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オリジナル小説掲示板

2009-02-26 開始

小説を書きたい人のためのトピ

No.作成者
2007-07-05 20:04:45

・・・なんて言ってますけど、皆で小説を書こう(考えよう)!ってトピです。
ここでは1人が1つの小説を考えるのではなく、きてくれた人皆で1つの小説を完成させていきます。
小説が書きたいと思っている方、ぜひここで小説を書きませんか?

No.961
2008-08-21 17:52:38

実希>
へぇ~、校内習字大会みたいなのがあるんだぁ!!
習字が好きな人はいいかもしれないけど…
習字が嫌いな人は最悪かもしれないね…ι

瑠璃>
瑠璃は絵が嫌いなんだ!
へぇ~、意外だなぁ~(°。°)
私の頭の中の瑠璃のイメージは絵を描きまくってる感じなんだぁw

No.962
2008-08-21 18:02:14

*第八話*

「あたしは人権と選挙…どっちにしようかなぁ??」
毎年、あたしは人権と選挙で迷う。
「心、どうしたのッ?」春奈が声をかけてきた。
「実は…人権と選挙、どっちにしようか迷ってるんだぁ」
「そうなの? じゃぁ、春奈が決めてあげるッ」
春奈はニコニコ笑いながら言った。
「どちらにしようかな、天の神様の言うとおりっ!!」
なんだかんだで、決まったみたい。
「決まったよ!! えっとねー…人権!!」
…と言うことで、人権に決定しましたぁぁ!!!
「みんなぁ、1枚目は決まったかぁ??」
「は---い」「じゃあ…グループを決めろぉぉ」
先生が言った瞬間、たくさんの人があたしの周りに寄ってきた。
もう、嫌だぁぁあ―――!!!

*続く*

No.963
2008-08-21 18:13:14

第11話

高校にて―――…。
『苺っ。クラス見にいこ??』
私達は高校についた。寮から10分ぐらいのところ。案外近いな。
『うん!晴香チャン、同じクラスだといいねっ☆』『うん。この高校は3クラスだから、分からないけど…。』
『はーるーかー!!ひーさーしーぶーりー!』『はるか。よっ。』
可愛い女の子と、亮輔より断然カッコいい男の子が来た。誰だろ??
『麻衣!啓太!ひさしぶり!あ、そうだ。今日からこの高校に通う、木之本苺だョっ☆私と寮で同じ部屋♪』『あ、苺チャン宜しくね☆』『苺さん宜しく。俺は因みに麻衣の彼氏。』
へぇぇ~…。可愛くて、カッコいいカップルだぁ…。麻衣ちゃんと…啓太クン…か。
『あ、麻衣チャン…と啓太クン宜しくお願いします。あ、呼び捨てでいいよ。』『気軽に話し掛けてね☆私の事も呼び捨てでいいよ!』『俺の事もOK。』
なんか、晴香チャンの友達って…。いい人ばっかりだ!(感激
『じゃぁ、クラス見にいこ!』『行こう行こう!』
晴香チャンと麻衣チャンは先に行ってしまった。いまは啓太クンと二人きり。
『晴香。可愛いでしょ。俺の初恋の相手なんだ。でも、あいつは将也のこと好きでさ。俺は諦めた。その後、麻衣から告白された。元から麻衣の事はちょっと気になってたし。付き合うことにしたんだ。とにかく、晴香の事も、麻衣の事も宜しくな。』『はいっっ!啓太クン、麻衣チャンとクラス一緒だといいね!』『なんで敬語なんだよ(笑)そうだな。俺、麻衣の事今じゃ、本当に大好きなんだよ。』『じゃぁ、また、帰りとかにあいましょう!』
そして、啓太クンとクラスを見に行った―――…。

No.964
2008-08-21 20:38:19

風華>
苺チャン、可愛いね♡
いつも小説を見るたびに、萌えちゃうんだよぉぉ

ホントに晴香チャンの友達はいい人ばっかりだねw
羨ましいなぁ~

No.965
2008-08-22 08:49:22

*第九話*

「心チャン…一緒に描かない?」「ココロ様ぁ…一緒に描きません?」
「ココロー、ウチらと一緒に描かない?」「心…俺と一緒に描こうぜ!!」
あぁ…うるさい…。春奈ぁ…愛澤ぁ…助けてェェ!!!
「ッ!?」誰かがあたしの手を引っ張った。
引っ張った人を見ると…愛澤と春奈だった。
「「俺らはこの3人で描くんで♪」」
うぅっ…、ありがとう!! 春奈、愛澤!!!
「おい、拓ー…、心を横取りすんなよー」
「もう前から決めてるんで♪ な、春奈!!」
「うん♪ 俺らはずぅーっと前から決めてるよぉぉ??」
「そ、そうなのか…? 心…」
いつ決めたか分かんないよぉぉ!!! でも、一応…決めたって事で!!!
「う、うん! 前から決めてたんだ!! みんな、ごめんね!!?」
あたしが言うと、みんなが離れていった。
よかった、よかった♪

続く

No.966
2008-08-22 13:28:37

ひよこ>>
心ちゃん大人気だねぇ♪

ぅちも人生モテまくりの日がぁっても困らなぃなッ(●´艸`)´艸`)´艸`)

風華>>
ぅちゎ春奈ちゃんが好きだなッ
だって何か超ヵヮィィもんッ(●´Д`)**£оvё**(´Д`●)

ちなみに【元琉璃】デス(●>∀<●)ィェ━ィ★彡

編集:2008/08/22 13:40:51

No.967
2008-08-22 13:40:16

――第2話――
キーンコーン―――…
「「ギリギリセーフッ」」
「優馬こぐの遅いんだからッ」
「しょうがねぇだろ!1人分重いんだよ!自分で乗れよ!」
「だって自転車乗れないんだもん!!」
「お前何歳だよ…」「うるさ―――「優馬くーーーんッ」
「おはようッ」「優馬くんッ」「遅刻寸前だよぉ??」
私の声はこの【優馬ファン】にかき消された。
ってか朝っぱらからなんで元気なんだこの人たちは…
確かに優馬はカッコイイけどココまで騒がなくても…
「みんなおはよう♥昨夜はよくねむれた??」
『キャーーー♥♥♥!!!』
「超眠れたぁッ」「ぐっすりだよぉ♥」「でもぉ優馬くんのこと考えてたら眠れなかったぁ!」

こんの……!!!
優馬のバカーーー!!

私との態度と全然ちがうじゃないッ!!!
バカッ!!!
私…寂しいんだから―――…

No.968
2008-08-22 14:29:59

第12話

『いーちーごーぉぉぉ!!キャァァァーーー』
晴香チャンがいきなり私を見つけるなり、抱きついてきた。
『な…なに??どうしたの??』『おい!晴香!落ち着け!いきなりは危ないだろ!』
啓太クンが晴香チャンを引き剥がした。
『やった!やったぁ!苺一緒のクラス―――!しかも、啓太も麻衣も!こんな運命あるのか!』『う…、うそ。啓太クンも麻衣チャンも??』『けーいーたーー!いちごー!晴香から聞いたでしょ?やったね☆』『麻衣!よかったぁ…。』
う…、うそーーー!!啓太クンと麻衣チャンと晴香チャンと一緒??やっっったぁぁぁァァァーーー!!!運命だー!
『でも…ね、苺にちょっと残念な報告が…。』『『『なに??』』』
声を合わせて聞いた。私にとって残念な事?なんだろう…。
『実は………亮輔と将也も…一緒なん…だけ…ど。』『………。』『『え??苺って、亮輔と将也と友達??』』
―――………。ありえるの…??な・ん・で!亮輔と一緒のクラスなの!?はぁぁ…。
『なんで、あんな奴と友達なのよ!嫌ぁぁぁーーー!!』
思わず叫んでしまった。啓太クン&麻衣チャン&晴香チャンは、若干驚いている。しまった…。
『あ、驚かして…ゴメンネ??』『『『あ、大丈夫…だけど…』』』『ま、とにかくクラス行こう~!』
晴香チャンが言った。あぁ…。これから亮輔との、バトル(?)が始まる…。

No.969
2008-08-22 14:37:30

ひよこ>そぅなの。習字嫌ぃな人にUたら、もぅ地獄みたぃなモンだょねー・・。そぅ、私にしてみればッ!(嫌いなのヵよ!
でも、一応習字ゎ習ってるんだょ?なんヵの賞も貰ったコトぁるU・・(なのに嫌ぃ。。
正直言って、男子とヵがギャーギャーうるさぃから、集中できなぃンだょねw。(おい

ぁと、改名Uました♪元実希です☆

No.970
2008-08-22 14:50:06

~第13話~

クラスにて―――…。
ザワザワ…。なんか私見られてる…ような…。
「苺。見られてるけど気にしないで。大丈夫だよ。私達が居るよ。」「あ、うん。ありがと…。」
ひと、あたりを見回した。亮輔と将也クン何処に居るんだろう…。……あれ??なんで私亮輔のこと探してるの??
「どした??誰か探してるの??」「あ、別になんでもない。」
晴香チャンに気づかれてしまった。危ない危ない…。ι
「苺の席はココ。私の席はココ。麻衣の席がココで、啓太がココ。」「「「あ、ありがと。」」」
隣の席(右)には啓太クン。ななめ前には晴香チャン。啓太クンの右となりは、麻衣チャン。皆近い!やったぁ☆
ガラッ。ドアが開いた。入ってきたのは、亮輔と将也クン。げっ。来たよ…。
「亮輔様~将也クン~♥♥」
な…なんだこの人たち…。亮輔様??なに言ってんだ??
「やぁ。諸君。今日も可愛いな☆今日も頑張ろう!」「はいー!」
「あ、苺気にしないで。この人達は、亮輔と将也のファン。」「え、ファン居たの??」「まぁね。亮輔と将也はこの学校じゃ有名だョ。」
そうだったんだ―――…。どこがいいんだか…。ってか、さっきの亮輔キモッ!

No.971
2008-08-22 20:17:37

☆第14話☆

ガラガラッ。先生が入ってきた。眼鏡を掛けた、おじさん系の男の先生。優しそうだなぁ~…。
「苺、このクラス最悪だょ。担任が梅掘とかありえないし。梅掘は、案外優しいけど、なんか時代に着いていけてないし。時代が古いんだョ。言葉遣いとか。この先生の事は皆嫌いだよ。」
と、晴香チャンが教えてくれた。みんな嫌いなんだ…。そうには見えないけど…。
「うっわー最悪ー。なんで担任、梅掘なん?ありえねぇー。」「ギャーギャ―ギャー」
うっそ。担任に向かって、そんな口聞いて言い訳!?勇気あるな。この人たち。
「静かにしろ!とにかく、皆も知ってる、梅掘である。宜しくでござんす。(笑)っと、その前に―――。木之本苺さん。来て。」「え、あ、はい!!」
私は梅掘先生に呼ばれたので、クラスの前に立った。
「新入生の木之本苺さん。仲良くしてやってくれ。」「よ…宜しくお願いします!」「「「ひゅーー可愛いじゃ~ん☆」」」
クラスの皆がそう言った。可愛いって私が…??
席に戻って今気が付いた―――…。よく思ってみると、隣の席が亮輔…。その隣が将也クン…。………りょ…亮輔が…となり??えっっっえぇ―――!!!???最悪…。一気に私は青ざめた。なんか今日の私はおかしい。亮輔って名前ばっかり発してる。亮輔の事気にしてる。変な私。

まだ気が付かなかった。これが初恋だと―――…。

No.972
2008-08-22 21:41:00

風華>>
キャww
苺ちゃん亮輔に恋Uちゃぅのッ??

テンション↑(●^Д^●)乂(●^Д^●)↑

No.973
2008-08-23 13:15:20

登場人物②
●北川ミホ miho kitagawa ♀ 中1
甘奈の友達。かなりの美少女。でもナルシスト。

○新谷勝利 katsutoshi shinya ♂ 
甘奈のクラスの担任。

編集:2008/08/23 13:21:01

No.974
2008-08-23 13:29:06

――第3話――
「甘奈ッおはよう♪」「ミホー!!おはよッ」
ミホは私の友達です。でも…
「あぁ♥今日も優馬君カッコ良かったぁ♥ねッ♥」
ドキッ
皆サマお気づきかと思われますが。。。
ミホゎ優馬の事が好きなのです。
「私くらいカワイかったら告っても絶対OKだよねぇ♥」
「う…うん。ミホカワイイし、絶対イケるよ!!」
「だよね♥でも甘奈いいよねぇ…いつも2ケツして学校来てさッ」
「う…うん。家近くて親同士が仲良かったから…」
「…取らないでよ??」「わかってるって…」
ミホに本当のことなんて言えない。それにミホはカワイイけど私なんて…
「今日の優馬君寝癖付いててカワイかっ――「おーい。甘奈ちーゃん!!」
クラスの男子が話しかけてくる。
「何??」「ミホちゃんってさぁ彼氏いんの??」
何よ…ソレくらい自分で聞けッ╬
「自分で聞けば??私知らないし。」
「ちぇッなんだよ!!ブスはブスなりに愛想くらいよくしとけっつーの!!」
わかってるんだ。
私と優馬じゃ釣り合わないって事くらい―――…

No.975
2008-08-23 22:31:31

紗姫>何ヵ、女同士の争い(?)みたぃだね・・てヵむしろ、優馬の取り合い?笑
優馬ゎどっちを選ぶンだろ~?(気が早ぃ

No.976
2008-08-24 21:09:53

~第15話~

「お~い、聞け!今日はこれで終わりにする。後は、始業式で終わりだ。連絡だが、明日はさっそく学年最初のテストを行う。1年の復習だ。勉強しておくように。後、今回は合格点が……95点以上だ。取れなかった生徒は、夏休みまでに合格するように。以上。始業式へいってらぁ~」
うっそ。いきなりテスト!?しかも合格点95点!?高いなぁ。私高1ってあんまりマジメに勉強してないからなぁ~…。皆は始業式へ行くために、体育館へ向かった。私は晴香チャンと麻衣チャンと啓太クンと向かった―――。

そして今は始業式の真っ最中。校長先生の話。私はあまり話を聞いていない。ちらっと男子の方を見ると、将也クンは寝ている。つくづく可愛い…。その隣には亮輔が…。真剣に話を聞いているようにも見えるが、時々あくびなどつまらなそうにしている。私の隣の晴香チャンと麻衣チャンも話をしている。って、私ってば、なんで男子の方を…。しかも亮輔の事ちょっとガン見してたカモ…。
そして、無事に学校は終わり、寮へ帰った―――…。
晴香チャンは、ちょっと出かけるといって、出掛けてしまった。
うぇ~ん。なんで一人!?その時―――………。コンコン。ドアをノックされた。誰??ドアを開けたところ―――…。
亮輔が立っていた。なんで?なんで亮輔が??
「ちょっとぃぃかな。晴香出掛けたって聞いたから。将也も出掛けてて。」「あ、別にいいけど…。」「そぅ。ありがとう。」
その時の亮輔はとても優しくて、笑顔が可愛いと思った。
この後、私は自分の気持ちに気づいてしまう―――。

編集:2008/08/24 21:15:44

No.977
2008-08-24 21:24:43

♪第16話♪

「あの…さ。いきなりなんだけど、晴香の好きな人知ってるよな?実は…この間聞いたんだけど、将也も晴香のことが好きらしい。」「え。嘘!そうだったんだ―――。やっぱり、そう思ったんだ。晴香チャンに告白勧めてみるね!」「あぁ。頼む。」
やっぱり。今日の亮輔はおかしい。優しすぎる。調子狂う…。
「亮輔?どうかした?昨日より全然優しいし、今日学校で全然話さなかったよね??」「ん?別に何も無いよ。」
そう亮輔は笑った。やはり、今日の亮輔は将也クンぐらい可愛い。って私変態ジャン!
「そっか。何も無いならいいんだけど…。なんかあったら私に話してね?なんでも聞くよ。」「じゃぁ…さ。苺は好きな人…とか居る??」「え……いない…けど。亮輔…恋したの…??」「ん。まぁね。俺の近くに居る人に。」
近くに居る人?誰だろう。って、本当に恋したの!?晴香チャン?近くって…。
「誰にも言わないでよ。俺と苺の秘密だ。」
そう笑い言われた時、思わずドキッとした。その理由―――、
好き。亮輔が好きだよ。
私は自分の気持ちに気づいた。今まで、亮輔のことを見てたり、亮輔とたくさん、言ったり…。それは亮輔が…《好き》だから。さっき亮輔に好きな人は居ないって言ったばかりなのに―――……。
「じゃぁ、もうぃぃゃ。帰るね。おやすみ。また明日な。」「あ、おやすみ…なさい。」
亮輔が帰って10分後晴香チャンが帰って来た。そして、晴香チャンにも話そうと決意した。

No.978
2008-08-25 13:50:04

*第十話*

「春奈、愛澤…ありがとう」
それを言った瞬間、愛澤がこっちを向いた。
「心は甘い!!!」
「え?」「俺らが助けてやんねーと、何もできないんだから」
「だ、だって…。」「これからは『あなたとは描きません』って言えよ??」
「でも…。」「???」
「---…い…よ…。」「え、心…今なんて言ったの?」
「…怖……い…よ………」もう…あの時みたいには、なりたくない…。
もう、嫌なの…。
「…まだ、あの時の事…覚えてるのか?」「…うん……。」
「愛クン…あの時の事はそう簡単には忘れられないと思う…。
ハートが傷つくと…そう簡単には治らないよ」
あたしは、可愛くなる前にいじめられていた。
『ブス』と言う理由で---…。

続く

No.979
2008-08-25 15:18:38

心チャンいぢめられてたの??可愛そう…。

なんか、皆宛の返信ができなくてごめん。

No.980
2008-08-25 15:36:52

~第17話~

「ただいま~って…。苺どした??さっき亮輔出てったけど、亮輔となんかあった??私に話してみな??」
晴香チャン…。私の異変に気が付いてくれたんだ…。もぅ話そう…。晴香チャンも話してくれたんだし。私も話さなくちゃ。
「ぅん…。まぁね。恋バナ?してた。で………。今日の亮輔おかしいよ。優しすぎるもん。でさ………晴香チャンに話したいことがある。」「亮輔が優しいなんて事はめったに無いんだけど…。おかしいな…。で、苺。話したい事って??」
もぅ全部話す!私の事全部話す。ついでに、将也クンの事も…。
「あの…ね。私―――………。亮輔が《好き》。」「………。ぇ………えぇーーー!!???う・・・うそ!?苺が??亮輔を好き??」「ぅん。今日の亮輔めちゃくちゃ可愛かったし…。日常では、きっと実感してなかったけど、カッコいいって思ってたのかも。もう自分の気持ちに嘘はつかない。亮輔が好き。大好き。」「苺―――…。」
私は決意した。これ以上好きにならないうちに、告白をする。これ以上好きになったら、告白ができない…。今週の日曜日告白をする。今日は金曜日。
「晴香チャン。私今週の日曜日に告白する。だから、晴香チャンも将也クンに告白して。一緒に報告しない??」「え…。ぅん。私も将也が大好きだから。告白する。一緒に報告しよ!」「ぅん!じゃぁ、日曜日ね☆」
私たちは約束をした。散歩にでもいくついでに告白しようかな。
後2日後―――。私は亮輔に告白をするそう決めた―――…。だが悲劇はこの後、告白を控えた、土曜日の夜に起こるのだった―――…。

No.981
2008-08-25 22:04:56

☆第18話☆

翌日―――…。
「苺っ!おきて!学校行こう!」「ぅ~ん…。はっ、ヤバっまた寝坊した!?」「昨日よりちょっと早めに起こしたよ~。また起きないかと思って。」「ありがと~!!」
ゎ~ヤバイ…。また寝坊寸前!危ない…。早めに着替え、私たちは昨日と同じように、食堂へ向かい、亮輔達と朝食を食べた。
「おはよっ!亮輔、将也クン!」「ん。おはよ。」「おはよぉ~」「将也!寝ぼけてないのっ!また先生に怒られるよ!」
将也クンと晴香チャンはなんだかんだ言い合っている。やはり亮輔が優しい。
「ってか、皆同じクラスで良かったよね!今日4人で帰ろう?」「あ、じゃぁ、晴香と将也で帰れば?俺らは、一緒に帰るから…。なぁ苺?」「あ、うん!そうだよ。晴香チャン将也クンと一緒に帰りなよ!」「ぅ…ぅん。将也?それでもぃぃ??」「ん~~??別にぃぃよぉ~。」
って事は―――…。亮輔と2人っきり!?あ、因みに今日は土曜日だけど、半日授業がある。亮輔と2人で帰れるなんて…。夢見たい!ってか、亮輔カッコいい~!
「さ、行こうぜ☆将也!寝ぼけてねぇで、行くぞ!早くしねぇと置いてくぞ!」「ひどいよ~亮輔~待ってよ~晴香~苺~」「ほら!将也早く!」
そして、4人で高校へ向かった―――…。今夜とんでもない悲劇が起こる―――…。

No.982
2008-08-26 18:27:16

*第十一話*

いじめられていた頃のあたしは、弱かった。
みんなに言い返せなかった。
水をかけられても、踏まれても、殴られても、蹴られても…言い返せなかった。
『やめて』って言い返せなかった…。
ただ、『やめて』って言うだけで…いじめられなかったのに…。
たった、3文字なのに…。
「心は今と昔は全然違う。生まれ変わったんだ。
だから大丈夫。もう、昔みたいな事は起こらないから…。」
「愛澤…。」
あたしは零れそうな涙を手で拭った。
「へへっ」あたしは笑ってみせた。
「心~、心は偉いよぉぉ~!!」春奈が抱きついてきた。
「春奈ぁぁ!!」「心ぉぉ!!」
あたしは、この時…気付いた。今までになかったモノを。
これが…友情なんだと気付いた---…。

続く

No.983
2008-08-26 18:55:24

~第19話~

今日の授業は午前だけ。やったぁ☆
「ねぇ~?苺~なんか、俺の友達が苺紹介してって言ってるんだけど~どうすればいい??」
10分の休み中、将也クンが話し掛けてきた。
「あ~別にいいよ~??誰?その人。」「あそこの人。」
将也クンが指差した先には…。あ、あの人、学校で有名なイケメンだ。ってかなんで私?
「苺チャン。初めまして。俺、倉野 龍夜って言うんだ。ちょっと苺チャンに興味があって。将也が知ってるって聞いたから…。宜しく。」「あ、木之本苺です。宜しくお願いします。」
チラッと亮輔の方を向いてみた。すると、なんか不機嫌そうな顔をしていた。あぁ。亮輔完璧怒ってる…。しかも私ガン見されてるっ…。
「あ、じゃぁ、用事あるんで失礼しますっ!」「あっ苺チャン!」
呼ばれた気がしたけど、私は無視して、席に戻った。すると、
「おい。誰だよあいつ。知り合いか?あんまり、気安く見知らぬ男と話すなよ。お前何喋るかわからねぇしな。」「うっうるさいな!別に私が誰を好きだろうと勝手じゃん。」「お前、あいつ好きなんだ?確かにカッコいいと―「違うよ!!私はほかに好きな人が居るの!」「は?お前この前好きな人いねぇって言ってたじゃねぇか!」「その後好きな人ができたの!もぅほっといて!」「あぁ分かったよ。ほっとくわ!」
あぁ…。言い過ぎた…。言ってから後悔する私―――…。
そして、今日はそんな感じで授業は終わった―――。あ、今日亮輔と帰るんだっけ。気まずいな。まぁいいか。
この後、色んな質問をされると分かっていたものの、あそこまでとわ思ってもいなかった…。

No.984
2008-08-26 19:13:19

第20話

「苺。帰るぞ。」「う…うん!」
私たちはいつも通りの道で帰った。帰り道―――…
「なぁ。好きな人って誰だよ。」「そ、そんな事教えられるわけ無いじゃん!」「俺に言えない人?苺の近くに居る人?」「もぅ!誰でもいいでしょ!」「俺はよくねーんだよ。教えろっ!」「分かったよ。でもまだ後少し待って。そうしたら教える。」「なんで?今じゃダメなのか?」「うん。まだ先にして。絶対教えるから!」「ふぅ~ん。」
何。亮輔質問しすぎ!教えるって言ってるのに!分からない人だなぁ…。
そして、寮に着いた。良かった。
「ただいま~☆あれ?まだ帰ってきてない。」
プルルル。あれ?携帯がなってる。誰?あ、晴香チャン…。どうしたんだ?
《ゴメン!将也に告白されちゃった☆見事、カップル成立~☆》
まぢ!?将也クンから…。そんなことするキャラに見えないのに…。
《そっかぁ~☆良かったね☆私はちゃんと明日するよ♪》
《了解~♪頑張ってネ☆》《いつ帰ってくるの??》《ん~夜になるかなぁ~8時には帰るよ☆》《分かった~♪待ってるね☆》《は~い☆》
そっかぁ~デートしてくるんだね!いいなぁ~…。プルルル。またメールだ。《俺。晴香から教えてもらった。夜6時に部屋行ってもいい?》
ちょっと!晴香チャンひどい!
《ん~晴香チャン、8時ごろだからいいよ!将也クンと結ばれたって!》《そ!そうなんだ!分かった。じゃぁ、6時ごろ行く。》《はい。》
6時か…。ってか何だろう…。
そう、これが悲劇だったんだ。信じられない出来事が―――…。

No.985
2008-08-27 15:22:04

*風華*
信じられない事!?
苺チャンどぅなっちゃぅの???

No.986
2008-08-27 15:26:54

*第十二話*

「…ぉぃ、友情ごっこはやめようぜ…。」
「「なんで?」」「だって…恥ずかしいし…///」
「あ、そっか♪ みんな、注目するもんネ」「///」
あぁ…、あたし…馬鹿だ…。
みんなの前で友情ごっこなんで…最悪…。
「お~い、グループは決まったかぁ?」「はーい」
「じゃぁ…始めはグループで描かないから…自分の席に着いて、1人で描いてろぉ」
みんなは先生の指示に従って、絵を描き始めた。
それに続いて、あたしも描き始めた。
-2時間後-
「先生ー、描けましたぁ」「じゃあ…描けた奴は提出しろぉ」
「先生ー、描けました」「先生…描けた」
次々に描けた人が絵を前に提出していた。あたしは…後ちょっと。
「完成ッ☆」出来上がった。結構、いいかも?
「先生、描けました」はぁ~っ、疲れた…。
この後はグループで絵を描くんだぁ…。

続く

No.987
2008-08-27 15:31:48

――第4話――
「甘奈ぁ帰るぞぉ!!あと10秒ーー!!」「ちょっと!!10秒って短すぎでしょ!!」
「じゅーーきゅーーはちーーななーー…」「アンタ!聞いてんの!?」
「ろくーーごーーよんーーさんーーにーーいちーーゼローー!!タイムアップ!!」
「うるさい!!」
なんなんだ!!アイツ!!
ちょっとかなりカッコ良くてちょっとかなりモテるからっていい気になるなよ!!
「いいなぁ…甘奈は口げんかなんてできる仲で。」
ミ…ホ………??
「やっぱり甘奈はアタシを裏切るんだね。」
「そんなッッ裏切るとかッ」
「アタシがいなくなったら甘奈友達いないよねェ??だって…ブスだし??」
ミホ…なんかいつもと違う??
……怒ってる??しかも本気…で……??
「そんなッ優馬はそんなんじゃないから!!」
「そっかぁ♥良かったぁ♥優馬君はアタシくらいカワイイ子とじゃないと釣り合わないよね♥」
「そう…だね。」「もちろん甘奈とも釣り合ってないしね??」
「わかってる…って…。」

始めて感じた感覚…
ミホが…怖い…

No.988
2008-08-27 15:33:36

*ひよこ*
心チャンも素直になりなよ??
本当は…
友情ごっこしたいんでしょ??(黙れ!)

No.989
2008-08-28 15:30:45

紗姫>>
ミホちゃん…怖いね…ι
甘奈チャンが可哀想だよぉ…。

そ、そんなわけないじゃないですか!!
やりたくなんかありません!!!
(↑心より)

No.990
2008-08-28 15:38:50

*第十三話*

「みんなぁ、描けたかぁ?」「はーい」
「じゃぁ次は…グループで描くんだぞぉ。いいかぁ?」
「はーい」
次の時間はグループで描くんだッ♪ 楽しみー♡
「んじゃ、次の時間でー。またねー」先生は職員室へ戻っていった。
「ふんぎゃ」その後、先生はこけた。躓いたっぽい。
「ん―― っ」あたしは手を上に上げて伸びた。
疲れた…。いつもの場所に行くかッ♪
あたしは『いつもの場所』に向かった。
-『いつもの場所』-
いつもの場所とは…屋上の事。
誰も来ないから…のんびりできる。みんなはここを知らない。だから来ない。
「はぁ―― っ」あたしは寝そべった。
いつも疲れたときはここで空を見上げていた。
いじめられた時もここには誰も来なかったから…ここで1人で泣いてた。
ま、昔の話だけどね。

*続く*

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