ここは、トピ名通りの所です!
「感動するような小説を書くトコロ」ですね!
ルールは簡単です!
壱/荒らしは×
弐/アドバイスなどは0kだけど、悪口は×
参/仲間外れも×ケンカも×
四/誰か少しでも書いていたら【絶対】感想を書くこと!!
珠杏>
私の事を友達と呼んでくれるなんて…嬉しいょ~~。(゜>o<゜)°(泣)
天才なんかじゃないょ~(照)私が天才だったら珠杏ゎ……何なんだ!←
分かったならょろしぃ!(笑)
ぁりがと☆ところでさ…珠杏ってドコで小説書ぃてるの?感想書きたぃなぁ…って思って!\(^o^)/
かな>
来たょ☆陸斗ゎ、これからバンバン登場するヵラ、注目~(ぇ
つぃでに、マナと海(愛と海斗の事)も、もぅ少ししたら出るヵラネ☆ぉ楽しみに~♪
(ぇ?楽しみじゃナィ?そんな事言ゎなぃの♥←←)
編集:2009/10/22 17:05:39
香恋
うちは天才じゃないよっ でもあえてゆーなら馬鹿の天才?笑
うちの小説は駄作だよ?
それでも読んでくれるなら『いろ×2な小説書こうぜ☆』で一応書いてるけど
最近はあんま書いてないから忘れちゃって汗
だからやめて新しい小説書こうかなあって思ってるんだ∀
書こうかなあ・・・ どおしよっかなあ・・・
珠杏>
天才だょ~天才じゃナィとしたら……神?(聞くな
駄作じゃナィ!これは言ぃ切る事が出来る!珠杏の小説が駄作なら、私の小説は一体なんなんだ~~←
読んでみる!!今すぐ行くネ!^^
新しぃ小説かぁ………珠杏が今書ぃてる小説ゎ、珠杏にとって大事なモノ?大事だったら、簡単に止めたりしなぃ方がいぃと思ぅナ☆
本当に書きたぃと思ってる小説なら、見てぃる人にも楽しさゃ登場人物の気持ちが伝ゎると思うし☆ヽ(^o^)丿
新しい小説が今書いてる小説ょり書きたいといぅ気持ちが強ぃなら、
書ぃてもいぃと思ぅょ!^^私、珠杏の小説に興味ぁるし。。
↑のゎ、参考までにと書ぃたダヶだからネ;
珠杏の気持ち次第で決めてネ☆偉そぅにゴメン!
(読み難ぃと思うヶド…できたら読んでね!)
編集:2009/10/22 18:02:30
香恋
いやいやいや、香恋のが神ですよ笑
香恋の小説の何処が駄作なんだっ 神作じゃないかっ笑
ああー 読みにくいから読まない方があ
めっちゃ説得力ある∀ 流石、香恋だね★
うち新しい小説書きたい! 香恋ありがとう!
全然読み難くないよっ むしろ感謝でいっぱいさあ笑
珠杏>
ぇ…、そっかなぁ…☆じゃぁ有り難く受け取ってぉきますw
んふふ♥もぅ読んじゃったヵラ遅いょ~だ(笑)ちょ~おもしろいょ!
えぇ!ぁりがとぅ♪(照)
ぅん!頑張って!絶対見るヵラ!\(^o^)/楽しみだぁ~♪
私ヵラも、理解してくれた珠杏に感謝ぃっぱぃデス☆(*^ω^*)
第5話【メール】
事件が始まったのは部活終了間際の7時45分だった。ピリリン、という電子音がメールが届いたことを知らせる。メールを開いた俺は目が点になった。
『文芸部ハ姫野ガイナケレバ何モデキナイクズバカリ。ダカラ明日潰レル』
ピリリン、ピリリン、とアリサや松田の机からも聞こえた。嫌な予感。
「ぶちょ~、変なメールが来ましたぁ~(ρ_;)」
「直哉!俺にもだ」
アリサには『ぶりっ子キモい』、松田には『ガリベン消えろ』だった。文芸部のパソコンのメアドは感想を投稿するために全て部誌に公表してある。つまりこれは誰だって簡単に出来るってことだ。
「姫がいなくなった影響だな」
「ひどいよぉ~」
「落ち着け。姫は目立つヤツだったから少しは恨み買ってるかもしれないだろ?それを調べるんだ」
松田がテキパキと指示を出す。俺は興味がないので仕事に戻ろうとした。こういう感情が薄いところがあだ名・ロボットの由来らしい。その時だった。ピリリン。
『大変だよ!姫様が事故!!――みやび』
………メグが事故?
頭が真っ白になった。
かな>
うゎあ……(´・o・`)すごぃ内容だね……
メグちゃん大丈夫!?心配だょ…
多分メグちゃんの事を嫌ってた人が仕掛けた事故だょね…
でも!メグちゃんが事故位でゃられるワヶが無ぃ!\(^o^)/信じてるょ~
第九話
次の朝、真珠が教室に入るとレイコが話しかけてきた。
レイコ「真珠ちゃん、おはよ!」
真珠「レイコちゃん!おはよう」
レイコ「あ、真珠って呼んでいい?あたしもレイコでいいから!」
真珠「えっ!?」
真珠は驚いた。今までは『うらやましがられるだけの存在』で、本当の友達がいなかったのだ。詩織は一番最初の友達と言っていい。
呼び捨てなんてされた事もなかったし、した事もなかった。
すみません!編集しますので
第6話【不安】
翌日は土曜日。文芸部は朝から重い雰囲気に包まれていた。昨日二宮から届いたメールによるとメグは飛行機に乗って海外に行こうとしたらしい。事故にあったのはその飛行機で、日本人乗客の一人が死亡。身元の確認はまだだった。
「ぶちょ~…帰って来るよね~……」
いつもなら明るく励ますはずのアリサさえ沈んでいる。
「あ、当たり前だろ!?メグは帰って来るって。ほら松田、部活始めるぞ」
「でも…姫野さんが…」
「先輩、大丈夫だって。な?松田」
俺は必死に松田に助けを求めたが、松田は上の空だ。あ゛ぁ!クソッ!!俺が頭を抱えたその時、ノックの音がした。
「アスカだ、入るよ」
やってきたのは二宮アスカ先輩。二宮の兄貴で現生徒会長だ。ちなみにアリサの初恋の人。
「アスカ先輩~(泣)」
アリサが素早く反応した。こんな時でもアスカ先輩が来ると顔を真っ赤にしている。
「みやびに聞いたよ。姫野さん、事故だって?連絡とった?」
「はい、メールしました。でも全然反応ないんス」
「そう…なら今は待つしかないね。姫野さんがいつ帰って来てもいいようにみんなもがんばって部活しなよ」
「ありがとう…二宮くん……」
「わ、わかりました~///」
「会長ありがとうございます」
たった一言でみんなが少し明るくなった。さすがだな。さて、俺も仕事するか。――だがパソコンには一通のメールが表示されていた。
『ザマアミロ、姫野ハ死ンダ。文芸部モオシマイダ。オ前ラモ死ンダラ?』
香恋
そだよっ そーすればいいのっ笑
∑えええっ笑 駄作だし読みづらかったでしょ?
じゃあ、あっちで書くけどいいかな?
此処ではみんなに感想をいっぱい届けたいから!
かな
うわああ汗
姫様死んでないよね? めっちゃ心配だよー
文芸部、姫様がいなくっても頑張れ!
あげは
ありがとお∀
うちは此処では感想専門なんだけど
『いろ×2な小説つくっちゃおうぜ☆』でこれから書くつもりっ
此処で書かなくってごめんね汗
真珠ちゃん本当の友達が出来てよかったね感涙
うち安心したよっ でも姫ちゃんはどうなったのかな?
第九話 続き
真珠「う、うん!いいよ!」
レイコ「良かった~。ウチら親友だね!」
真珠はちょっと困ってしまった。詩織の方をチラッと見ると、詩織はなんと女子に囲まれていた。
ナナ「今まで悪口言って本当にゴメン!!」
マイ「呼び捨てでいい?」
ミヅキ「今度プリ行こうよ!」
詩織はうんざりしているようだ。レイコは真珠の反応に気がつくと、笑って言った。
レイコ「ああ、もちろん詩織も親友だよ!真珠のおかげで詩織もみんなに馴染めたし、ありがとう!真珠!」
真珠「いや、そんな事ないよっ…」
自分の顔が赤くなるのが分かった。その時、ガラッという音がしてドアが開いた。先生かと思ってふり向いたが、それは先生ではない。
とてもおびえていて、小さくなっている。
真珠は思わず目を見開いた。
-姫だ。-
編集:2009/10/25 16:22:19
あげは>
真珠ちゃん…友達ができてょかったネ~☆
ぉ母さん、感動で泣ぃちゃいそぅだょ…(涙)(何ぉ前
姫チャン……姫チャンも友達が出来るといぃのに…
かな>
メグちゃぁ~ん……死ななぃでぇぇ~~(泣)
アスカ君…なんて偉ぃんだ!まさに鶴の一声!←
珠杏>
読みづらくなんか無かったょ☆むしろ読みやすぃ!\(*ゝ∀◕*)/
ぃいょ~♪珠杏ゎ感想を書ぃてくれてるヵラ、私も珠杏の小説の感想、書くネン♪ダヵラばっちこぃ!←
編集:2009/10/25 16:39:47
なかなかみんなへの返信ができなくてゴメン><
香恋へ
ありがとう!っていうかお母さん呼んでるの?ひえ~恥ずかし(笑)
勘違いか^^
陸斗ちょーモテモテじゃん!うちのクラスってそういう男子1人もいないんだよねぇ…。
かなへ
さ、最後の言葉が怖い…誰が書いてるんだこのメール!!まさかそれ送りつけたのって犯人…?続きが気になるよ!
珠杏へ
小説ってどんなの書いてる?あたし恋愛小説よりいじめ小説の方が書きやすいカモ…
だって5年の時いじめられたし。あはは←笑うトコかよっ!
いつも応援ありがとネ!!
第十話
姫は教室に入ってくると、震える手でランドセルを机の上に置いた。
いつも取り巻いていた女子の塊は冷たい目で見ている。
姫が宿題と提出物を出してランドセルを持ち上げたとたん、真珠は恐ろしい光景を目にした。
無数のガムがくっついている。誰かが机に仕掛けたのだ。
レイコが吹き出した瞬間、真珠と詩織以外の女子がクスクス笑った。
マイ「ガム作戦大成功!気づかないなんてマジ馬鹿じゃね~?」
さっと、マイをリーダーとする5人のグループが姫を取り囲んだ。
姫は立ちつくしている。
サクラ「あんたさぁ、このごろ生意気すぎ。ウザイんだけど」
ユリ「そんなにオシャレしたいんなら、髪の毛セットしてあげるね」
サクラ、ユリ、アヤネが姫を押さえ込んだ。姫は倒れた状態になって、身動きができない。
姫「いやあっ!」
ナツキがシューズで頭を踏みつけて、ぐっと力を入れる。マイが持ってきた物を見て、姫も真珠も、そして詩織も真っ青になった。
マイ「その髪ジャマでしょ?切ってあげる」
それはハサミだったのだ。
珠杏>
メグなら大丈夫!!もうすぐメグの消息を知る[???]登場!!!
香恋>
アスカ先輩とアリサ、この二人にも注目☆
あげは>
嫌がらせメールの犯人逮捕も部長代行のお仕事です。
「は?おい、ちょっ、待っ……そんなん聞いてねぇ!」by直哉
聞いてなくてもやってもらうよ♪
うちも返信遅いから気にしないでよ( ̄∀ ̄)
……プッ!マジ馬鹿なのあんただし!首から上に跡が残らないようにするのはイジメの鉄則だよ!?←(イジメられて3年ちょい
あ~、あげはもイジメられっ子か。ま、学生なら一度は経験するのがイジメだからね~、がんばって耐えるしかないよ、あれは。
第四話
その日の帰り…女子の群から逃げながら栞と陸斗と雄也の三人で歩く
『陸さぁ…こっち帰ってくるなら連絡してくれれば良かったのに!』
「仕方ねぇじゃん…忙しかったし…」
『む~!子供の癖に忙しいとか言わないの!』
そんな2人の姿を見ながら、雄也は独り悩んでいた――
「(陸斗が来たって事は…海兄も来たって事だよな…)」
海斗は栞のハツコイの相手…栞の事が好きな雄也が悩むのも当然だ
『…だよねぇ~……って!聞いてるの!?』
「…へ!?あ、うん!聞いてなかった!」
「…どっちだよυ」
陸斗は、そんな雄也を哀れむような、呆れるような目でみていた←
「そんな目で見るなぁぁ~!(汗)」
暫く歩いていると……
「お~い!陸斗~~!」
『……海兄!?』
聞きなれたその声。。思いだすたびに胸が苦しくなった
「お~…雄也と栞も…おっきくなったな~」
―――その声も、その笑顔も、あの頃と変わらない
第十一話
姫の悲痛な叫び声は、真珠にとって耳をふさがずにいられなかった。染めた金髪の髪がバサッという音をたてて床の上に落ちる……。
真珠は泣きたいのをこらえ、教室を飛びだしていった。
レイコ「し、真珠!?」
相変わらず笑っている女子を後に、レイコも続いて教室を出て行く。真珠はトイレの前にたたずんでいた。
レイコ「真珠、どうしたの!?具合悪いの?」
沈黙。真珠はそっぽを向いたまま尋ねた。
真珠「…レイコは何とも思わないの……?」
いきなりふり返ると、目にいっぱいの涙をためて叫んだ。
真珠「いくら負けたからって、酷すぎるじゃない!昨日まではみんなチヤホヤしてたくせに、何であんな事するの!?こんなの間違ってる!レイコまで笑うなんて…最低!あり得ない!」
早足でレイコの横を過ぎ去ってしまった。レイコはしばらく驚きの表情を隠せなかったが、急に悟った顔をして言った。
レイコ「そうだ、あんなの間違ってる。あたしが助けなきゃいけないんだ」
第十二話
一時間目が終わると、レイコは真珠と詩織をトイレに呼び出した。
レイコ「真珠、あたし、真珠のおかげで目が覚めたよ。マイもみんなも間違ってる。気づいたんだ。いじめはいけないって事」
真珠は微笑んだ。
真珠「気づいてくれてありがとう」
レイコはうなずくと、声を小さくして話し始めた。
レイコ「呼んだ理由は大体分かると思うけど、まずはこの三人で姫を助けようよ」
詩織「何であたしを選んだんだ?」
詩織はさらに男口調になっている。
レイコ「姫がいじめられた時、笑ってなかったのは詩織と真珠だけだったから。それに、詩織は絶対手伝ってくれる。正義感あるし」
詩織「ほめられるなんて初めてだな。ケータイサイトでお前からも女子からもけなされてばっかりだったぞ、レイコ。今までずっといじめてきたくせに、よくそんな口がたたけるな」
レイコはしゅんとなってしまったが、慌てて真珠が言った。
真珠「詩織も傷ついたと思うけど、レイコはマイ達に逆らうのが怖かったんでしょ?問題はマイ達と姫なの。お願い、手伝って!」
ギャルっぽいおねだりポーズに詩織はため息をついたが、嫌とはいえなかった。
かなへ
えっ、いじめられてるの?!3年も(驚)
可愛そう>< すっごく辛いよね…
姫なんて髪切られたのに気づかないなんて先生アホか!
自分で言うのもなんですが^^
ここ小説書く所だけど、困ったらいつでも相談OKだよ!
家族に見られないよう、できるだけ来るからネ!
こんなカッコイイ事言えるの、ココだけ……(泣)
第十三話
昼休み、マイ軍団からの攻撃を恐れて姫は体育館の裏へ逃げていった。さっそく『姫救出チーム』は姫の後を追う。
人目がない所で姫は泣いた。思い切り泣いた。いつも威張っている姫の弱みをつかんでしまったかのように感じて、真珠は胸が痛んだ。
レイコ「姫…」
レイコの声にびくっとして、姫はこちらをふり向いた。恐怖で引きつった顔は、震えている。蛇に睨まれたカエルみたいだ。
姫「なっ、何よ!こんな所までつけてくるなんて…っ!やりたきゃやればいいじゃない!どうせあたしなんかいじめられる運命なのよ!」
詩織が姫をひっぱたいた。いや、殴るといった方がいいかもしれない。姫はますますおびえて、縮こまってしまった。レイコが慌てて止めにかかる。
レイコ「ちょっと、何するのよ!」
詩織「黙れ!」
レイコは手を離し、真珠は後ずさりした。
詩織「あたしはそういう弱虫が、大っ嫌いなんだよ!!」
編集:2009/10/31 14:29:27
あげは>
3対5ですか……真珠ちゃん、がんばって!
いや、シカトされるのはゆっくり本読めるからいいんだけどさ、掃除区域にごみ箱ひっくり返すのはムカついたよ(笑)
だからサ、図書室で一番分厚い本投げつけた(^ー^)
寝たら忘れる単細胞だしそれなりにやり返してるから大丈夫だよ☆ありがと
かなへ
単細胞って奴らの事でしょ(笑)
分厚い本投げつけられたらそりゃ驚くよな~
あと「ゴミ箱ひっくりかえすなら自分で掃除しろッ!」
って感じだよね
ちなみに姫はあたしをいじめた奴の手下がモデルなんだー^^
第十四話
また、詩織の大演説が始まった。真珠とレイコは涙を流して聞き入り、姫は口をポカンと開けている。その目には何か輝く物が見えた。
真珠「あっ、掃除だ」
気がつくとチャイムが鳴っていた。姫はまたおびえ出す。
姫「どうしよう……あたし…マイと同じ場所だ……」
姫は指導権を握っていた頃、マイといつも一緒にいた。掃除場所も一緒にしようねと同じトイレ掃除に決めたのだ。いじめグループとトイレ掃除は辛い物である。最近、いじめはトイレでと決めている所さえあるのだ。どんな事をされるか、想像するだけで鳥肌がたつ。
ブルブル震えている姫をあきれ顔でぶん殴ろうとした詩織を、レイコが止めた。
真珠「でも、詩織がいるじゃん!」
姫「えっ…」
姫は思い出した。陰が薄い詩織は掃除場所で余って、結局人数が1人開いている女子トイレになったのだ。
レイコ「詩織ならきっと助けてくれるよ。ねっ、詩織?」
やれやれという感じで詩織がうなずく。姫は殴られたショックを思い出して、安心したようなしてないような顔をした。
編集:2009/10/31 16:45:25
あげは>
あんなガキには単細胞どころか脳みそがないんだよ(笑)
あ~どうりでリアルだと思った!モデルがいると書きやすいよね!
イジメッ子+トイレ…ですと!?最悪じゃん…二人で大丈夫なの!?
さて、うちも書きますか。
第7話【行動開始】
「誰だよコイツ!“JOTO☆裏のけぃじばぁ~ん”にも文芸部の悪口ばっか」
俺は怒るよりも呆れてしまった。マジ幼稚だな、っつーかヒマだな。02:48までびっしりカキコしまくってる。
「ああ、コイツ三年でも話題だよ。ほら文芸部に人気とられて潰れた新聞部ってあっただろ?その元部員がやってるんじゃないかってウワサだよ」
「姫は人気あるから敵にまわすと味方も友達もいなくなる。だから今まで怖くて嫌がらせできなかったんだろうな」
眼鏡を中指で押し上げる和明。アリサが悔しそうにパソコンを見る。
「ずるいよ~!アリサたちだって大変なんだからね~(≧ヘ≦)」
「そうだね、生徒会長として僕もほっとけないな」
アスカ先輩は立ち上がってみんなを見回した。
「手がかりはあるんだ。みんなで姫野さんがいなくても文芸部は揺るがないってことを見せつけてやろう」
「アスカ先輩…かっこよすぎです~……///」
アリサじゃないが俺もカッコイイと思った。さて、ガキを黙らせに行くか。
「アリサ、女子の情報集めて。和明は掲示板に書き込みした時間帯を調べてくれ」
「お前はどーする、直哉?」
「クラスのダチに話聞いて来る」
実は一人当てがあった。だが…あいつに会うのは気が重い。―――《サッカー部・黒瀬翔馬》。
第十五話
掃除が終わると、レイコは真珠の席にやってきた。2人とも教室掃除なのだ。
レイコ「真珠、真珠」
真珠「どうしたの?」
レイコ「詩織と姫、帰ってきたよ」
レイコより先に、真珠が廊下側の窓から顔を突き出した。姫はビチャビチャに濡れた頭を下に向けて歩いてくる。詩織は今までに見た事がないくらいの怒りようで顔を真っ赤にしていた。
真珠とレイコはビックリして駆け寄った。
真珠「神崎さん、どうしたの!?頭濡れてるよ!」
姫は哀れな目で真珠を見返すと言った。
姫「頭に……ホースで水かけられた………」
詩織「許せねえ!!あんな奴ら社会のダニだ、ぶっ殺しちまった方がいいんだ!!火にあぶられながら地獄へ落ちろ!!」
これだけ怒った詩織を見るのは初めてだ。真珠は詩織の肩に手をかけた。
真珠「詩織、どんな事があったの?詳しく説明して」
第十六話
トイレでのいじめは、凄まじく聞いている方までぞっとした。
詩織と姫がトイレに来ると、マイ達はすでにいたらしい。
マイ「詩織あぶない!バイキンうつるよ~!」
そう言って姫をトイレに突き飛ばしたのだ。姫は倒れ込み、女子達はクスクス笑った。
詩織「おい!何してんだよ!朝なんか髪の毛切ったくせに、まだこりねえのかよ!」
冷たい視線が詩織に集まる。サクラがつめよってきた。
サクラ「こいつワガママだから罰与えてただけなのに、ひどくね~?殴りたいなら殴ればいいじゃん、先生にチクればいいんだからさ。それにこいつ親いないんだよ?家に帰って『まあどうしたのその頭!』なんて絶対ならないし。ま、先生にいじめてましたって言った所で何にもならないね。こいつ、先生にさんざんケチつけてたから救われるわけないもん。バイキンの味方をしたから、もう絶好だね~」
詩織は手出しができなかった。先生が姫を嫌っていたのは本当だからだ。それから詩織は何をしても無視されるようになった。
詩織「これはまだ序の口だ。あの15分間、本当の地獄だったぞ」
第8話【月代雅樹登場】
「直哉~~~!!!」
ガシッと首に腕をまわされ、一瞬息が詰まる。
「ショーマ……首……」
「あっ、悪ィ悪ィ!いや~直哉のほうから来てくれるなんて珍しいから嬉しk「ちょっと黙れ」
コイツがサッカー部の黒瀬翔馬。俺にやたらと絡んでくる変人だ。ちなみに成績は万年ビリ。
「元新聞部の部員が知りたい」
「はぁ……また兄ちゃんかよ……」
「お前には特に用はない」
ガクッとうなだれる翔馬。コイツのアニキ、黒瀬翼は三年だが不登校だ。遊んでるわけじゃない。家に引きこもって情報屋をしているんだ。これが結構役に立つ。
「ってか文芸部ダイジョーブなん?裏の掲示板じゃ荒らされまくってたけど」
「だからその犯人探しをやってんだよ、バーカ」
「直哉クン酷~いィ~」
翔馬がメソメソと泣きまねをする。ウザ。バカなのは事実だろうが、アホ。
「あ~今絶対心の中でアホっつっただろ!」
「正解。じゃあな、ボケ」
ギャーギャー騒ぐ翔馬を無視して部室に戻る。あいつと話すとなんか疲れる。別に嫌いなわけじゃないのになんでだろうな。――そんなことを考えていたら誰かにぶつかった。
「あっ、すいません」
「いや、こっちこそ…ってもしかして君が文芸部部長代行の十時直哉くん?」
「は?なんで俺の名前……「文芸部新入部員の月代雅樹です。メグから話は聞いてるよ。よろしく」
コイツ………メグの知り合い!?
編集:2009/11/04 15:09:18
第9話【メグからの手紙】
ニコニコと微笑む謎の新入部員は、メグの席に座って機嫌良さそうに鼻歌を歌っていた。
「えっ…と、月代くん?」
「雅樹でいいよ。文芸部のみんなはメグに認められてるから」
内心認められてないヤツにはどーするんだ?と思ったけど、とりあえず一番重要なことから聞こう。
「じゃ、雅樹…はメグの知り合い?」
「いとこだよ。あ、あと幼なじみでもあるかな?」
「「「いとこぉ~~~!!!?」」」
「うん♪転校して来たんだ。あ、正確には学校に来るのは月曜日からなんだけど、噂の文芸部が気になってさ」
雅樹は急に真面目な顔になると俺をじっと見て呟いた。
「メグ、事故に遭ったけど無事だよ。それだけ伝えてくれって。それから、これ」
ガサガサとポケットの底から一枚の便せんを取り出した。
「メグからの手紙」
アリサの顔がパッと明るく輝いた。
「ぶちょ~大丈夫なんだ!死んだりしてないし植物人間になったり手とか足とか無くなったりしてないんだ~!!!」
「西、お前どんだけネガティブなんだよ……」
和明が呆れ顔で呟いた。でもそう言いつつ安心したような表情だ。
「ま、とにかく読んで見ようぜ」
そして俺達は恐る恐る手紙を開いた。
このトピックスには続きがあります。
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