ゲームファン

牧場物語 コロボックルステーション for ガール

2005年12月08日 (木) 発売

牧物小説部-06-

No.作成者
2009-11-20 16:49:39

皆さんのおかげでついに「6」までいきました!!
前のトピで小説や感想を書いてくれた常連さんも、
改めて小説を書きたい!という新人さんも、
どんどんカキコしてくださいw

ただし以下のルールを守れる方のみです!

壱/牧物に関する小説をカキコする事。
弐/雑談はOK♪しすぎは×
参/ココにいる人は皆呼びタメでッ
四/感想もカキコお願いします。

以上を守って、楽しくしましょうw!!

*小説をカキコするのはいい事ですが、
牧物に関係ないストーリーは禁止です。
*また、ほかのかたのストーリーをパクるのはやめましょう。

No.411
2010-08-18 07:33:06

-あいするひとよ。-  第13話

俺はシエルを抱き抱え、無言で夜道を歩いていた。
シエルはあれからずっと俺の服を握って、顔を疼くませている。
シエルの顔は見えない。…きっと、見せたくないんだろうな。
そう思いながら俺は夜道をずっと歩き、横に曲がったところに牧場があった。
確かシエルの家は牧場だったな、と思い牧場へ立ち寄る。
シエルの家の中に入ろうとすると、シエルが俺の服の袖を、引っ張った。
シエルはどちらかの方向に指さしていた。俺は指を指した方向へ歩いていく。
そこには、何もなかった。ただ芝生が一面に広がっていた。
シエルは、ここに降ろして、とでもいうように俺にジェスチャーをした。
俺はゆっくりとシエルを降ろした。
「はぁーっ」
シエルが大きな溜息を吐きながら、大の字になって芝生の上で寝ている。
俺もシエルの隣に座った。
「うぅ…きもちわるぃ…」
シエルは口元を抑えながら、芝生の上を、ごろごろ、と転がっている。
「…お酒は二十歳になってから」
俺がそう言うと、シエルは無邪気に笑っていた。

No.412
2010-08-18 07:36:56

水香>>
ウィルはシエルしか抱き抱えませんよ^^(酷

そういえば最近あいつが出てこないなーと思ってたら…
ミネラルタウンにいたのね!!
さーて、カズヤはあいつを捕まえることが出来るのでしょうか!?
気になるぜ(> <)!!

ALL>>
うぅ…今から部活だ…
…ということで、部活に行って参ります(`・ω・´)!!

No.413
2010-08-18 13:54:25

ひよこ>何ィ!!?
結局・・・ウィル君は美女しか眼中にないのかぁあ~!!(`ω´怒Σ)

あたしは今部活から帰ってきたよぉ~^^
疲れたぁ~ (-∀-)

No.414
2010-08-18 16:34:17

水香>>
水香は十分美女でござりまするよ!!
ただ、ウィルは紳士なんで、やっぱり…ね?

水香は何部なの??

No.415
2010-08-18 17:51:21

ひよこ>ウィル君は紳士・・・?
紳士が差別するのかぁーっ!!!(`ω´怒Σ)(だから違

あたしはねぇ~卓球部なんだぁ~
あしたも部活あるよぉ~ (-∀-)

No.416
2010-08-19 12:01:34

~第7話~

・・・さて、リョウに見捨てられた僕(← これからどーしよ・・・
とりあえず聞き込みでもしよう。ヘタすればやる事成すこと警察みたいだから市民に助けを求められるかもしれない・・・(お前に限ってそれはない

「あ・・・あのぉ~・・・」
僕は近くにいた銀髪の男性に声を掛けた。
「・・・! なんだい?」
男性は少し僕の顔を見て動揺してたけど、別に何か言うことなく答えてくれた。良かった・・・てっきり逃げられるかと思ったよ・・・(お前自分を何だと思ってるんだ
「あの、ここら辺でしゅたいなあって怪盗が出没してるって聞いたんですけど、何かしってますか?」
「・・・しゅたいなあ?」
「はい・・・知りませんか?」
「さあ・・・知らないな。」
男性は特に動揺することなく答えた。
「そうですか・・・」
僕が去ろうとすると、
「キミ」
男性が僕の手を握り、真剣な表情で言った。
「・・・誰かに似てるって言われた事ないかい?」
え イキナリ何!? あわわ・・・殺されるかも・・・(なぜ
「べべべ、別に・・・お兄ちゃんに似てるとは言われるけど・・・」
「『おにいちゃん』?」
「はい・・・カズヤって言って、今は死んでしまってもういないけど、優しくてカッコイイお兄ちゃんでした・・・」
僕が感傷に浸ってると、男性は衝撃に駆られたように目つきを変えた。
「・・・ご愁傷様」
と言って彼は去っていった。

続く

編集:2010/08/19 12:02:28

No.417
2010-08-19 12:55:28

水香>>
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
お願いだから、ウィルと私を責めないでぇえええ!!!
水香はウィルに抱き抱えられる妄想をすれば大丈夫だよ!!(違

卓球なんだ!!
卓球ってつらい? 私の学校は卓球は凄く楽な部活なんだ☆(←

銀髪の男性って…まさか…まさか…
…あいつなのか!?(あいつって誰だよ
なんか、「ご愁傷様」とか、かっけー!!
私の描くあいつとは別物だね♪(w

No.418
2010-08-19 13:06:52

-あいするひとよ。-  第14話

無邪気に笑うシエルは俺の知っているシエルとはまったく別人だった。
…もしかしたら、これが…本当にシエルなのかもしれない。
シエルに何があったかは知らないけど…きっと、自分を作るのは辛いはず。
そう思って俺は思いきって話してみることにした。
「…あのさ、……自分を作ってない…?」
俺がそう言うとシエルは、ごろごろ、と転がって俺に顔が見えないようにした。
「…よく分かったね、私が自分を作ってる…ってこと」
シエルは…前の話し方に戻っていた。
辛いなら、普通に話してくれて構わない。自分を作る必要なんてない。
シエルは…ありのままのシエルでいいのに。
「私さ……ありのままの自分を知られるのが………怖いんだ」
シエルは転がるのをやめて、静かに言った。
何の物音もない牧場に、シエルの声が響き渡る。
「あいつに本当の自分を見せると…あいつから逃れられない気がして…」
俺はシエルを、ただ、見守ることしか出来なかった。
「怖くて、怖くて…、……自分を作った」
その声はどこか寂しげで、寂しく、虚しく響いた。

No.419
2010-08-20 16:25:46

ひよこ>よし!(妄想中(ヤメロ

あたしの所は楽じゃないけど楽しいよ☆
玉をワザとヘンな所に飛ばしたりして・・・♪(バカか

まぁ、シュタも三年の時を経て大人しくなったんじゃない?(人事風に言うな
でもシュタと知らず逃がしてしまったカズヤって一体・・・ww

・・・あれぇ!!?
「はい・・・カズヤって言って、今は死んでしまってもういないけど、優しくてカッコイイお兄ちゃんでした・・・」

って所、カズヤになってる~!
正しくはカズマでした☆ いや~・・・未だに間違えちゃうんだよな~・・・

あ゛あぁ!! ぐあぁあ!(何
おのれシュタめ! シエルちゃんにこんなに恐怖を植えつけるとは・・・
許すまじぃ~・・・!(`ω´怒Σ)

No.420
2010-08-20 16:46:43

~第七話~

僕はあの男性を分かれた後、ひたすら街を歩いていた。
結局なんだったんだろうか? 彼はカズマ兄の事知ってるんだろうか?
そんな疑問を抱いていた時、女の子が店先で群れていた。何かあったのだろうか?
「相変わらずカッコイイわぁ~・・・」
「ホントホント お宝だけを盗むつもりがついでに私達の心も盗んじゃって~・・・!!」
・・・何なんだろう と思い、女の子達に尋ねた。
「あ、あのぉ~・・・何かあったんですか?」
「あらアナタ、怪盗シュタイナー様をしらないの!?」
「・・・シュタイナー? しゅたいなあじゃなくて?」
『はぁ!? しゅたいなあ!!?』
女の子達は一斉に驚いた顔をした後、僕に冷たい視線を送った。
{何あの子! シュタイナー様の名前間違えるなんて・・・}
{ホントいい加減にしなさいよ!}
女の子達はヒソヒソとそんなことを言ってた。さてはリョウ・・・間違えて僕に教えたとか!?
「あ、あの、僕わすれ谷から来て! そのシュタイナーって人を探しにきたんですけど・・・どこにいるか知りませんか?」
「わすれ谷ィ!? ヤダあんた田舎モンじゃない! まぁいいわ 教えてあげる。シュタイナー様ってね、神出鬼没のイケメン怪盗なの!
キレイな銀髪が夜空で光るのよ~・・・最ッ高♪
ほら、新聞に載ってるわよシュタイナー様の顔が☆」
僕は店にある新聞を見た。どうやら皆が集まってた店は新聞屋らしい。
「・・・! こ・・・この人って・・・!?」
僕は新聞を見て驚いた。この人はさっきお話した・・・あの人じゃないか!
「ね!シュタイナー様ってイケメンでしょ!? わざわざ自分から新聞に載るようにスキだらけで盗みに来るの!」
僕にはそんな女の子の声が届かなかった。ああ・・・あれからドコいったんだろ・・・
僕はさっき会った銀髪の男性・・・シュタイナーをまた探しにいった。

続く

No.421
2010-08-21 08:55:13

水香>>
女の子の話し方が、凄くベタ…(笑
カズヤって天然なのかな
しゅたを逃すなんて…。。

水香ぁ…
また小説に間違いがある気がする…
…気のせいかもしれないです!!
えっと…
>僕はあの男性を分かれた後
っていうのなんだけど…正しくは
僕はあの男性と別れた後
「を」と「分かれた」が違うかもです!!

編集:2010/08/21 08:55:56

No.422
2010-08-21 09:04:53

-あいするひとよ。-  第15話

「でも、それだけじゃない。誰に対しても…本当の自分を知られたくなかった」
「…シエ…ル」
「本当は…本当の自分を知ってほしかった」
「シエル」
俺はシエルが話そうとしているところを遮った。
これ以上は、聞きたくない。俺が…辛い。
「…みんなに対して本当の自分を見せるのは辛いかもしれないけど…。
…俺だけでもいいから…。…俺だけには本当のシエルを見せてほしい」
俺がそう言うとシエルは反応したように、ごろごろ、と俺の方に転がってきた。
そして隠していた顔を俺に見せ、大丈夫だよ、と言っているように笑った。
あの、無邪気な笑顔で。
「…ウィルになら…、本当の自分を見せられる気がする」
そう言って、シエルは空を見上げた。
そして、目を閉じた。
何分か経った頃、シエルの寝息が聞こえてきた。
俺はシエルを抱き抱え部屋の中へと入っていった。
そんなシエルは、シエルらしいな、と思った。

No.423
2010-08-21 12:40:54

ひよこ>うげ! バレた!(は

いや・・・さすがひよこ・・・その間違いを気づくとは・・・
え?何?いや、メンドくさかったから直さなかったとか、
直さなくてもバレないかと思ったとかそんなんじゃないよ!?(ウソつけ

え~・・・ちょっとシエルちゃぁ~ん・・・
なんでウィル君だけなのぉ~?
アタシにもそんな無邪気な所みせてよぉ~ん(黙れ

No.424
2010-08-22 11:17:24

水香>>
その言い訳は辛いぜ…(←

水香!
シエルに笑ってほしいなら、Let's 妄想!!

No.425
2010-08-22 11:29:25

-あいするひとよ。-  第16話

俺はシエルの家の中に入って、シエルのベッドにシエルを降ろした。
そして布団を被せて、一息吐いた。
「…あ、電話しておくべきかな……」
俺はそう呟きながら電話をかけた。レオナさんの家に。
今夜は少しシエルが心配だからここに泊まることにしよう。
電話をするとセバスチャンさんが出た。俺は用件を告げ、電話を切った。
俺はシエルのベッドのすぐ傍の壁に背中を付けた。
そして目を閉じて、いろいろなことを考えていた。
…あの、シュタイナーという人は一体何者なのだろうか…?
あのシエルをあそこまで追いつめるなんて…。
ギザで俺が聞いても恥ずかしいようなことを結構言う人だな、と思った。
…というか、何でシエルと話すほどの仲なのだろうか…?
シエルは多分ああいう男の人は嫌いだろうから、近づかないはずなのに…。
あっちが一方的に近づいてきた…としか考えられないな…。
ストーカー…とか…!? いや、この田舎でそんなことはないよな…。
シエルはあの人の玩具なのかも…。…いや、それなら酷すぎるよな…。
…一体、あの人は何者なのだろうか…?
俺はそう考えているといつの間にか、眠っていた。

No.426
2010-08-22 15:41:45

ひよこ>よし!(妄想中(だからヤメロ

え!?ちょっ待っ・・・え・・・
シエルちゃんの家に泊まるなんてウィル君・・・
∑ま、まさか眠っていたとか言っといて実は起きてて・・・
そしてシエルちゃんを襲っt(強制終了

No.427
2010-08-22 16:07:32

~第8話~

「あ~あ・・・もうこんな時間だ・・・」
僕は夕焼けで真っ赤に染まった街を歩いていた。
そう、あれから3時間 探しても探してもシュタイナーは見つからない。
「この辺に電話借りれる所ないかな・・・」
遅くなるかもしれないから、お母さんに伝えとかないと。
そして僕はいろんな店を見渡して、とりあえず喫茶店に入った。
「いらっしゃいませーっ!」
元気な店員さんの声が店に響き渡る。 とりあえず何か食べよう。
「えっと・・・オススメのメニューってありますか?」
と、僕が店員さんに聞いた。 でもその店員さん・・・どこかヘンだ・・・
輝く銀髪、整った美形。その容姿は他の人とは違う雰囲気を漂わせていた。
「あの・・・どうかされましたか?」
僕が複雑な顔をしていたからか、店員さんが尋ねてきた。
僕はもしかしたらと思い、聞いてみた。
「わすれ谷に行った事ありますか?」
「はい」
「楽しかったですか?」
「はい」
「あそこに牧場があるの知ってますか?」
「はい」
「あなたはシュタイナーですか?」
「はい…あっ・・・」
「・・・確保ぉ!!」
僕はシュタイナーを捕まえた。 そして、急いでわすれ谷へ帰った。
~みてみティ~
「リョウ!ナスカちゃん!シュタイナーを捕まえたよ!」
「ホントかよカズマ!・・・あ」
リョウはシュタイナーを見つけた瞬間、なぜかいつもとは違う顔つきになった。
「リョウ・・・?どうしたの?」
僕が尋ねても、何も言わなかった。

No.428
2010-08-22 16:19:21

↑第八話について。

この小説、「会えてよかった」の舞台は日本で言う昭和初期ぐらいので、国は・・・まぁ、想像にお任せします。(何

その頃は携帯はないし、公衆電話もない。
電話があるところなんてお店とかで、家庭にはほとんどない時代。
なのでカズヤ君は電話をするとき、お店に入った・・・と言う事です。

じゃあ何で言葉は現代風なのか?
それは今の時代にあわせた言葉の方が伝わりやすいから。
想像してください。カズヤくんが
「ワシかて、シュタイナーなんてコソ泥相手にしとおないわ。
勘弁しちくり そんなのは、おリョウさんに任せりゃあええんじゃにかのぉ?」

・・・と
それはイヤだ 書きたくない ということで言葉は現代風にしました。
二昔前の舞台で「会えてよかった」をご覧ください

BY 水香

No.429
2010-08-23 17:52:54

水香>>
ウィルはシエルを襲ったりなんたしません!!(怒
…水香ぁ、ウィルのことをもっと信じてあげてよ…
…とか言いつつ.襲ったりして…(笑{嘘

シュタイナー、自分で言っちゃったね(笑
シュタイナーが見つかったのは残念だけど、
カズヤがシュタイナーを見つけられたのはよかったね!!

ご丁寧に説明してくださって、ありがとうございます<(_ _)>
でも、私は、全然気付かなかったぜ…(馬と鹿っすね

No.430
2010-08-23 18:08:33

-あいするひとよ。-  第17話

目を覚まし、気が付くと朝で朝日が窓から差し込んでいた。
小鳥の囀りが聞こえるほど静かだった。
壁に背中を付けたまま、辺りを見回した。
すぐ傍のベッドにはシエルがまだ寝ていた。
…よく寝るなぁ……。そう思いながら、ゆっくりと立ち上がった。
今帰っても多分セバスチャンさんに迷惑だろうし…。
…というか、寝起きで動きたくないだけなんだけどな…。
俺は動きたくないということで、もう一度座り込む。
そして、背中を付けて、シエルを見ていた。
布団を目の下まで被っていて、目と頭しか見えない。
俺はシエルを見た後、前を向いて、ぼーっ、としていた。
朝は弱いから、何もする気になれない。
俺は頭を掻きながら、上を見上げた。
もちろん、天井があるから、空は見えない。
空はいつも上にあると思っていたのに、何かを遮ると空は見えない。
「おはよー…うぃるー…」
ふとシエルの眠そうな声が聞こえた。
シエルはゆっくりと背中をおこし、座るように起きあがった。
「…はよ」
俺は軽く返事をして、起きて眠そうなシエルを見つめていた。

No.431
2010-08-23 18:20:21

-あいするひとよ。-  第18話

「…あれ…?」
シエルが目を擦った後、目を細めて俺を見ていた。
そして目を大きく開いて、驚いたような顔をした。
「なんで…うぃるるがいるの…!?」
寝起きで上手く呂律が回っていない。つか、うぃるる、って何だよ。
俺はもう一度頭を掻いた。
「昨日、お前をここに送ってきただろ」
「…そーだっけ…? …そ、そんなことはどーでもいいの!! 何でここにいるの!?」
「あんな夜道を一人で帰るのは不安だったから、ここに泊まったの」
「…こわかったんだぁ」
シエルは、にやにや、と笑いながら俺を横目で見ていた。
…こいつ、本当にいろいろと変わりやがった…。…いや、寝起きだからか…?
そんなことを考えつつシエルを見ていると、シエルは急に顔を一変させた。
そして、布団で自分の身体を隠すようにした。
「…おそったりしてないでしょうねぇ…」
「襲うか馬ー鹿」
「うぃる、最近ひどいよ…!!」
シエルは口を尖らせ、そっぽを向いた。
俺はそんなシエルを見ながら、微笑していた。

No.432
2010-08-25 21:16:40

-あいするひとよ。-  第19話

そんなシエルを見つめていると、今度はシエルが俺を見つめ返してきた。
シエルは目を細めたり、目を大きくしたりして俺の何かを見ていた。
「…うぃる…かわいい……」「…はい?」
「髪の毛が!!」「…あぁ、そう」
髪の毛が可愛いとか、どこ見てんの…。…俺、結構癖毛気にしてるんだけど。
癖毛とか恥ずかしい…。…可愛いなんて、論外。
そんなことを考えていたら、シエルはそんな俺に気付いて、優しく笑った。
「もしかして、癖毛なの気にしてた? ごめんね。でも、私は癖毛嫌いじゃないよ」
さっきとは全く違う雰囲気で、言葉が出なかった。
こうやって人を変えて…シエルは辛くなくないのだろうか。
「あ…、あのまま寝ちゃったから着替えてなかった…。…着替えてくるね」
シエルはクローゼットから服を降り出して、どこかのドアを開け、そこに入った。
そこに入ったかと思うと、シエルが顔を、ひょこっ、と出した。
「覗くなよ」
シエルはそう言って、ドアを閉め、鍵をかけた。
「…覗くわけないだろ」
そう呟いて、俺は上を見上げながら、シエルを待つことにした。

No.433
2010-08-25 21:47:01

ひよこ>あたしだってウィル君は信じたいよぉ~・・・
でも年頃の男の子は何するかわかんないんだよぉ!?(黙れ

いやいや・・・ 気づかないのは当たり前だよ~
あたしだって8話書いた時に思いついたんだから・・・(←コイツこそ馬と鹿

ワオ!(-゜ω゜-)
シエルちゃんカワイー・・・♪
ウィル君、覗いたりしt(いい加減にしろ

No.434
2010-08-25 22:00:25

~第9話~

「リョウ・・・?どうしたの?」
僕はいつもと違って『優しくていつもより穏やか』な表情のリョウを見て、すっごく不思議に思った。 この顔は・・・この優しい顔はずっと昔に見た覚えがある・・・そう、あの顔は・・・

カズマ兄と一緒にいたときのリョウの顔だった。
「リョウ?ホントにどうしたの?さっきから黙り込んで」
「・・・ん あ、ああ。 悪りィなカズヤ。」
リョウはそう言うと、シュタイナーに近づいていった。
「しゅたいなあ・・・マジで帰ってきたのかよ・・・っ」
「お久しぶりですリョウさん。 3年の間にまた随分美しくなられた。」
シュタイナーもまた、リョウに優しい眼差しを送る。
「っ・・・またお前はそうやって・・・って言うか、何だよ!ナスカの大事な物盗みに来るなんて手紙送りやがって! 結局、大事な物ってなんなんだよ!!?」
話題をそらすようにリョウは怒鳴った。3年間の間に、二人に何が起こったんだろう・・・
「・・・彼女の大切な物とは、形見でもなく、財産でもない。
彼女の大切な物は一番の親友・・・つまりあなたです リョウさん」
「え・・・」
リョウの目が大きく見開かれた。物凄い衝撃だったらしい。
「僕がほしかったのはあなたなんです・・・リョウさん」
「しゅたいなあ・・・」

続く

No.435
2010-08-25 22:18:35

~第10話~

「お前の目当てはそれだったのかよ・・・」
リョウは悲しそうな顔だった。
「オレは・・・オレは・・・」
リョウは何かを言おうとした。でも言い出せないのか、同じ言葉を繰り返した。
「オレは・・・悪いけどお前と一緒になるなんてできねェ」
リョウはそういうと、みてみティから出て行った。
「リョウ・・・どうしたんだろう・・・」
ナスカちゃんが心配そうにしていた。
「・・・まったく・・・相変わらずだな」
と言って、シュタイナーも外に出ようとした。
「っ待て!」
僕は無意識にシュタイナーの腕をつかみ、叫んでいた。
「・・・リョウとはどんな関係なんだよ」
「キミには関係のないことさ」
シュタイナーはそういうと、僕の腕を振り払って、外へ出た。
「カズヤ君・・・ ごめんね」
「! ナ、ナスカちゃんが謝る事ないよ!」
「でもあたしのせいでこんな風になっちゃってさ」
「・・・大丈夫」
僕はナスカちゃんに安心してもらいたい。だから僕がなんとかする。
「僕が・・・僕がなんとかするから!」
「カズヤ君・・・!」
ナスカちゃんの顔が明るくなった。良かった・・・
「ところでナスカちゃん、今日の朝、ナスカちゃんの部屋に行った時、ナスカちゃん顔赤かったけど、どうしたの?」
「あ・・・ああ」
ナスカちゃんはちょっとためらってたけど、言った。
「ズボンのチャック・・・開いてたから・・・さ」
「え゛」
そーゆー事だったのか・・・
「と・・・とりあえず僕、シュタイナーを追いかけるね・・・」
と言ってみてみティを出た。ああ・・・僕ってなんでいつもこうなんだろう・・・

No.436
2010-08-25 22:24:17

えーっと・・・

あたし、いつもなら10話突破するごとに特別企画やってるんスよ
でも・・・この状態じゃなんかインタビューとかできんのよね~

と、言う事で、特別編

「~第20・5話~  悲劇の後」
ってゆーの書くねぇ~ お楽しみにぃ~

No.437
2010-08-26 09:47:52

オヒサー(´>∀)人(´・ω・)ノヽ(・ε・*)人(-д-`)オヒサー 香恋がやってきましたよーぅw♪ 待たせてゴメンなッ(`・∀・´)(待ってない

水香>
「ほんとっ? うひゃひゃっ♪ 水香ちゃん大好きだーっ(ぎゅー)」by松っち
いやいや、それはアカンで!!(←(何故に関西弁
えぇええぇえ!??Σ
か、かかかカズ君とだとぉ!?Σ ひゃっほぉいうっほほぉ(゜∀゜)(落ち着け
ってかラブラブって!?? ら、ラブが2個!?ハート2個!?ニコニコ!??ニコッとタウン!??うはー^q^{いい加減タヒね
「なっ、何でよっ!! アッシュはめっちゃ良い人なんだからね!!」byアイラ
ほら、わすれ谷って良い人いないじゃない??(誰(てか失礼
感想≫
もーカズヤ君は本当に変な人ですね(タヒ
てか、何かシュタとリョウちゃんの関係が… あわわ^q^
社会の窓全開なのね(←古い)そんなカズヤ君も素敵よ、多分。(

ひよこ>
ぁ、イナイレおもしろいょねwww
ぁの、個人的に吹雪が好k((
や、薔薇派に決まっておるではないかぁぁ!!!Σ (何
世界の中心でびーえるを叫ぶよ、私は(タヒ
感想≫
すいません、ウィル君とシエルちゃんはどこで売ってますか??(真剣)

No.438
2010-08-26 10:55:29

香恋>来たか香恋!(-゜ω゜-) これからはちゃんと来いな!(黙れ

ああぁああぁ~・・・ 松っちカワエエ(/ω\〃)
どうすればアタシの物になるかな・・・松っちって・・・(ぇ

そーよそーよラブラブよぉ!
カズっちもきっと香恋の事好きになるかも・・・
あ、「かも」だからね「かも」(黙れ

いやぁ~・・・アッシュって・・・
なぜアッシュ・・・ ここはあたしでしょ・・・ねぇねぇ;Д')ノ(ぇ

そういえばシュタとリョウの間に何が起こったんだろう・・・
あ ソレをあたしが決めるのか(。・∀・。)(ドアホ
まぁ、どんな関係だろうと、シュタとリョウはくっつかないさぁ~♭

編集:2010/08/26 10:56:32

No.439
2010-08-26 11:12:50

~第20・5話~  悲劇の後

カズマが死んでから、初めての秋が来た。(カズマ死んだの夏
毎年二人で紅葉狩りした。 毎年二人で栗ご飯作った。
毎年二人で・・・ 毎年二人で・・・

もうそんな事は二度とできない。 だってカズマは・・・
「………カズマ」
オレは一人、そうつぶやいて泣く事しかできなかった。
オレにとってカズマは何よりも大きな存在だった。
何よりも愛しい存在だった。
{コンコン}
ドアをノックする音がした。オレは涙を拭いてドアを開けた。そこには・・・
「お久しぶり・・・でしょうか?リョウさん」
そこには銀髪の男、しゅたいなあがいた。
「っ・・・何だよ」
オレはヤツから視線をそらして言った。今はこんなヤツの顔なんて見たくない
「僕はあなたに会いに来ました。」
「んなモンわかってる。オレが聞きたいのは「ホントにそれだけか」って言う事」
「それだけかと聞かれたら違います。」
「じゃあ何だよ・・・さっさといいやがれ!!」
「好きです リョウさん」
「え」
とっさの出来事に、何がなんだか分からなかった。 頭の中が真っ白になった。
「彼、カズマが死んで1ヵ月・・・もうそろそろ吹っ切れたと思いまして。」
「………!?」
吹っ切れた!? オレが・・・たった1ヵ月でアイツの事を!?
「っバカ野郎! んなワケねェだろ!? そんだけの用なら帰れ!」
オレは・・・オレは・・・
「オレは、お前の顔なんてみたくねえんだよ! 消えろ!!!」
オレはドアを閉めた。そして、またひたすら泣いた。
さっきの涙とは違う。これは・・・
怒り、そして憎しみの涙。

No.440
2010-08-27 12:07:16

水香>
おっけぇい!! 出来るだけちゃんと来るぜよ!!(`・∀・´)♭
「…へ?お、俺って物だったの!??Σ 人間じゃなかったんだ…」by松っち
↑何かショック受けてますこの子w 愛すべきおバカですなw↑
あ、まじ?? 私もね、いつかカズ君は振り向いてくれると思ってたんだ。(スイマセン嘘です(タヒ
愛のパワーは「かも」にも勝つかもよ。\(^o^)/{意味不
「…あ、そっか。ゴメン、水香のコト忘れてた(酷」byアイラ
だいじょーぶ!!私はちゃんと覚えてるよッwww☆(ぇ
そーか。まさかのGLってゆー手があったか(無い
ってかねてかね、水香を男子化して小説に出したi(ダメ
えー…。
何か水香の小説のシュタは結構良いと思うんだけどなぁ…。
何なら、水香の小説に出てる私をアインとくっ付けちゃっても良いよ☆(何
感想≫
ぎゃあぁぁああぁーーー!!?Σ
ちょ、待っ、ふぐぉぐべぇぇえ\(^o^)/{香恋はショックを受けている!!
「好きです、リョウさん」の所でちょっとシュタにキュンってしちゃった私がバカみたいじゃないのぉぉ(´Д`)あぁぁ
シュタのばかー もっとリョウちゃんの気持ちを分かってあげなければ!!

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