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オリジナル小説掲示板

2009-02-26 開始

ポケモン世界の小説を作ろう

No.作成者
2010-05-29 09:22:30

ポケモンの世界が舞台の
小説を作りましょう!
舞台がポケモンの世界なら
どんな物語でもOKです
ただし、ポケモンからの世界から
話が離れてはいけません

No.613
2011-08-09 19:23:41

LINK 316話

「やっとこさ着きましたっとさ!
タマムシシティ~♪」
「ジムです!」

「こんにちわ~です~」
「はぁ~い
今日もいい天気ね
ついうとうと眠ってしまいそうだわ
わたくし、タマムシジムのエリカと申します」
「エリカさん!ジム戦です!」
「…わたくしと試合をなさりたい、と
分かっております
生け花の修行と共にポケモン修行も続けてきたんですもの…
わたくし、負けませんわ!」

「…いきますわよ、キレイハナ!」
「いくです!オンモラー!」
「キレイハナ、にほんばれ!」
「スキありです!
オンモラー!つばめがえしです!」
「キレイハナ、リーフブレード!」
「にほんばれした直後なのに速いですっ!?」
「キレイハナのとくせい、ようりょくそにより素早さが上がってますの」
「そうですか…」
「キレイハナ、リーフブレード!」
「オンモラー!つばめがえしです!」

バタリ

「キレイハナが倒されるとは…」
「タイプ相性で勝ってなければこっちがやられてたです…」

No.614
2011-08-10 09:31:03

LINK 317話

「いきますわよ、フシギバナ!」
「フシギバナっと」
トパーズが図鑑を開く
『フシギバナ、たねポケモン
大きな花びらをひろげ、浴びた太陽の光はエネルギーに返還できる』
「その通りですわ
フシギバナ!」
パチンと綺麗な音を奏で指を弾く
と同時にフシギバナの背中の花が光りはじめる
「させるかなのです!
オンモラー!つばめがえしです!」
「遅いですわ
フシギバナ!ソーラービーム!」
突撃するオンモラーにソーラービームが直撃する
「戦闘不能ですわ」
「…そちらも、です」
オンモラーが倒れると同時にフシギバナも倒れる
「な、なんですか…っ!?」
「みちづれです…!」
「やられた瞬間、攻撃からみちづれに切り替えましたか…
状況判断がよろしいようで…」
エリカは一呼吸ついた後、
「次ですわ、リーフィア!」
「いくです!ピルガロン!」
「出た出た出たっ!
炎タイプっ!
やっちまぇ!ガーネットっ♪」
「はいですっ!」

No.615
2011-08-10 09:51:19

LINK 318話

「ピルガロン!ねっぷうです!」
その声とともにジム内の植物がすべて蒸発していく
「そ、そんな…!?」
「戦闘不能ですっ!」
リーフィアは倒れた
当☆然。
トパーズは思った
「…でも」
相手は草タイプのエキスパート
炎タイプだからといってそこまでうまくいくはずがない…
「…フフ」
…不気味な笑い
「…お気づきのようですね」
心の中を読まれたようでトパーズは少し驚く
「ここからですよ…」
エリカの目つきがガラリと変わる
「私の“本気”は」
その瞬間、ジム内の空気が一変した

No.616
2011-08-10 10:06:19

LINK 319話

ジム内の空気が一変した気がしたがトパーズは思考を再開する
「(何…!?
相手は残り2体
ガーネットはあと4体なんだよ?
さすがにジムリーダーでもこの差を埋めるのは困難なはず…
か…勝てるわけ…)」
「たとえどんな差があろうとも勝てるわ!
いえ、勝ってみせます!!
ジムリーダーの誇りにかけて!」
「ちょっ…//
人の心を読むなっ!バカっ!
いけっ!ガーネットっ♪」
「はいですっ!」
「(思いっきり声に出してたんですけどね…
ガーネットさんも教えなかったのでわたくしも教える必要はありませんか…)」
はぁと溜息をもらしながらそう思う
「次ですわ!ラフレシア!」
ウィーンと図鑑のロード音がする
「ラララ、ラフレシア!?
(あの、世界一臭い!?
っつか、もうすでに臭い…
ギブ!ギブだよっ!)」

No.617
2011-08-10 10:30:41

LINK 320話

「ラフレシア、つるぎのまい!」
「ピルガロン!」
「からの、はなびらのまいっ!」
「…からにこもるです
危ないです…」
「防いだ!?まさか!?」
「反撃です!
ピルガロン、ねっぷうです!」
高熱の風がラフレシアを飲み込む
「戦闘不能っ♪」
「まさか…
ここまで押されるとは…
…ラストですわ!」
エリカの手にはハイパーボールが握られていた
「いきますわ!キノガッサ!」
「ガーネットっ♪突☆撃」
「はいですっ!
ピルガロン!ニトロチャージです!」
「近づいてきましたね…
キノガッサ!しびれごな!」
「ピルガロン!
退いてくださいです!」
キキッとブレーキ音を出しピルガロンの動きが停止する
「離れましたね…
キノガッサ!マッハパンチ!」
どこまでも伸びる手が巨体を貫く
「近くにいても遠ざかっても、やられる…!」

No.618
2011-08-10 10:53:39

LINK 321話

「これが、私の本気です!」
エッヘンとエリカは豊かな胸を張りながら言う
「ピルガロン、突っ込むですーっ!」
ピルガロンはニトロチャージのまま突っ込む
「近づきますか
なら、しびれごな!」
「効かないです!」
「地面タイプにしびれごなは効かないんだよっ♪」
「それも作戦のうち…
キノガッサ!ばくれつパンチ!」
「当たらないハズです!
ピルガロン!避けるです!」
「こころのめ…!」

メキ…

痛々しい音とともに巨体が崩れる
「ばくれつパンチは威力は充分
こんらんにもなる
まず立ち上がっても戦えないでしょう…
…二体目、終了です」
「死角なし…かぁ…」
「次です!サイクロル!」

No.619
2011-08-10 11:11:17

LINK 322話

「進化したサイクロルならひこうも加わって相性もバッチリ♪」
「サイクロル!ぼうふうです!」
「当たりませんわ!」
いとも簡単にキノガッサはかわす
「そして…」
キノガッサの目がキラリと光る
「こころのめ!?」
「キノガッサ、ばくれつパンチ!」
「耐えるです!」
「不可能ですわ!」
倒れかけたサイクロルだが
立ち上がった
「な、なぜ!?」
「きあいのタスキ…です!」
サイクロルのげきりゅう発動!
「でも、まだ こんらんがありますわ!」
「私はっ!
サイクロルを信じるです!」
「っ!」
「サイクロル!ハイドロカノンですっ!」
「(いった…!?)」

バタリ

キノガッサが倒れる
「やった…、やったです!」
「ハイドロカノンはトレーナーとポケモンが信頼しあっていないと使えない技…
参りましたわ…
お強いのですね…
このレインボーバッジ、差し上げなくてはなりません」
エリカはカッカッと下駄の音をたてガーネットへと歩み寄る
「ありがとうです!」
ニコッとエリカはガーネットに笑いかけると
「すばらしい試合でした
わたくし、感動いたしましたわ
…しかし、負けるというものは悔しいものですね」
窓の外を見ながらそう続ける
「でも、強い方がいるということは励みにもなります
…頑張ってください」
「はいですっ!」

No.620
2011-08-10 22:35:26

LINK 323話

「残すは一つっ!」
トパーズが指を突き上げ、高らかに宣言する
「ヤマブキシティの…」
「「ゴールドバッジ!!」です!」
今度は2人で一斉に宣言
「行くよっ♪」
「はいですっ!」
トパーズはベルリウムに
ガーネットはオンモラーを繰り出し、大空へと舞い上がった
「(今、なにか…)」
赤と青の“何か”が物凄いスピードでかすめていった
…トパーズにはそんな気がした

「ヤマブキシティ!
ヤマブキジム!」
「はいですっ!」
「…やはり来たのね」
ジムリーダー、ナツメの声がする
「あなたたちが来る予感は一年前からあったのよ!
あなたたちの目的はズバリ!
私の持つ、ゴールドバッジ!」
「そうですっ!」
「相変わらず戦いは好きじゃないけど…
バッジを相応しい相手に渡すことがリーダーのつとめ
あなたがそう望むなら、私のエスパー能力…見せてあげるわ!」
言い終わるよりも早くナツメはモンスターボールを構えた
それを見てガーネットもモンスターボールを取りだし、構える
「相手はあのナツメよっ!
油断しくさんなっ♪」
「せ、先輩…しくさんな、とはどういう意味です…か?」
「分かんないけど…がんばれっ!」
「はいですっ!」

No.621
2011-08-10 22:36:17

LINK 324話

「お話は終わったかしら?」
「はいですっ!」
「そう。
なら…いくわよ!エーフィ!」
「いくですよ!デスルーン!」
本日のジムバトルも5対5、シングルとなっております
「エーフィ!サイコキネシス!」
「きたです!デスルーン!」
「無駄よ、デスルーンは戦闘不能」
「みちづれで共に逝くです!」
「…そういうことね」
「はいですっ!」
ナツメは「ふぅ…」と息を吸った後
「いくわよ!バリヤード!」
「いくですよ!オンモラー!」
ゴーストはエスパーに相性がいい

No.622
2011-08-10 22:37:06

LINK 325話

「これなら…押しきれるかもっ♪」
「かもじゃないです!
押し切ってみせるです!
オンモラー!シャドーパン…?」
「シャドーパン?」
咄嗟にトパーズが突っ込むが、次の瞬間

ドゴッ!

と大きな衝撃音が響く
見ると、オンモラーが空気(?)にシャドーパンチをしていた
「…空気の…壁!?」

No.623
2011-08-10 22:37:51

LINK 326話

トパーズは図鑑を開く
…がいつもの起動音はしない
…充電切れだ
ここのところ、図鑑を使いすぎた
「ちっ…!」
後で博士に改良を要求してやろうとトパーズは思い、女の子にあらぬ舌打ちをする
「私が説明してあげるわ」
とナツメが少し前に出てくる
…というか、バリヤードといっしょに空中に立っている
「バリヤードは一見、ただパントマイムをしているだけにしか見えないけど
それと同時に指先から目に見えぬ波動を出しているの
その波動が作り出すのはリフレクターもなく、ひかりのかべでもバリヤーでもない
その波動は本物の壁、つまり真実の壁を作り出すの!」
「壁があっちゃ攻撃が出来ないか…
どうする?ガーネット」
トパーズはガーネットに目をやる
「そんなの…」
「?」
ナツメの頭上に疑問符が浮かぶ
「そんなの…知らないですっ!
オンモラー!ブレイブバード!」
そこに壁は…なかった
オンモラーはジグザグに動き、バリヤードに攻撃を当てる
…まるで、見えているかのように
バリヤードは倒れた
「ゴーストタイプは幻覚が使えるです
それは、オンモラーも例外ではないです
…バリヤードが作っていたのは、偽りの壁です…!」
「見事ね
でもブレイブバードは使用者にもそれ相応のダメージが返ってくる技…
その怪鳥が…いつまで持つかしら?」
バリヤードを戻しながらナツメが言う

No.624
2011-08-10 22:38:38

LINK 327話

「退くです…、オンモラー
…いくです、サイクロル!」
「交代ね。いいわ
いくわよ!フーディン!」
「たつまき…です!」
その瞬間、ピローンという音がした
『非常時バッテリーで図鑑を起動します』
博士をボコるのは後にするか、と思いつつトパーズは図鑑を開く
『フーディン、ねんりきポケモン
両目を閉じることにより全身の感覚を研ぎ澄ませ、最高の力を発揮することができる』
「フーディン!」
ナツメの指示を受け、フーディンの瞳は閉じられる
「フーディン、サイコウェーブ!」
ジム内の空気の流れが変わっていくのが分かる
「サイクロルはいわば気象なのです!
捉えることは…不可能、です」
「捉えてみせるさ!フーディン!」
「させるかです!
サイクロル、ハイドロカノンです!」
「後ろかっ!」
フーディンは倒れた

No.625
2011-08-10 22:39:14

LINK 328話

「っし!これで2-4♪」
サイクロルも倒れる
「うぇぇっ!?
なんで!?なんで!?」
ガーネットがあわてふためく
「…みらいよち、よ」
「2-3か…」
とほほ…
トパーズが深い溜息をつく
「次よ!ネイティオ!」
「鳥ですか!
なら、いくです!オンモラー!」
空から何かが降り注ぎ、その中の一つがオンモラーをかする
「何発も打ち込んだその念力、全て受けなさい!」
オンモラーはなにがなんだかわからないという顔で倒れていった

No.626
2011-08-17 09:57:43

LINK 329話

「これじゃ次が出せないっ!!」
トパーズが驚愕の顔で言う
「いくですよ!キマージ!」
「ちょ!話、聞いてた!?」
だがトパーズの忠告を無視し、ガーネットは次のポケモンを繰り出す
「…無駄よ、みらいよちを忘れたの?」
それを見て微笑を浮かべたナツメ
…だが、フィールドに音はない
いわゆる“し~ん”というやつだ
「ちょっと!
どうしてみらいよちが発動しないのよ!?」
軽く錯乱しながらナツメが言う
「オンモラーのかなしばりです
空中のみらいよちをかなしばりで封じたです!」
「だったら…!
ネイティオ!一旦空へ!」

No.627
2011-08-17 09:58:55

LINK 330話

ナツメはすぐに頭を切り替えてネイティオに指示を出す

…が

ネイティオは最初だけ動きを見せたが地面に倒れてしまった
「っ!
…まさか、しびれてる?」
すぐさまネイティオをチェックする
「その通りですっ!」
ガーネットは両手を腰につけ、無い胸を張る
「(…でんじはをしたってことは…)」
そんなガーネットを見てトパーズは予想をつける
長い間、共にいるからこそだ
…だが、ナツメには分からない
「いくですよ…」

No.628
2011-08-17 10:00:06

LINK 331話

ガーネットが指示を出し始める
ここでナツメはキマージがネイティオに走り出した事に気づく
「ネイティオ!起きて!」
「キマージ、でんじほうですっ!」
ナツメが声をかけるが体が痺れてそれどころではないネイティオにその声は届かず

ドゴッ(でんじほうがネイティオに直撃する)

ゴスッ(ネイティオが壁に叩きつけられる)

…ビリリ(残った静電気が弾ける)
ネイティオはモンスターボールへと戻ることになった

…余談ですが
人間は三万ボルトの電撃で御陀仏だそうです

「残り、一体♪」
自分の事ではないのに嬉しそうに人差し指をつき出す

No.629
2011-08-17 10:01:12

LINK 332話

「…ラストね
でも、負けないわ!」
「どんとこいですっ!」
「いくわよ、メタグロス!」
「キマージ、でんじはですっ!」
でんじはの餌食となるメタグロス
「メタグロス、じしん!」
体の痺れに負けず打ったじしんはキマージを直撃する
そして、戦闘不能
「まだまだです!ピルガロン!!」
「痺れに耐えても相手は遅いっ!
ガーネット、チャンス☆」
「ピルガロン!ねっぷうです!」
ガーネットはトパーズのウインクを横目に見ながら指示を出す
…ジム内を熱が支配する
少しの間、蒸気で視界が奪われる

No.630
2011-08-17 10:02:10

LINK 333話

「…やった?」
視界がはっきりしだしたころトパーズが呟いた
…蒸気の中から鉄の塊が姿を現す
その目は………紅い
「まだだよっ!ガーネット!」
「遅ければ有利って事もあるのよ…?」
「させないですよ!
ピルガロン!かえんぐるまです!」
「メタグロス、ジャイロボール!」
ピルガロンのかえんぐるまに威力の上がったジャイロボールで応戦するメタグロス
…熱と鉄がぶつかりあう

勝利の女神が微笑んだのは…?

No.631
2011-08-17 10:03:53

LINK 334話

「勝者、ガーネット!」

結果を言うとメタグロスが倒れた
差は相性ぐらいだった

「この強さ…
予想以上だったわ…
完全な未来予知はまだ出来ないのかも…
分かったわ
私のゴールドバッジをあたに差し上げましょう…!」
ナツメはカツカツとヒールの音をたて、ガーネットに歩み寄り、その手にゴールドバッジを握らせた
「あなたの強さを予知できなかった…
つまり、あなたの強さは私の超能力をこえているということ…
…あなたのポケモンへの愛情が私の超能力を打ち破った、というわけね…

…その愛情の力も超能力の一つ…
私はそう思うの…」

その後ナツメと握手をしたガーネットはトパーズと共にジムの外へ出た
「4つ、集まったですっ!」
「行くよっ!…セキエイにっ!」

No.632
2011-08-17 10:04:43

LINK 335話

ある男と女の通信記録

「…ザザ…ザ…」
「…ザ…次、失敗したら…
…どうなるか…」
「………」
「…分かってるよな?」
「………」
「…あんなもんじゃすまねぇぞ
…スキュラ」
「…はい。…申し訳ありません」
「…俺を誰だと思ってんだよ?」
「…ハルモニア・レイ、と心得ております」
「…レイ様、だろ…?」
「…申し訳ありません
………レイ…様…」
「……フンッ」
「………」
「…次は…ないからな」
「………はい…」
ブツッ

…ザ…ザザ…

No.633
2011-08-17 10:05:44

LINK 336話

カントー警察所

「ホッポウのハルモニア・ホクウドに次いでまたナントカ団の犯罪者かよ~」
「そろそろプリズンに収容しきれないんじゃないか?」
「まぁだ大丈夫だろ」
「しかも今回の犯罪者…」
「どうしたんだ?」
「…ハルモニア・ラジル、だって」
「親子かよっ!」
「なんて家系だ全く」
「イッシュでもハルモニアが事件起こしたみてぇだぞ?」
「そっちの方はこの『アイランドアース』の管轄じゃないだろ?」
「あっち等へんは『グランドアース』の管轄だもんな」
「ハルモニア・ラジルか…」
「?…どうかしたのか?」
「この歳じゃ子もいそうだが…」
「あぁ…」
「二の舞にならなきゃいいんだがな…」
「全くだな」

No.634
2011-08-17 10:06:25

LINK 337話

セキエイ高原、リーグ前

「みんな集まったみてぇだな!」
アメジストがよく通る声で言う
「そらをとぶがあるとチャンピオンロードを無視できるから楽チンだねっ♪」
と、トパーズ
「てか、ほぼ同時に集まったのが驚きですよ…」
これはラピス
「だねっ♪」
「わっ!です!」
トパーズが返しをしたと同時に何かがガーネットに当たった
ガーネットは地面に尻餅をつく
「ご、ごめんなさいで…あっ!」
「げ!!」
「「スキュラ!!」」
声がハモる

そういや某小説で見たのだがハモるの語源はハーモニーからきてるらしいぜ?
テストに出るから覚えておくよーに

No.635
2011-08-17 10:07:04

LINK 338話

「スキュラって…」
「あの、クイーン団の?」
「あぁ、間違いないっ!」
「…それ…古いよ…」
「まずいわっ!」
「リーグに逃げられる!」
「追いかけるぜ!」
8人は慌ただしくスキュラの後を追う
…これだけ人数が多いとうるさいなぁ…

「かくかくし○し○で…
戦うことになりました、と」
「…変なところにモザイクいれないでください」
「…誰がやる?」
8人は顔を見合わせる
「じゃあ俺行くー!」
名乗り出たのはアメジストだった

No.636
2011-08-20 22:22:19

LINK 339話

「ようこそ!ポケモンリーグへ!」
男は両手を広げ、くるくると回り始めた
「ボクの名前はイツキ」
男は回るのを止めるとそう言った
「世界を旅して回り、エスパーポケモンの修行に明け暮れた。
そしてようやく四天王の一人になったんだ!」
今度は両手を上げて喜びを表現する
アメジストらはそれを黙って見ていた
「ボクはもっと強くなる!
ここで負けるわけにはいかない!」
「通してはくれねぇみてぇだな…」
溜息をもらしながらアメジストが前に出る
「上等だァ!来いよッ!!」
大きく息を吸い込んだ後、そう叫んだ
「先に行く…」
オパールはアメジストの背中にそう呟き6人に移動を促した
「…すぐ行くからな」
アメジストは振り返り、扉の向こうにそう呟いた

No.637
2011-08-21 23:25:32

LINK 340話

トパーズ等七人は二つ目の部屋に辿り着いた
そこには男(中年?)がこちらに背を向け立っていた
「ファファファ
拙者は四天王キョウ!
現代に生きる忍よ!」
「あたしは現代っ娘だっ!」
トパーズがそう言いながら前に出る
「…面白い娘だな
だが拙者の戦い方、一筋縄ではいかんぞ!
相手を惑わせ、毒を食らわせる…
まさに変幻自在、怪しの技よ!」
「じょーとーよっ!」
「…ファファファ
力だけでは及ばないポケモンの奥深さ、たっぷりと味わうがよい!」
「せんぱいっ!「大丈夫☆」」
ガーネットの次の言葉を遮ってトパーズが言う
「まっかせなさ~い☆」
成長中の小さな胸を張りながらそう言ったトパーズ
「頼んだ…」
オパールはそう呟くと心配しているガーネットを半ば強引に連れていった
「さっさと合流しなきゃねっ♪」
少女はボールを構えながら誰も居なくなった通路に言った

No.638
2011-08-22 11:09:28

LINK 341話

アメジスト、トパーズを除く六人は三つ目の部屋へと辿り着いた。
「なにあの人…露出狂…?」
思わずラピスがそう呟いた。
そこには座禅を組む上半身裸の筋肉質の男(これも中年?)がいた。
「…俺は四天王のシバ!」
男は目を瞑ったままよく通る声で言った
「聞こえたですか…?」
ガーネットが不安げに言う。
「俺は自分たちが持っている可能性を信じていつも限界まで鍛えている。
そうして強くなった」
ラピス等は聞こえてなかった事にホッとした。
「………」
筋肉質の男、シバが閉じていた目を開く。
「………」
「………」
ちょうどシバを見ていたオパールと目が合った。
「………」
「………」
シバとオパールが見つめ合う光景は“異様”でしかなかった。
(BLじゃないです。すいません。)
「そんな俺達に敵うと思うか…?」
「………」
シバはオパールの顔を凝視した後、言った
「…ほう、恐れはなさそうだな。
…いい目をしている」
「………」
「それでこそ戦うに相応しい」
シバはそう言うと立ち上がり、
「俺達のハイパーパワー、受けてみるがいい!
ウー!ハーッ!」
「気に入られたようですね…」
「先に…」
「オパールさん、お願いしますね!」
「…あぁ」
オパールは走り去って行く五人の背中をじっとその姿が見えなくなるまで眺めていた。

No.639
2011-08-22 11:57:01

LINK 342話

アメジスト、トパーズ、オパールを除く五人は四つ目の部屋に到着。
そこは真っ黒な部屋だった。
辺りには星のような輝きもちらほらあり、まるで
「…ナイトスカイ」
「…夜空、ですね」
「…挑戦者、ね」
暗くて分からなかったがその部屋の“主”がそこに居た。
主はカツカツとヒールの音を立て、こちらに近づいて来た。
入り口の方は中央に比べて明るく、近づくにつれ顔が段々見えてくる。
「あたくしが四天王のカリン!」
主、もといカリンは水色のロングな髪を掻き上げながら言った。
「あたくしが愛しているのは、あくタイプのポケモン!
形振り構わぬ戦いを得意にしてるの
どう?素敵でしょ?」
カリンは一番前にいるラピスに詰め寄りながらそう問いかける。
「え?
わ、私に聞かれても…」
「あなたで相手になるかしら?」
「…え?」
「がんばってあたくしを楽しませてほしいものね」
「え、あ…あれ?」
「じゃ、はじめましょっ♪」
そう言いながらカリンはで向こうへと走っていった。
「え~…、私ですか?」
ラピスは後輩達に問う。
「…諦めてください。先輩」
シトリンのその言葉は非情だった。
「先輩、頼みました!」
そう言うと後輩達はチャンピオンの元へと走り出した。
「え~…」
ラピスには“戦う”という選択肢しか残されていなかった。

No.640
2011-08-22 15:27:15

俺自身、設定がよく分からなくなってきたので修正がてら復習しようと思います。

No.641
2011-09-02 22:58:08

LINK 343話

一方、一つ目の部屋。
イツキVSアメジスト。
「やっと俺達だけになったな…」
アメジストは後輩たちの足音がしなくなるとそう言った。
「じゃあ…」
「さっさと…」
「「始めるかっ!」」
二人の意志がユニゾンする。
…もしくはハモる。
「いけっ!ドータクンっ!!」
「いくぜ!ペリュトンっ!!」
イツキはドータクンを、アメジストはペリュトンを、二人はほぼ同時にポケモンを繰り出す。
「でんじふゆうっ!」
先制したのはドータクンだった。
「でんじふゆう…地面技を警戒してか。
…つまりそのドータクン、ふゆうじゃないな?」
「…あぁそうだ。
このドータクンのとくせいは“たいねつ”君のペリュトンはほのおタイプ……、…フフ…君が不利だ」
「そんなことはないぜっ!」
「現にスピードでも負けているじゃないか…」
「…先制されたんじゃねぇ。
させてやったんだよっ!」
「な…っ!?
く…、“りゅうのまい”か…」
イツキがくねくねしているペリュトンを見て、そう呟く。
…どうでもいいけど くねくね ってあんま見てると精神崩壊を起こすらしいぜ?
「正解…っ!
だが、分かったところで手遅れだぜっ!?
ペリュトンっ!フレアドライブっ!!」
今までくねくねしていたペリュトンは指示を聞いた瞬間、信じられない速さで攻撃をする。
炎を纏ったペリュトンに体当たりを食らわされ、ドータクンは倒れた。
はんどうでペリュトンの顔も苦痛に歪む。
「…たいねつはほのおタイプダメージを軽減させるとくせい…。
そのたいねつを持ってても一撃…っ!」
イツキがごくりと唾を飲む。
「すげぇだろ?」
自慢気に話すアメジストを無視し、イツキは倒れたドータクンを戻し次のポケモンが入っているモンスターボールに手をかける。
「おもしろいじゃないですか…っ!」

No.642
2011-09-02 23:25:15

LINK 344話

「尾も白いっ!?」
「………」
「…な、な~んてなっ!?」
「………」
これは痛い子です。
「…い、いけ…っ!ヤドランっ!」
流石は四天王。
若干引きながらも四天王としての役目を果たしております。
…どっかの主人公君にも真似てもらいたいものです。

「へっくしっ!」
彼、バハムル君。12歳。
「うぇあ゛~…」
ズズッ。
…主人公らしからぬ行動ですね。
「か、風邪かな~?」
ダメだ、こいつ。
「人気者だから、噂か「バハムルっ!」
「…すいません」
ショウコに怒られてますね。
さ、映像を戻しますか。

「ペリュトン!フレアドライブだっ!」
「ヤドラン、のろい!」
フレアドライブを行ったペリュトンだがのろいを使ったヤドランに大したダメージは与えられない。
…タイプ相性もあるからして。
ペリュトンはフレアドライブによりまたしても苦痛を味わう。
「…ぼうぎょを上げてきたか」
「それだけではありませんよ…っ!」
「…!」

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