題名の通り小説を見せ合うところです!感想も書いてください!ジャンルは特に決まってないです。
きてね!
Lack booK
2P.正直?なきこり♯1
「最初はここか…」
「一応本には正直なきこりとありますね」
「早速発見したぞ」
森に木を切る音が響く
「高そうな斧ですね」
「このあと落とすんだよな…って!落とした!」
ボチャンという音とともに斧は湖のそこに沈んでいく
「…あなたが落としたのはこの金の斧ですか?それともこの高そうな斧ですか?」
「後の…斧…です」
「あなたは正直者ですね☆
この金の斧をあげちゃおう♪」
「はぁ…」
「これで話通りだな」
「でも…どこか話が間違っているはずです」
そして次の日
「今日も普通ですね…」
「普通じゃねえぞ」
「へ?」
「木が全く切れていない」
「確かに…」
「性能が落ちたんだな。ありゃ」
「誰か来ましたよ!ラルスさん!」
「そういえば、三蔵ほっといてよかったんですか?」
「いいんじゃない?寝てたし」
少し歩いた所に、小高い丘があった。
「あ・・・」
丘を少し登った所にある大きな木陰に二人はいた。
「な~んだ。こんな・・・」
悟浄の口を悟空がふさいだ。そして、小声で二人に、
「鱗夜、寝てんの」
悟空の指差すほうには、鱗夜が横になって寝ていた。
「めずらしいですね」
鱗夜が、近くに人が来たのに、起きないのはめずらしい。悟空も、うとうとしていて、今にも寝てしまいそうだ。
「お前も少し寝れば?」
悟空の頭を撫でながら、悟浄が言う。
「でも・・・」
Lack booK
2P.正直?なきこり♯2
やってきたのはめちゃくちゃ派手な服を着た男
「今月の支払いはま~だ~なんですか~?」
そう言って男は部屋を物色しはじめる
「ま 待って!必ず…必ずはらうから!」
きこりは必死に抵抗した
が抵抗も虚しくきこりは蹴られ…なかった
「ひでぇ野郎だな」
と武器を持ったラルスは言う
「てめぇっ!誰だ!?」
「通りすがりの…」
ラルスはかけだした
バコッと音がする
「剣道部さ!」
男は気絶する
「ラルスさん!すごいです!」
時間は数分前にさかのぼる
「助けなきゃ」
「この本ですよ!」
「へ?」
「この世界はこの本
つまりここに書き込めばすべて反映されます」
「ファル!ナイス!」
「まさかラルスさんが剣道部だったとは」
「まあな
それよりもきこり!」
「は、はい!」
「ちょっと来い!」
そう言うとラルスはきこりの手を半ば強引に引っ張っていった
「ま 待ってください!ラルスさん~」
Lack booK
2P.正直?なきこり♯3
森の湖にて
「妖精とやら!出てこい!」
「…なに?」
「手違いがあったみたいだ
こいつに斧をくれてやれ」
「あ~あ~あ~。確かにね
分かったよ!この鎌をあげよう」
「ありがとう…」
「ファル…行くぞ」
「え?あ、はい!」
その夜
「ここに斧を落とせば…」
と昼間の不良が言う
「よっ」
「わっ!」
ラルスは不良を突き落とす
男は悲鳴を上げて湖に落ちる
「またあんた?
まあいいや。落としたのはこのいい人?それともこの不良?」
「不良だ」
「正直だね
このいい人をあげよう」
「ちょ!待…。ふざけ…」
男は沈んでいった
「これで平和だろうな」
「これからはきこりの兄貴とがんばっていきます」
「ありがとう…ラルス」
「いいって」
「いずれこの恩はかえす」
そう言うときこりは深々とおじぎをした
「ラルスさん!そろそろ行きましょ!」
「ファル!今行く!」
これで…やっと帰れるな…
ラルスは別次元へとワープした
Lack booK
3P.黒ずきんちゃん♯1
「着きました!」
ファルが嬉しそうに言う
光にも目がなれたようだ
目を開いてみる
「…どこだ?ここ」
「赤ずきんちゃんの世界ですね」
「戻れんじゃなかったのかよ!」
「それはラックの仕事がすべて終わったらです」
「一人でやってろ」
「そんなぁ~ひどいですよぉ~
ラルスさん~」
女というのはつくづく都合のいいものだ
泣けばいいと思っている
そんなやつ、俺は…
「分かったよ。付き合ってやるよ」
…こんな俺もどうかと思うがな
で 本題へ
「オオカミ見つけたけど」
なんだあれ?飢え死に寸前じゃねえか
「赤ずき…は?」
どう見ても黒ずきんだ
手には杖を持っているが…
隣にいるのは猟師の父だな
なんかスナイパーにグラサンにスコープ、その他もろもろに手榴弾
「○ース○ーカーかっ!」
「ギリギリ会話が聞こえますよ」
なになに?
パパ、もうすぐ狼100体記念?凄腕のスナイパー?
黒ずきんも立派な黒魔導師?
魔法も上達した?
「めちゃくちゃ…」
「狼と接触しそうですよ!」
Lack booK
3P.黒ずきんちゃん#2
狼が飛びつく
「ウオォォォ!(久々の飯!)」
黒ずきんが
「プロ○ス!ブ○ンク!」
防御と分身
さらに
「ファ○ラ!」
炎で敵の動きをふさぎ
パパが
「鬼○薬!チェーンブ○ッツ!
響け!あ○バリ!」
攻撃する…と
「見てらんねえ!」
「本使います?」
俺は強引に本をつかみとると
「空間拒絶の竹刀」
と書いた
「うおお!」
黒ずきんと狼の間を切り裂き
「来い!」
「オ、オイラ?」
狼を連れ出した
「作戦会議だ!名は?」
「狼崎 進一でやんす」
狼は名乗った
意外としっかりした名前
「ババアを狙え!」
「は、はいっす!」
「後はこちらで考えますから」
とファルが付け足した
「恩にきるでやんす」
その日は夜遅くまで会議をした
翌日
「行ってくるでやんす」
「大丈夫だ。テメーならやれる」
「がんばってください」
「はいでやんす」
今回は、いよいよ小説を投稿します。
賽猶輝
「今回、数多すぎねえか?」
黒い髪に黒い瞳の男がそうつぶやく
男の手には、長い棒が握られており、つぶやきながらも目の前の『人』を倒していく。
「つまんないこと言ってないで、戦いに集中しなさいよ。悟空」
今回は、ここまでにします。
Lack booK
3P.黒ずきんちゃん#3
「はっはっは~!
ババアはうまいでやんす!」
「…パパ」
「…ああ」
そういって父はバズーカ装備
狼は死を悟った
「ぎゃあああ!」
「かあさんは返してもらうぜ」
「じゃあね。狼さん」
「麻酔弾だ。心配すんな」
「ラルスさん」
「良かったんだよ
物語的にはな」
「はぁ」
「さっさと全部終わらせようぜ」
「じゃあ次!行きますよ~」
毎度のごとく俺たちはワープした
Lack booK
4P.白雪貧乏姫#1
「ついた…と」
「白雪姫の家みたいですね」
「けっこうボロいな」
「魔女っぽいのが来ましたよ」
「ここでどうなるか」
俺たちは白雪姫と魔女の話を聞くことにした
「りんご、いらないかい?」
「りんごは嫌いなの」
そう言い残すと白雪姫は森へと姿を消した
「魔女!ちょっと座れ!」
魔女は正座をした
そして言った
「あの女が…りんご嫌いって言って食べなくて…もう何回も行ってるのに…」
「りんごじゃなくてもいいじゃん」
「それもそうだ」
魔女は鼻歌まじりでスキップっぽいことをしながら街へ向かった
「バナナとかぶどうとかな」
翌日
「バナナはいらんかい?」
「嫌いなの」
「ぶどうは?」
「ワタクシ、フルーツが嫌いなの」
そう言うと白雪姫はドワーフを連れて森へと消えた
「darkjewel」
第3章~セント-ルの町~
「あの…すみません。道を教えてもらいたいのですが」
「………」
「あの…」
「……うるせえなぁ。俺は今忙しいんだよ」
「ごめんなさい…」
見たところ全然忙しそうじゃないのに
というかむしろ休んでるように見えるんですが…
「それで…」
「はい?」
「何処に行くんだよ」
「セント-ルの宿ですけど」
「ふ~ん…この道まっすぐ行けばすぐだよ」
「あっ、ありがとうございます」
思ったよりいい人そう…
「それより、此処に来たのは初めてか?」
「はい。そうですけど…」
「だったら気をつけるんだな」
「えっ?」
「だから気をつけろって言ってんだ」
何に気をつければいいのか分からない
「この町には綺麗な建物や店が沢山あるけど… それは所詮上辺だけだって事だよ」
「はぁ…」
「この町だけじゃ無い。この国全体がそうなんだ…お前には分からないだろうけど」
他人に分からない事を話すのはどうかと思う。
しかも、お前呼ばわりなんて腹が立つ。
「それじゃあ私はこれで。ありがとうございました」
キレる前にその場を立ち去った。
でも、これが運命の出会いということ、そして言葉の意味を私は後に知ることになる。
探偵らばーず。
「涼太、早く行くぜ」
「ちょっ…渡先輩、そんなに急ぐ必要無いでしょう!?そもそも、場所は知ってるんですか?」
「知ってる。聞こえたんだよ」
渡は涼太の手を握り、歩行者の間を逆流して縫い目を作っていく。
「何がです」
「…銃の…トリガーを引き絞る音」
涼太はそれを聞き、鼻をひくつかせる。
鉛か煙の音を探すためだろうが、多分もう分からないだろう。
「けど、銃声までは行ってない。あくまで引き絞る音。けど、拳銃を持ってるのは分かった。それに、その音が聞こえたのもお前が来る少し前…。匂いも消えてる」
渡と涼太は人混みを抜け、渡は耳に残った音を頼りに駆け巡る。
「連絡…来ないですね…。まだ見つかってないのかな…」
「そうかも…。けど、渡は一度静かな所に行けばちゃんと犯人がどこに居るか分かる…。あいつは、単純に集中するのが苦手なだけ…。集中さえしてしまえば、いつでも耳を働かすことが出来る…」
シャープペンのクリップ部分を親指で弾き、弾き、弾き、ついにはピシリ、と乾いた音を立てて折れてしまった。
「少なくとも…。あいつがそれをできるんだから、俺達はここにずっと居るんだよ。今回、俺達に出る幕が無い」
探偵らばーず。
「けど、渡さん」
「あ?」
「銃のトリガーを引き絞ったってことは、誰かを撃とうとしたんですよね」
「まあ、そうだな」
「けど、撃たなかった。じゃあ、薬厨の対象はどこかに逃げ続けてるんじゃないですか?例えば…その薬厨がクスリを使っていると警察に訴えた、薬厨の息子。…薬厨が警察の手を掻い潜る前から失踪しています」
「…じゃあ、あの薬厨」
「ええ、多分…自分の息子に遅れながら口封じでもするかもしれません」
「………もう……嫌だ………何で…何で俺だけっ……」
暗く湿った路地裏で、少年の小さな声が狭く響いた。
白い肌を黒いシャツとこげ茶のコートで包み、懐には、
―――血の付いた折り畳みナイフ。
「何で……俺だけが、こんな目に合わなくちゃ……いけないんだよっ……」
少年のわき腹には、血が滲んでいた。
どうやら、一度は自害を試みていた様だが、傷が浅いまま死ぬことが出来ずに放っておいたらしい。身動きを取るたびに、痛みで呻く。
「俺ばっかりが……人間全員の不幸を受け止めてる訳じゃ、ねえのにぃっ……何でだよ…少し運を分けてやっただけで……クスリに手ぇ出しやがって……」
融点上昇 #2
最初は興味感覚で話しかけてきた奴らも、
ついには誰一人として近寄らなくなった。
そして小学校へと進学した。
トモダチなんてものは存在しなかった。
融点上昇 #3
「俺、谷渕!よろしくな!
お前の名前は?」
それが、俺を変えた初めの言葉だった。
「…うるさい。話しかけるな」
俺は奴を無視すると、読書へと戻った。
「なんだよお前、暗ぇな~」
「………」
「地味?」
「………」
奴みたいなのはクラスの全員に声をかけているのだ。
俺もその一人に過ぎなかった。
無視をすればそのうちこいつも飽きる。
──そう、思っていた。
融点上昇 #4
次の日
「お~い、ジミーっ!」
昨日の奴が手を振りながらこちらへと走ってくる。
ジミー?
はて?誰だろうか
そんな外人はこのクラスには居なかった気がするが。
「(どうせ一年限りの付き合いだ)」
そう思う俺は人の名前を覚えなくなっていた。
バンッ!
いきなり机を叩かれびっくりした俺は本を落としてしまった。
「おお、悪い悪い」
奴はそう言うと本を拾い、俺に渡した。
「はい、ジミー」
…気のせいだろうか。
奴は今、誰を“ジミー”と呼んだのだ?
はい、ジミー
この言葉が俺の中で何回も再生される。
いくら停止ボタンを押しても、壊れたテープレコーダーのようにその声が止まる事はなかった。
「おい、どうした?」
彼が俺の肩に手を置いた。
それで俺の頭の中の声は止まった。
「……は……めろ…」
「は?」
「ジミー、は やめ…ろ。
外人、みたい だろ…が」
「悪い、ごめんな!ジミー!」
「………」
久々に長い言葉を喋ったため、疲れた俺は読書に戻る事にした。
編集:2011/09/10 18:03:22
融点上昇 #5
「きょうは、かかりのしごとをきめたいとおもいまーす」
入学式の日、教師だと言っていたすずきが教壇に立ち、そう言った。
「まずは、クラスちょうを決めたいと、おもいまーす」
…話し方がイライラする。
いくら小学一年生だからってそのしゃべり方はないんじゃないだろうか。
「「「はーい」」」
…他の奴らはそれでいいかもしれないが。
ふと、気になって“彼”を見てみると…
「(うわぁ…)」
…寝てた。
なんだかんだでクラス長、とやらが決まり、クラス長の二人が教壇に立ち、他の係を決めていた。
バンッ!
机を叩かれ、またもびっくりする。
視線を上げると、“彼”が居た。
「いっしょに 整頓係 やろーぜ」
「………」
黒板を見ると、残っていたものにいいものはなかった。
「…分かった」
「おお!じゃ、貸して」
彼は俺の机に置いてある名前のマグネットを掴むと、黒板へと走っていった。
黒板に俺のマグネットと自分のマグネットを貼ると、彼は教壇に立ち、何かをやっていた。
周りからは笑い声が聞こえた。
──彼は“人気者”だった。
融点上昇 #6
放課後、俺と彼は整頓係の仕事、『整頓』をしていた。
整頓係は四人だったようで、
「シャキーンっ!」
「ドーンっ!」
「俺、双剣!」
「「すげーっ!!」」
…思いっきり、遊んでいた。
やっと机を並べ終わると、
「カキーン!」
「ストライクー!」
「空振りしてるー」
一人はお腹を抱え、笑っていた。
「おりゃ!」
もう一人の男の子が消しゴムを投げる。
「うっしゃー!ほーむらん!」
彼は、それを打った。
バリィィン!!
直後、すごい音が聞こえた。
「わ、割れちゃった…」
廊下に面しているガラスが、割れていた。
「どうしよ…」
「に、逃げよう!」
消しゴムを投げた子が走り出した。
ドンっ!
「いってー」
「走り回っちゃ、危ないよ」
そこには顔は笑っていても心が笑ってないすずきが居た。
融点上昇 #7
「ごめんなさい…」
「「ごめんなさい…」」
「………」
俺は特に何かをしたわけではなかったので頭を下げるだけにした。
「次からは、おかあさんたちにほうこくしますからね」
「「「はーい」」」
この教師は山口だった。
すずきではなかった。
少し、申し訳ないと思った。
「ジミー!こっち来いよー!」
谷渕と二人が手招きしている。
なんとなく、行ってみた。
「ほら!コレ!」
谷渕がガラスの破片を突き出す。
「きれいだなー」
「吉田と本宮にもやるよ!」
腹をかかえて笑っていた子、吉田と消しゴムの本宮に谷渕はガラスの破片を渡した。
「ジミー、お前にも!」
谷渕は俺にもガラスの破片を渡してきた。
「あ、ありが…と…」
「おう!」
谷渕からガラスの破片を受けとる。
ガラスの破片は翌日、なくした。
融点上昇 #8
俺たちは二年になった。
谷渕とは、またも同じクラスだった。
人気者の谷渕といると、当然視線は谷渕だけでなく、俺にも向くわけで…
俺にも、たくさんのトモダチができていた。
このトピックスには続きがあります。
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