モンハンの小説を書きたいな~、と思う人は誰でも来てください。
私だけっていうのは若干寂しいです。
モンハンがらみならギャグからシリアスなどジャンルは問いません。
ルール
・荒らしはしない
・見るだけでも良いですができるだけ感想をかこう
・他人の考えを否定しない
以上です。
それでは楽しみましょう!
モンハンの小説を書きたいと思う人来てください
何故か明るさを求めたらこのような結果に・・・
さあ、いよいよバトル!!
クシャルはまだこちらに気づいていない。エンはポーチに手をのばし閃光玉を出して思い切って
閃光玉を投げた!!・・・はずだった
「閃光玉がないー!!!なんで!?どうして!?Why!?」
その瞬間、クシャルと目があった。そのつぶらな瞳がクリクリしていてとてもかわいく、もし自分より小さかったらなでなでしていただろう・・・しかし現実は甘くない。
目の前にいるのはいくつもの戦いを繰り広げてきたモンスター。なでなで?死にたいのといわんばかりの
鋭い眼差し。もし少しでも触れたらあのトゲトゲで怪我をしてしまうだろう。
「これは・・・リタイアしかねぇぇ!!」
すぐにリタイアしようとリタイアにあげる煙をあげようとした。しかし、エンは忘れていた。
これがどこかのおぼっちゃま(正しくは黒服達)が強制的につれてきてやっているクエストだと
いうことに・・・つまりはギルドや村長が認めていないクエストなのだ。しかも肝心のぼっちゃんは
脚しかのこっていない
「これじゃあ、もし無事に戻ってもクソガキを殺した犯人として疑われ続ける・・・」
その瞬間、エンの大切なものが、・・・切れた。
ブチッ 「どいつもこいつも・・・」
クシャルダオラはブレスを吐く! 「いい加減にぃ・・・」
あと少しでエンに当たるっ!!
「しろぉぉぉ!!」
エンは突進した!そしてブレスの中を・・・突っきった!
「グルオオォォ!?」
クシャルは攻撃が命中したと思った相手がまさか突っこんで来るとは思っていなかったらしく、
かなり慌てている。
エンはこの隙を逃さなかった。
「うらああぁぁぁ!!」
怒濤の連撃がクシャルの脚一カ所だけに集中している!そして脚の一カ所が割れた!
「ム○カ大佐だって3分間待ってくれるってのによぉぉ・・・!テメェは3秒も待てねぇのかぁぁ!?」
エンはとどめと言わんばかりに鬼刃斬りのモーションをとった。そして
「いい加減眠りやがれ!!この、鉄クズがぁぁ!!」
言い終わると同時に、鬼刃斬りが・・・きまった。
次回は明日!次にやっと奴等がでます!!
鬼刃斬りはきまり、クシャルは横に倒れた。だがクシャルはまだ息があった。さすが古龍
といったところか。
「ふぁ~、まぁ今回は許して・・・ん?」
古龍は倒した。だがまだ胸騒ぎは止まらなかった。そのとき、まだ知らなかった。
その古龍を倒してはいけなかったことに・・・
「「「グルアアァァァ!!」」」
そこにいたのはなんと、ドドブランゴ、ラージャン、ティガレックスだった。そしてそいつ等はこっちを一斉に向いている。
「・・・そうか、このクシャルがここら辺りのボスで、コイツがいなくなったってことは・・・」
おそらくは縄張り争いだろう と口にしようとした瞬間、ティガレックスがこっちに突進してきた!
「ちっ、何で俺が・・・そうか、ボスを倒した俺を倒してほかの奴等に自分の力を見せたいのか!?」
エンは間一髪でかわすと、反撃に出ようとした。しかしエンの戦いは 一対一 と本能で感じさせてしまうため、他の2頭は眼中になかった。それが仇となった。
「ガアアアァァァ!!」
「ぐあぁっ!!」
ラージャンが吠えながら拳で攻撃し、その拳は最悪なことにエンの腹に当たってしまった・・・
だらだらとすいません!!次回はきっと・・・
エンは「ははは、骨が5本もってかれちまった」とのんきなことを思いつつも、立ち上がろうとした。
だが体に力が入らないー
ラージャンとドドブランゴが攻撃体勢に入った。このまま殺されてしまうのか そう思った瞬間
拳で殴ろうとしてきた!
エンは生きることを諦めた。目をつぶり、現実から逃げようとした。次に目をあけた瞬間に自分の体が
無惨にもグシャグシャになっていそうで・・・
しかし、拳は飛んでこなかった。おそるおそる目をあけ、そしてエンは驚いた。あのG級ハンターが
クエストで出くわしたくないモンスター上位3頭が、綺麗に倒れている。しかも頭から血を流して・・・
どうなっている?と声を出そうとしたが、声も出ないくらい体は弱っている。
「まったく・・・外出禁止令はちゃんと出したのか、ノイ?そしてエン、大丈夫か?」
男だった。台詞が棒読みで感情は伝わらなかったが、一応心配はしてくれているようだ。
「ちゃんと出しましたよ!けれども勝手にアル家の当主が近所のハンターを連れてきたんです!」
こっちの女はこの男と関係があるらしく、普通に喋っている。コイツ等はー そう思った瞬間、
エンの意識は途絶えた。
ポッケ農場へと続く道。そこからミネス家は見える。そのミネス家のベッドでエンの意識は戻った。
「・・・俺は、負けた のか?」
片言で言葉を喋ると同時に扉が開いた。
「!?、エェーン!!」
扉を壊す勢いで出てきたのは、エンの姉フランである。フランは人間とは思えない速さでエンの
寝ているベッドまで行き、そして思い切り抱きしめた。
「よかったー!!心配したのよ!!一週間ずっと寝たっきりで・・・」
「がぁ、ぐるじい・・・」
実際エンはフランの胸の谷間に挟まれ、息ができない状態であった・・・さらにフランも
ハンターであるから腕力もかなりある。
また扉が開き、今度は雪山で助けてもらった? 男と女が現れた。
「やあ、意識は戻ったかいエン?」
「全く・・・外出禁止令はちゃんと見たんですか!?今度あんな事したらハンタークビにしますよ!」
男は棒読みだが物腰は優しく、ナルガSシリーズで顔は見えないが雰囲気は良さそうだった。
逆に女の方は言い方が厳しく、初対面だったら少なからず怖いイメージを与えるだろう。
「姉貴、放してくれ・・・あんた達は、一体何者なんだ?」
エンはいままで疑問だった事をぶつけた。
「俺達か?俺らはギルドナイトを影から支える助っ人みたいなものだ。まぁギルドナイトに
違いはないが・・・」
「おい、ギルドナイトは普通制服でもあるギルドナイトスーツを着るもんだろ?」
「私たちは実力で買われ、雇われているのですよー。それに先ほど 助っ人 と言ったでしょ?」
あれ?この女こんな性格だっけ?まぁいいや。
「所で何でアンタはあんな所に?俺はクソガキの付き添いだとして・・・」
「俺はアンタではなくノロシだ・・・まあいい、なぜ俺らが雪山にいたことについてだ。
あの場所はクシャルの脱皮スポットとして有名でな、その脱皮をねらって他のモンスター
が襲う時があるんだ」
「その脱皮直前に俺がそのクシャルを瀕死にしちまった・・・ということか?」
そのことを聞くとあのクシャルに少し同情してしまう。いくら正当防衛だとしても脱皮直前に攻撃・・・
普段モンスターは一息にとどめを刺しているエンならなおさら、相手を苦しめてしまった事を後悔した。
「そういえば助けてもらった礼をいってなかったな。ありがとう・・・ん?」
暗い過去を引きずってもしょうがないと思ったが、また一つ疑問がでてきた。
雪山で助けてもらった時、「エン、大丈夫か?」と言ったことについてだ。
「おい、ノロシ!おまえ何で俺のことを知っている!?」
「なに言ってるのエン?この人達お隣さんよ?」
今までこの話に関わらなかった姉がやっと口を開いた。そしてサラッと衝撃的な事実を言った。
「な、なんだってー!?」
「まあ、知らないのも無理ないわね。今まで回覧板とか私に頼んでたし、それにハンターの事情で
会う暇もなかったもの(笑)」
衝撃の事実!!このギルドナイトもどき達はお隣さんだったのだ!
「笑うなー!!それに何だよそのギャルゲーみたいな設定!?古いんだよ!そんなんじゃ
俺ら読者の皆様から嫌われるぞ!?」
「大丈夫よエン。嫌われるのは私たちじゃなく作者だもの☆(黒笑)」
「大丈夫じゃなあぁぁい!!」
こうして4人の戦い?が幕をあげたのであった・・・
これにタイトルを付けるとしたら「出会い」ですかね?
グダグダしてますけど、これからもよろしくお願いします!
フッフッフ・・・、中2で鍛えられた妄想力は半端じゃないって事ですよ!←いわゆる中2病
それでは第2話 「空白の時間」 始めちゃいますよ!
※第1話でエンが雪山へ行っているときのお話です。
今日もミネス家には優しい朝日が降り注ぎ、屋根に積もった雪が落ちた音でミネス家の長女フランは
目を覚ました。
「ふあぁ・・・おはよおーエン~?居る~?」
ミネス家の長女フランが起床した。そしてフランはエンの部屋に真っ先に(無断で)入った。
「あるぇ~エン何処~?」
とフランはエンを探していると外では信じられない光景があった。
なんとエンが黒服たちの手によってネットでグルグル巻きにされてポポの荷台に乗せられている!
エンは「おまえらは行かないのかよ!?」とか言いながらそのまま雪山の方へと消えていった・・・
その瞬間フランはすばらしい速さでフル・フルミナントの峯で黒服たちを吹っ飛ばした!!
「あなた達・・・エンを何処につれていったのぉ?(ニヤリ)私がフルフル様の次に大切なものが
エンだっていうことを分かってての行動かしらぁ~?」
黒服達は慌てふためいている!いや、むしろこれで慌てないのはどうかしてるのだが・・
「かくかくしかじかでして・・・」
「ふぇ?あのクソ生意気なガキを葬るため?あはは、そうだったんだ~」
黒服達は改めてかくかくしかじかとはすごい言葉だなと感心した。そしてフランは黒服達の言葉は
納得してもさっきの行動に対して謝罪する気はないらしい・・・
「自分も行きたいけど外出禁止令・・・気に食わないけどあいつに頼むか~」
フランはダルそうに隣の家に行き、大きな声で
「ノロシー!居るんでしょー!!」
と叫んだ。すると奥の空気が揺らめき、その狭間に一つの影が浮かんだ。
「・・・いい加減にそのぶよぶよな装備やめたらどうだ、フラン?」
その影、ノロシも寝起きだったのか機嫌が悪そうだった。
「はあっ!?・・・まぁそれは後にして、かくかくしかじかで・・・」
フランは事情を便利な言葉で説明すると真剣な眼差しで、
「だから雪山に行かせてっ!」
「フルフル装備をかえて「それは無理!!」・・・即答かよ」
これ以上の話し合いは無駄と判断したノロシは何もない空間に 「後は頼む・・・」 と言った。
「ちょっ、何言って・・・ふぇあ?」
フランは言い終わる前に背中に違和感を感じた。そして急激な眠気におそわれた。
「・・・ノイ、フランは?」
「ミネス家のベッドに寝かせてきました!(しかしあの女捕獲用麻酔弾3発撃っても寝なかった・・・!)」
そういうとさっきから声だけしか聞こえなかったノイ・ミズセキがツワモノボウガンを肩に背負いやっと姿をあらわした。
「噂に聞いてたけどフルコン(フルフルコンプレックス)だけじゃなくブラコンでもあったとは・・・」
「それも一つの愛の表現だ・・・それより雪山か、行くぞ、ノイ」
「んなっ!?あっ、はい!(どうして助けに行くの~!?この後ノロシ様とデートの予定だったのにぃ!)」
てっきりノイは雪山にいるのはフランの弟だからノロシは見捨てると思ったのだ。だが、
「仕事は仕事。プライベートはプライベートだ・・・」
ノイはノロシが言ったことが分からず頭の上にハテナを浮かべながらノロシの後を追って雪山へ足を
踏み入れていった・・・
今ごろですが名前の由来
エン・ミネス→プロミネンス(紅炎)をもじったもの
ノロシ→狼煙(情報を伝達する煙)
ノイ・ミズセキ→水精鬼(妖刀)をもじったもの
フラン・ミネス→ミネス家の長女にふさわしい名前を1時間近く考え、悩んだ挙げ句フランにしたw
続きは明日!
「寒っ!!」
ノイが雪山に入っての第一声がこれだった。
「クシャルが近いせいでいつもより寒いな・・・それとノイ、フランから事情を説明してもらったのを
覚えているな?その内容は忘れろ・・・」
「なんでですか?」
ノイはもう一度頭の上にハテナを浮かべた。
「エンは口が軽そうだろ?絶対どこかでしゃべる・・・この事がもしギルドマネージャーや
ギルドマスターに知られたら外出禁止令を破った奴等の処分とか報告書とか始末書とかいろいろと
書かないといけなくなるから嫌なんだ・・・」
その「報告書」と言う単語にノイは青ざめた。最低でも5時間は机に向かってなければならず、
以前報告書の書く量が多すぎて倒れた同僚もいる。
「りょ、了解・・・」
ノイは元気無く返事をしてノロシの後についていった。
そのときだった!
「いい加減眠りやがれ!!この鉄クズがぁぁ!!」
ノロシたちはいきなりの大声に驚いた。すさまじい声でその言葉の一言ずつに殺意が込められている。
「さっきのがエンの声か?まぁいい、行くぞノイ・・・」
「あっ!?はいっ!」
ノロシたちはその声の方向へ進んでいった・・・
「おいおい・・・これはないだろ?」
さすがのノロシも驚いた。なぜなら目の前にはティガレックス、ラージャン、ドドブランゴが
エンを囲み、エンはその中で倒れているのだから・・・
そしてラージャンとドドブランゴが拳でとどめを刺そうとしていた!
「ここでエンに死なれちゃこっちが困るんでな。悪いが・・・」
ノロシはボソッと呟くと行動にでた。モンスター3匹はエンに気をとられ、こちらには気づいていなかった。まずノロシが目をつけたのはドドブランゴだった。
するとノロシは、スッと消えた・・・
ノロシが消えた瞬間、ドドブランゴは頭から血を流し、その場で音もなくー
崩れ落ちた。
「ガアァァ!?」
ラージャンはさっきまで隣にいて自分と同じように生きていたモンスターが
頭から血を流し倒れた事に驚いた。
ラージャンは好奇心でその死骸を確かめた。「まだ生きているかもしれない」
そのようなことを思いつつ・・・。だが死骸に近づいた瞬間、ラージャンの頭が綺麗に割れた・・・!ラージャンは悲鳴を上げることなく隣にいる死骸の仲間となった。
「グルアァァ・・・!」
ティガレックスはその場から逃げようとした。本能で「殺される」とでも思ったのだろう。・・・しかし、動けなかった。
なぜならティガレックスの足にボウガンの弾が刺さっていたからだ・・・!
「後は任せましたよノロシ様・・・」
その言葉と同時にティガレックスの周りで風が渦巻き、ティガレックスはその場で眠るように倒れ、
そして二度と動かなかった・・・
モンスター3頭を討伐したノロシはいつも以上の棒読みで
「まったく・・・外出禁止令はちゃんと出したのか、ノイ?そしてエン、大丈夫か?」
報告書は絶対に書きたくないので演技でなんとか「事情」を知らなかったことにするノロシの作戦にノイは
「ちゃんと出しましたよ!けれどもアル家の当主が近所のハンターを連れてきたんです!」
ノイは「我ながらいい演技!私って天才?」と自分で自分を褒め、ノロシの所に行った。
「しかし、エンはこのクシャルを倒したのか・・・ノイ、回復弾LV2をエンとクシャルに頼む・・・」
「は~い、ってええ!?ノロシ様!?エンはともかくクシャルまでって・・・」
しかしノロシの目は真剣そのものだ。たぶん断っても無駄と判断したノイは、
「・・・どうなっても知りませんよ?」
と半分ヤケになり、回復弾をエンとクシャルに撃った。
クシャルダオラはその後ゆっくりと立ち上がりノロシに「キュルル・・・」と低く鳴くと
遠くの空に消えていった。このクシャルダオラがこの後どうなるかは誰も知らない・・・
「頼まれたことも終わったしそろそろ帰るか?そうだ、家に帰ったらバイ○ハザードでも一緒に見る?」
「ふぁ!?はい!是非!!」
ノロシはエンを背負いノイはそれを追って雪山を降りていった。・・・だが、
(勢いで返事しちゃったけどバイ○ハザード!?どうしようホラー映画苦手なんだけど・・・)
・・・この後ノロシ家でバイ○を見て悲鳴を上げたノイは夜1人だけでは眠れず、ノロシと寝ようとしたが
追い出され、泣く泣く眠れない夜を過ごしたのは別の話である・・・
はい、ここで後付け設定~
エン :諦めるときは男らしく諦める
ノロシ:作者以上の中2病
ノイ :ホラー映画が超苦手
フラン:ブラコン
この設定だと皆さん引いちゃうかな?次回は・・・一週間以内で?
タイトルタイトル「☆モンスターハンターBrave☆純白の死神」
わずかな朝日が俺の顔を照らす。
「ん、もう朝か。ふわぁ」
俺はあくびをかみ殺しながらベッドから降りる。
身支度して鎧を着ると、アイルーキッチンへ向かい、軽い朝食をとった。
「ジェラルドはどこいった?」
「えーと、しばらく樹海に出かけるって………」
俺はかなり驚いた。昨日の様子では歩くのがやっとという風だったのに、もう狩りに出かけただって?
「そ、そうか、じゃあ、俺たちも一仕事するか。」
「は、はい」
依頼を受けようとオババの元に向かったが、いつものたき火のところにはおらず、集会所にいるとネコートさんが教えてくれた。
「雪山に立ち入り禁止!? ど、どういう事ですか?」
リアンが驚きのあまり声を上げる
「いやのぅ、昨夜使いの者が来て、いきなり言われた事なのじゃ。
何でも、危険な飛竜が住み着いたとか……」
オババは言葉を濁す。口止めでもされているのだろうか。
「寒すぎる。シャーリー、ホットハニーケルミルクをたのむ。」
集会所の裏口から見知らぬ女ハンターが入ってきた。
真っ白な髪の毛や青いギルドの制服には大量に雪が張り付いている。
「はい、どーぞ。それにしても早かったわね。敵前逃亡?」
シャーリーさんが愛想良く対応している、タメ口と言う事は知り合いなのだろうか。
「ふん、この私が逃げるとでも? あの程度の距離なら走っていけば2時間もかからないだろ。
だいたい、わざわざ馬車を使う意味がわからん。」
あ、あの距離を2時間だって!? あり得ない。普通に一日はかかる道のりだ。
「で、どうだったの?」
「今回も大はずれだ。全く、なかなか姿を見せん。居るのは解るんだが……。」
などと人間離れした話をしている。正直、あまり関わりたくない相手だ。
「オババ、あの白髪が使いの者なんです……か?」
後ろに凄まじい殺気を感じる……怒り狂ったラージャンが真後ろにいるよりも、怖い。
「白髪? それは私の事か? 虫螻。」
………血のような真っ赤な瞳ににらみ付けられる。
どこかで見たような気もしたが、思い出せなかった。
虫螻、と言われた事には勿論腹が立つが、言い返せない。
何か見えない何かに口をふさがれているような感覚が体を縛り付ける。
「あ……う……。」
俺にはただ、アロワナのように口をぱくぱくとあける事しかできなかった。
女ハンターは手を腰に伸ばすと、そこに収まっている拳銃のような物を取り出そうとする。
「ルシィ、ここは私に免じて許してあげて、彼も悪気があった訳じゃ無いんだから。」
「ふん。………シャーリー、私はルシエドだ。そんな間抜けな名前を勝手に付けるな。」
そう言いながら何とか銃を納めてくれた。
後でシャーリーさんにお礼いっとかないとな。
「ところで村長殿、ここには使えそうなハンターはどれだけ居る?」
使えそうなハンター? まるで格下に見られているようで俺は気分が悪くなった。
「ふむ、この村で最強なのはそこにおるレヴァンじゃが。」
といって、オババは俺の方を示す。
どうやらリアンは眼中にないらしい。
――ちょ、何で俺が!?
「……こんな雑魚そうな奴が、か? 話にならない。これではここが『あれ』に滅ぼされるのも時間の問題だな。」
この一言に、俺はキレた。
「おい、さっきから虫螻だとか雑魚だとか、勝手な事ばかりいいやがって、何様のつもりだ!?」
ルシエドはランゴスタか何かを見るような鬱陶しそうな目で見てくる。
「……貴様は弱い。貴様では『あれ』には勝てない。絶対に。」
「だから何でだよ!? 俺の実力、何一つ見てないくせに!」
ルシエドが再び口を開く。
「………そこまで言うのであれば、貴様の実力とやらを見せてみろ。
貴様のような人間無勢に、どれほどの事が出来るのか。」
人間……無勢?
「昼過ぎに出発だ。入念に準備をしておけ。遅れは許されない。」
「な………?」
俺が内容を理解する前に、ルシエドは集会所の奥に消えた。
「師匠、多分、その危険な飛竜を探すのに付いてこい、て事じゃないですか?」
俺はうつむいたまま黙っていた。
「それにしても、さっきの人、ルシエドさんでしたっけ? 強そうでしたね。」
「………ああ。」
………人間無勢、と言う言葉がどうにも引っかかる。
それに……あの赤い瞳……どこかで………。
「師匠? 師匠!! どうしたんですか?」
「………そうだ、ミラアンセスだ!! あいつ、伝説の白龍に似てるんだ!!」
俺は昔に読んだ龍伝説の絵本の挿絵を思い出した。
純白の体に真紅の瞳――伝説の白龍ミラアンセス。
「うふふ、レヴァン君面白い事言うね。あながち、間違えじゃないかもよ。」
わ、シャーリーさんに笑われた………。
俺は小さく咳払いをして聞いた。
「ルシエドって奴は何者なんだ?」
「ギルドの間では『純白の死神』とか『血塗れの処刑者』と呼ばれているわ。あれでも昔は“無愛想な”受付嬢だったのよ?
昔って言っても数ヶ月前までの話だけど。」
「……物騒な呼び名だな。」
俺は今になって後悔した。
――あんな事、言わなければ良かった。
こうして過酷な雪山での狩りが始まったのだ。
この意味府小説もとうとう3話。
ルシエドとレヴァンの運命はいかに!
次回は衝撃的ルシエドの真実が……明かされません。
作者の気分次第です。
因みに複線ありです皆さん気付くかな?
なぶさん
私も妄想力だけは凄いんで、大丈夫ですよ。
なぶさんの小説結構好きです、頑張ってくださいね。
うん!2人ともいいですね。
最高の小説で最高の妄想力です!www
続きがむっちゃきになる!
きのsミラアンセスとは、ミラルーツと同じものですか?
すみません 基本的なこと知らないで・・・
編集:2009/10/20 20:00:32
一週間以内と書きましたがアイディアが浮かんだので書きます。
例の雪山事件から二日。エンはため息をついていた。
「はぁ・・・、どうしよう~?」
エンは真剣に悩んでいた。その理由とは・・・
ギルドナイトもどき達がエンを助け、ミネス家にまだ滞在しているときだった。
「ところでだエン、お前ギルドナイトに興味はあるかい?」
いきなりのノロシの言葉にエンは今飲んでいた水を吹いた。
「ぶはっ!ギルドナイトォ!?なんだよいきなり!?」
「雪山のクシャルダオラを倒したのはお前だよな?その実力はギルドに必要だと思う。
もちろん答えはいつでもOKだ。」
この唐突すぎる申し出にエンは驚いたが、エン以外にも驚きを隠せない人物がいた。
「何を考えているのですかノロシ様!?こんな奴ギルドに入れたらすぐに墓穴行きですっ!!」
ノロシはまあまあとノイをなだめると、
「さっきも言ったが答えはいつでもOKだ。それとこれは俺とノイのギルカだ、受け取れ・・・」
「えっ!?」
ノイは自分のギルドカードをいつの間にか奪われていることに驚いた。だが・・・
「お前が管理している物の在処は大体予想が付くからな・・・」
というノロシの一言でノイの頭の中では、
私の物の在処が分かる→私の物はノロシ様の物→私もノロシ様の物!?
上のような危ないことを考え、ノイは頭から煙をあげて、倒れた・・・
「あれ、ノイ?お~い・・・ノイの具合が悪そうなんで俺達は今日のところは家に戻るとするよ・・・」
とノロシはミネス家から出ていった。何なんだよ、いったい・・・?
そしてため息をつきながらエンはノロシとノイのギルカをみた。
ノロシ 称号:瞬殺無双一・一・一ノイ 称号:究極の死神
ナルガはこの俺の嫁だ!一・一・一・ヒャハハハ!!!
喰らうが良い!滅びの爆裂疾風弾!一蜂の巣になりたくなかったら
粉砕!玉砕!大喝采!ワハハハ!!一全財産置いて立ち去りな!!
・・・つっこみどころが多すぎる!
まずノロシからだ。真っ先に言いたくなるのは「お前はどこの社長だ?」と言いたくなる。
そして・・・嫁?
次にノイだ。称号といい普段のノロシの接し方といい、多重人格だよなこれw
けど全財産って・・・
結論ーこいつらギルドの中でも(頭が)ヤバい方だ!
「姉貴…俺どうすればいい?」
この事態で以外と喜んだのがフランだった。「ギルドナイト!?出世したの!?おめでとう!」など
のんきなことを言っているのだが…
「ノイは危ないけどノロシはそんなんでもないわよ。ナルガオタクとフルフル嫌いを省けばいい奴だし~」
「おっ?姉貴はノロシのことを何か知ってそうだな?少し教えてくれないか?」
その瞬間、フランの雰囲気が変わった。
「別に良いけど、誰にも話さないでね。この話は一応ギルド関連なんだから…!」
「はっ、はい!」
エンの返事が妙に真面目でおかしかったのかフランは少し笑うと、
「あれは3年くらい前の事…」
と語りだした。
「3年くらい前、ポッケ村集会所、そこで私とノロシは初めて出会ったの。でもね、
出会い方は今思えば面白かったわ…」
3年前ポッケ村集会所。ここにとある女性が入ってきた…
「受付嬢さ~ん?フルフル様のクエストある~?」
「ごめんなさいね、フランちゃん、確かにフルフルのクエストは有るには有るんだけど、
大量発生でギルドが正しい数を調査中なのよ~だからまた今度お願いね~」
「そっか…」とフランは落ち込むと集会所を出ようとした。しかしその時1人のナルガSシリーズの男と
すれ違った。その男はさっきまでフランと話していた受付嬢にこう言った。
「ナルガのクエストはあるか?」
フランは「うわ~あいつナルガ狩ろうとしてんの?あの尻尾で攻撃してくるキモイの?」と思った。
しかし受付嬢は、
「ごめんなさいノロシ君、ナルガクルガの被害報告はまだないの…代わりにフルフル大量発生があるから
調べに行ってくれない?」
「嫌だね。あんなグロテスクでチ○コみたいなモンスター誰が狩りに行くんだ?もし進んで狩りに行く奴は
頭どうかして「ちょっと待ちなさい、そこのナルガ男?」「ナルガ男!?」
フランは怒りで我を忘れていた。理由は単純。フルフルを馬鹿にされたからだ。
「あなた今、フルフルを侮辱したわね?それも放送禁止用語で…後悔はしてないの?」
フランは鬼のような殺意をむき出しにしてナルガ男に話しかけた。しかしその男も自分のナルガシリーズを
馬鹿にされてご立腹のようだ。
「はっ、なにを後悔すればいいんだかさっぱりだ。それに俺の名はノロシ…お前こそ この気高き
ナルガシリーズを侮辱して後悔はしないな…!」
「気高き?変なこと言わないでくれる?だいたいナルガなんて尻尾が武器でしょ?キモイのよ!そういうの!」
「ブレードもある!それにフルフルなんて内蔵が透けてんだろ!キモイのはそっちだろ!」
「分かってないわね~、嫌なところも良いところも全て見せてくれる…これ以上の素晴らしいモンスターは
存在しないわ!」
「とか言いながらあの『ピーー』みたいな外見で発情してるんだろ?このスケベ!万年発情女!」
「くっ…、言ったわね、この変態!馬鹿ヤロー!」
「あなた達…これ以上喧嘩するんだったら、私にも考えがあるんですよ・・・」
フランとノロシはおそるおそる後ろを振り向くと、そこにいたのは…
このトピックスには続きがあります。
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