるようにして倒れる少女。その手首は力無く垂れ下がり、うなだれた首からは大量の血液が流れていた。水を流すレバーにかかった腕が、いつまでも水を流し続けていた。
それからそのトイレには少女の霊が現れるようになった。何も言わず、ただじっとこちらを見つめる少女の霊が………。
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