第9話
今日はヨシとの別れの日…←大袈裟ww
『ヨシ…!離れても友達だからね!＼(^o^)/』
「友達……ね。…、じゃあな!」
シオリはヨシが見えなくなるまで手を振り続けた
～次の日～
ピーンポーン
『あっっ!やっと来た!』
ダダダッッ　勢いよく玄関へ走るシオリ
ガチャッ
「よっ!(^^)/」
その声の主は……
『ヨシ――っ!』
・・・そうです、オレです!(byヨシヒロ)
なぜかというと…
シオリの家から俺ん家まで徒歩10分☆だからです!←ドーン
『……ヨ……シ………ヨシっっ!』
「…ハッ!あ、あぁ、何?」
『何ボーっとしてんの?荷物整理しに行くんでしょ!』
「あっ、おうっ!」
そう言いヨシの家へ向かう2人……

≫香恋
いや～そう言ってくれると嬉しいよ(デレデレ←きめえぇ)
いや勘違いじゃないよ?私的理論だから(笑)
げほんごほん…ありがとう、理解してくれて。香恋は理解力があるね^▽^←
香恋の言葉が嬉しすぎて画面が見えませんん{ほんと黙れ
行きたいよね!絶対楽しいだろうし!いつか行こう!(あ)

徒歩十分wwwヨシくん可愛い(^q^)

≫りこ
いや、るかに言おうとしたんだよ(´゜3゜`)<りこちんがるかに可愛いって言ってくれたからサ
じゃあベタベタすんじゃねーよ、ってアリサに言っとく＼(^レ^)/

≫優
おかえり!また暇なとき気軽に来てね(*σω`)

レイラ>
レイラが喜んでくれて私も嬉しい♡
あっ、そなの?よかった～(?
どういたしまして(*^_^*)
そんなことないよ～
ホント!?レイラを泣かせてしまったのだ☆←
行きたいね～…というか祭りの話いっぱいしてきたけど
もう既に夏が終わろうとしている…(泣)
夏祭り…ってか花火大会とかにさぁ、
花火が上がったと同時に(*´3`)♡(´ℇ`*)ちゅっ
ってやるバカップルいるよね～
見てるコッチが恥ずかしくなるよ～　まったく!←

意外にも近い…というね
2人が離れ離れにならなくて良かった❤

番外編▽ミナミちゃん奮闘記!
こんばんは。アンタ誰ですって?ミナミよ。今日はるかの兄、アルスさんと一緒に祭りに行こう、…ってるかがアルスさんに伝えてくれたらしくて、私はこうしてアルスさんと一緒に祭りを楽しむことができる。人が多いなか、アルスさんはまだ来ていないらしい。暫く俯いていると、肩を二回叩かれた。誰かと思い振り向くと刹那、頬に人差し指がささっていた。顔を上げるとアルスさんが笑っていた。
「ア、アルスさん!」
「ごめんね。あと、遅れてごめん」
「い、いえ…大丈夫です。私も今来たと、こっ?!」
「嘘デショ」
アルスさんはニッコリ笑って私の額を人差し指で軽く突いた。私はビックリして思わず変な声を出してしまった。かなり恥ずかしい。
「あれ、顔真っ赤だよ?」
「だ、大丈夫ですっ!」
「じゃ、行こっか」
アルスさんに手をぎゅ、と握られてまた変な声が出そうになったのを抑える。彼女でもないのに…手なんか繋いでアルスさんは大丈夫なのか、な。
「ミナミちゃん?」
「え、あ、はい!」
「…なんか堅い。もっと気楽でいいよ」
「……は、い」
「るかなんて俺のこと平気で殴り蹴り暴言だから」
「ふふっ。なんだか想像できます」
「やっと笑った…せっかく可愛いのに、笑わないと損だよ」
アルスさんが言葉を発する度に、胸がきゅんと鳴る。嗚呼、私はやっぱりアルスさんが好きだ。

▽続いちゃう

お早うゴザイマス!やっとミナミとアルスの番外編が書ける＼(^o^)/アルスは女性や他人には優しい(ツバサ似)けど身内やクラスメートなんかにはドS(ユウキ似)という感じ。親子か。(虚しい独り言終了)

≫香恋
私のがもっと嬉しryry
泣かされたよ私は…どうしてくれんのよ!私の涙腺ゆるゆるじゃない!(^q^){黙れよお前
あ確かに/(^o^)＼でも他人はともかく憧れるなそういうのww

にしても近すぎるww例え離れ離れでもヨシくんなら毎日遊びに来そうだ…

レイラ>
私のほうが嬉s(いい加減にしろ
レイラ…キミは泣き顔も可愛いんだね…←
うんww彼氏できたらやってみたい❤

とゆーかヒロインがヨシ君を呼んで牧場の仕事手伝わせそうww
それでヨシ君も断れない…という

きゃ～☆
アルス兄カッコいいかも(″・_・″)
わー、ミナミさんが恋する乙女だ～
「せっかく可愛いのに……」とかっ!
ドキドキする～っっ!胸にドカーンってくる‼(爆)
でも…そういうことは私にしか言っちゃd(黙れ
ごほんっっま、まぁ、そういうことは
『本当に好きなヒト』にしか言っちゃイケナイんだぞ!←
続いちゃう!?続き楽しみだー!＼(^o^)/

レイラのこと応援してるよ☆(*´3`)ぶちゅー

えっと・・・あの・・・皆・・・

あたし、元「フー」だけど・・・覚えてる・・・?

トピ主なのに全然顔出さなくてゴメンね・・・

これからは水香でお願いします。

水香s>
初めましてww香恋です!

いえいえ(お前が言うな

呼びタメOK?
私はOKで―――す!＼(^o^)/←

第10話(番外編)
チュンチュン
『ああ、小鳥のさえずりが聞こえるわ…』
「はぁ?何言ってんn『黙れー(^_^)(ボカッ)』
どーもwwヒロインのシオリでーす☆
ついでに隣でくたばってんのが幼馴染のヨシヒロ。通称ヨシ!
今日は昔の私達の話をしたいと思います☆

シオリ・ヨシ・リンが5歳の時…
「シオリちゃん待ってよぅ(ズテッ)ギャッ」
『も～、何やってんの、ヨシ君ってば!』
「だってぇ～」
いつも通り2人で遊んでいると・・・
『あれ、ヨシ君!アノ子誰かなぁ?』
「ぇえ?あぁ、アノ子は僕達の家の隣に住んでる子だよ!」
『へぇ～……おーい!』
「∑あ、あなた誰…?」
『私?私はシオリ!で、コイツがヨシヒロっていうの!アナタは?』
「私は…リンっていうの///」
『じゃあリンちゃん!一緒に遊ぼうよ!』
「え………うんっっ!(^∀^)」

そうして3人は毎日一緒に遊ぶようになった
しかし3人が8歳になったある日……
『…、ホントに行っちゃうの?』
「ざみ゛じい゛よ゛…」
「私だって…」
リンが引っ越すことになってしまった
引っ越し先は隣町だけど、子供から見たら遠いもの
「リンー!そろそろ行くぞー!」
「っっ!シオリちゃん、ヨシくん…
　これあげる!私たちが友達って証!(^-^)」
『「……、うんっ!(^-^)」』
「じゃあねっっ!」
そう言ってリンは引っ越していった

今も、シオリとヨシの右手にはリンの手作りのブレスが輝いている

というお話でーす!
どう?私たちのことがよくわかったかな?
これからも応援してね―――!(^o^)/

「オレの出番少ねぇ…」

香恋>あたしも呼びタメOKよん!よろしくねぇ～♪

えっと・・・だいたい話わかった!!(ホントかよ

確かにヨシの出番少ないねぇ～・・・
ヨシ、ガンバ(笑)

≫香恋
いやいや私のほうが(ryry)←エンドレス
元がこんなだから可愛くないにきまってるでしょッ(突き飛ばす){おまっ
だよね!私的にやっぱり夏男アインと経験してみたいもんだよ^▽^そういうイベントあればいいのにな＼(^o^)/

ぎゃーなんて可愛いの/(^o^)＼断れなくて「はいはい…」って嫌々そうな顔しながらもも手伝うヨシ君可愛いww

なんかクサいかな～と思ったけど分かった。こいつのキャラはホストみてえにそういうキザなことサラッといちゃう感じに決めた。今決めた!←
ミナミ可愛いって言ってくれて有難う!伝えておきます(笑)
感想も色々有難うww続き待っててね!
わー香恋にぶちゅってされちゃった☆嬉しくて何も言えねえ!

≫№400
幼少期の三人可愛いなあ…てゆうかヨシくん一人称”僕”って!可愛い!可愛いぞ!※大事なことなので二回言いました

≫水香さん(フー)
久し振り!覚えてるかな?レイラって言うんですけど…(改めて?)よろしくお願いします^▽^

レイラ>なっ・・!!?

レレレ、レイラ!!!
あたしがフーだった時はもう二度と来ないかと思ってたんだけど・・・

また会えて嬉しいよ!
あ・・・あと名前変わったからって敬語使わなくていいよ!
呼びタメでOK♪

皆きっとあたしの前書いてた小説覚えてないと思うから新しいの書くね。

覚えてたらゴメンね(笑)ま、けど呼んだ事ない子もいるしいっか!(オイ
んじゃ、プロローグ書きま～す!!

題　会えてよかった

～「うるせぇよ・・・」
「ほっとけってんだ・・・」

そんなまったく人を相手にしない一匹狼なオレが・・・

　会えてよかった

そんな風に思う時が来る・・・～

「会えてよかった」は～じま～るよ～!!

～第一話～

オレ、リョウ。わすれ谷で牧場をやっている。
きょうもあんなヤツやこんなヤツが来てる。邪魔だっつーの・・・

「リョウさ～ん!!」
コイツはムー。嫌いじゃないけど好きでもない。ま、「フツー」だ。
「何だよ。」
「もう～相変わらず無愛想ね～ま、いいわ!さっきガレットが呼んでたわよ。」
「・・・わかった・・・」

お～いリョウ～～!!!
・・・出た・・・コイツはカズマ。とにかくウザい。
「遊びにきt・・・「じゃ、帰れ」
オレがきっぱり言うとカズマは、
「いいじゃねーか!男友達としてなかよくやろーぜ!!」
「………あのな………オレは
女だ。」

続く

水香>
わかったwwよろしくっっ!
ん～、じゃあ分かんないことあったら言ってね!(^ω^)/
「そうなんだよ～(泣)香恋ヒドイんだy(殴、蹴)
　かっ、香恋サマ、今日もお美しい!(汗)」
わかればよろしい
「まっ、まぁ応援してくれよなッッ!」

リョウ…ちゃん?カズマくんはおバカキャラ?
というかリョウは女の子!?

レイラ>
じゃあ同じ位ってことで!(*´3`)╲　→(*´3`)/♡
好きな子の顔は何時だって可愛く見えるものさ!←(ぐはっっ)
いいね～アインとちゅっ♡してみた～い(>∀<)
まぁ、一応ヨシ君はシオリちゃんのことがスキですからね
臭い…じゃなくてクサくても私はいいなぁ～
鳥肌もたつけど(ヲイ)ドキッとするな☆
アインに言われてー!(>○<)

レイラそういうの好きかなぁ…と思ったから!

香恋>ありがとう!!エンリョなく言うネ♪

ヨシ・・・ドンマイだ!!
これからも香恋様に忠誠を誓い「しもべ」として働くがよい!(←オイ

そうなのよ!カズマはおバカキャラなのよ!
で、リョウはね、男でも女でも大丈夫な名前にしたの!!
・・・まぁ、男の方が多い名前だと思うけど(笑)

水香>
おっけ～!ばっちこい!←

「水香まで俺のコトを見捨てるのか!裏切り者め～」
ヨーシー君っ♪
「はっ!この声はっっ!(ブルブル)」
ヨシ君っ♪トイレ掃除してきてくれない?^^
「えっ!なんで俺がやらn『いいよね?(^_^)』ハイ…」
ナレーター:がんばれヨシ君!香恋に負けるな!
あっ☆こんな所に新しい下僕が!
ナ:ヒィィ～ごめんなさいっっ!

続く……?

カズマ可愛い❤
あっ!でも私の一個上の友達に綾(りょう)ちゃん
っているよ?
りょう君って子は私の知り合いにいないよ!

香恋>ヨシ君!!あたしはいつでもあなたを見守ってるぞ!(ウソ

つーかナレーターまで巻き込むとは・・・香恋恐るべしwww

そうなんだ!!
でもあたしの知人にりょうが二人いるんだよね・・・

水香>
「アリガトウ!!って嘘かよ…(´・ω・`)」

だってナレーターが…
いや～、それほどでも～(褒めてない

へぇ～
リョウって名前、私は好きだなぁ…^^

～第二話～

「女!?あ～そっか～忘れてたぜ!」
「ウソ付けカズマ!!てめー絶対覚えてただろ!!!」
「まぁまぁ二人とも落ち着きなさいよ。」
「黙っとけムー!コイツとは今日こそ決着をつける!」
オレがそう言うと、
「ヒィ～!怖えー怖えー!　　じゃあなっ」
「あっ待てカズマ!!てめー逃げんな!!」
「ふふっ相変わらず仲良いわね。恋人同士みたい!」
「ちげーよ・・・カズマとオレは幼馴染・・・ま、オレに言わしちゃ・・・」
「『腐れ縁』でしょ?わかってるわ。」
オレとムーがそんな話をしてると、
「お～いリョウ!!」
「あ、タカクラのオッサン。何の用だてめー」
「実はな・・・あっムー、ちょっと今日は・・・」
「わかってるわ。じゃあね、リョウ。」
「あ・・・お、おう。」
「そんじゃ、ちょっとオレの部屋に来てくれ。
と、言われてオレはオッサンの部屋に行った。
続く

香恋>ヨシの見方してたら香恋に殺されるかもしれないからね!!

だよね!!リョウって名前はカッコカワイイよね!

～第三話～

～～～　タカクラの部屋　～～～
「何だよ呼び出したりして」
「あのな・・・実は最近怪盗しゅたいらる?とか言うヤツが出没してる。」
「ふ～ん・・・で?(心:しゅたいらるって聞いた事ない名前だな・・・」
「気をつけろよ。最近儲かってるから何か盗まれるかも知れねーぞ。」
「………は?何言ってんだよ。そんなの返り討ちにするし。」
「フッそうか・・・ならいい!戻れ。」
「う～い」
そしてオレは自分の家へ帰った。そしてその日の夜・・・
　アイツに会った
～～～　夜　～～～
「ふ～っさぁ～て、夜の散歩行くかな。」
と、オレが外に出たら・・・そう・・・アイツがいた。
「やぁ、お嬢さん。」
銀髪の男がオレに話しかけた。
「・・・誰だてめー?」

続く

水香>
「そういうことか…」
大丈夫、大丈夫!私は水香を殺したりしないよ!;
ヨシの味方するくらいじゃ……ね(きらーん☆)

だよね～(>ω<)
私もリョウって名前がよかったなぁ～

なにっ!?カズマkとリョウcが恋人同士みたいだってぇ!?
カズマkは私の恋人なの～っ!(違うゾ
しゅたいらるとかwwウケるわww
しゅたいな～だぁ～
大好き～(ノ´∀`)ノ*゜・。+
アインの次に(ゑ?
しゅーチャン(!?)に物盗られないようにね～

香恋>こ・・・怖いっスよ姐さん!!(ぇ

リョウっ名前がよかった!?・・・あたしはいやだな～

「なにィ!!?だだだ、誰がおおお、お前と恋人同士だ!///」byカズマ

しゅたいらるってねぇ～・・・
タカクラさんアホだね♪(オイ

～第三話～

「まぁ、そう警戒しないでくださいお嬢さん。」
「イヤ、普通するだろ・・・つーか何勝手に人の領地に入ってんだよ?」
「しかしお美しいレディd「おーい頭大丈夫か～?」
(心:何だよコイツ・・・!!まさか!!!)
「おっお前!!怪盗しゅたいらるとか言うヤツじゃねーだろーな!?」
「?僕は怪盗シュタイナーさ。」
「何だそうか・・・ってどっちにしろ怪盗かぁ!!!何しにきやがった!?」
「君のハートを盗みにk「じゃあ帰れ。」
といってシュタイナーとか言うヤツを牧場から追い出した。(ぇ
　　～～～次の日～～～
「お～い～リョウ!昨日しゅたいらるっつーヤツ来なかっただろうな!?」
タカクラのオッサンがいった。
「シュタイナーっつーキザ男なら来た。」
「そうかって・・・ん?待てよ・・・わりィリョウ!オレ間違えてた!」
「?」
「しゅたいらるじゃなくてシュタイナーだったんだよ!」
「えぇえぇえぇ～～～!!!?」

続く

み～なさ～ん!な・ん・と!
今日から新学期になりました～!
ショック………(ずーん)
で・も・ね☆(キモい
なななんと!好きなヒトにデートに誘われちった～❤
やった～＼(≧ω≦)/　(余談ゴメソ!)

水香>
そんなことないわよ!ホーッホッホ(何ソレ

だってカッコカワイイし…男っぽいほうがいいな～
ぇえっ!?イヤだったの!?じゃあどんな名前がよかった?

きゃ～っ♡カズちゃん(え?)可愛すぎる～(♡∀♡)
私と付き合って～(笑)

アホっていうか……なんかボケてるっていうか…(笑)

しゅーちゃ～ん(*´∀`*)ノ
とゆーかリョウcしゅたいらるとシュタイナー別人だと
思ったワケ～!?ナイス天然!(*>∀)b

香恋>新学期かぁ～ショックだね・・・あたしももうすぐだよ～(泣

つーか・・・えぇえぇえぇえぇえぇ～～～!!!??
すすす、好きな人にデートに誘われたぁ!?
スゲー・・・あたし好きな人いないしな～・・・

どんな名前がよかった?う～ん・・・ハンドルネームの「水香」良かったな!

「カカカ、カズちゃん!?付き合ってって・・・
お前好きな奴入るんじゃなかったのかよ!?」byカズマ

リョウはね!男にまったく興味がないからそんな風になったり、
腐れ縁のカズマの事もたまに「カズヤ」って呼ぶんだ・・・(アホだwww

≫水香
また来ちゃったよ!何はともあれ元気そうで良かった。もちろんタメでね^▽^
№417>シュタイナーの扱いがヒドイwww

≫香恋
そうしましょ＼(^o^)/そんなこと言って…何も出ないわよっウフフ(○ザエさん風)
したいしたい!叶うならしてみたい＼(^レ^)/
そして私もシオリちゃんが好きだからヨシくんとは恋のライバルってことですか※違います
私なら耐えられずに相手の顔をぶん殴るよ{あ
アインなら許すけどね!←

えっ…それじゃまるで私がHEN☆TAIみたいじゃな(ry)

番外編▽ミナミちゃん奮闘記
「あれアルスく～ん、何してんだよ。しかも女の子付きで」
「お、アルスじゃん」
「ユウキ兄、ツバサ兄」
思わず口に出た、「げ、」という言葉はさておき、俺ことアルスとミナミちゃんの前にクソ兄貴たちが二人綿菓子片手にそこにいた。子供か。ユウキ兄に至っては、戦隊ヒーローのお面を腰につけていた。今更ではあるが、恥ずかしくないのかと問いたい。てゆうか今一緒にいる俺が恥ずかしいよ。
「この子はミナミちゃん。るかの友達だよ」
「ああ!君が…結構可愛、っ痛!!」
「変な目でミナミちゃんを見ちゃダメだよユウキ」
「ゴルァツバサ!ミナミちゃんに誤解を招くだろうが!それと兄貴を殴るなバカヤロウ」
あああ、ミナミちゃん、ミナミちゃん、ってお前ら出会ったばっかだろ。馴れ馴れしいんだよ。ほら、ミナミちゃん引いちゃってるよ。まあ兄貴たちの性格上、こうなることは分かってたことだけど。
「ミナミちゃん、走るよ」
「え?」
繋いでた手をしっかり握り直して、人込みを走った。後ろで兄貴たちの叫ぶ声や、ミナミちゃんの驚いた顔、焼きソバの匂い、色んなものが俺の色んな器官で感じ取っているのが分かった。
走って走って走って、少し祭りの賑やかさが聞こえる神社へやって来た。
ミナミちゃんの驚いた顔が、今も頭の中で鮮明にフラッシュバックしている。

▽続いちゃうYO!