男が小説作って悪いか!!!
・・・すいません。いきなり変なことでどなってしまいました。ここは漫画、ゲームの枠を無視して書き込んでOKです。男子も女性も楽しんでやってください。
リミックス小説同人誌
夢小説[PSPO2序章~冷たき決意は誰が為に~]
「お兄ちゃん……」
長く艶やかな黒髪を少し高い位置でツインテールにしている少女が、銃を構える男に語りかけた
。その声は弱々しく震えており、深い海のようなダークブルーの瞳には恐れと悲しみ、そして疑問の色が浮かんでいた。
「お兄ちゃん……何で?」
少女は男から足元に転がる二つの死体に視線を落とす。
うつむく少女の瞳からはぽたぽたと涙が零れ落ち、床ではじけた。
二人は折り重なるように倒れていた。
撃たれた痕からはだらだらと血が流れ出ており、撃たれてからそう時間が経っていないことを示していた。
男は答えることなく、震える腕でゆっくりと少女の頭に銃を向ける。
もちろん安全装置は外れており、引き金には指が掛かっている。
男の腕がピタリ、と止まる。
男が銃の引き金を引けば、間違えなく少女はこの世から去ることになるだろう。
不意に、少女が顔を上げる。
「何で……パパとママを殺したの……?」
そう問いかけた少女の瞳には、先程のような悲しみや恐れの色は消えていた。
代わりにそこにあったのは、男に対する激しい怒り、憎悪……そして、強い殺意。
少女の負の感情に満ちた瞳に見つめられたら男は銃を取り落とし、後ずさる。
「……ッ!?」
逃げようとする男を追うようにして少女は一歩、また一歩、と近づいてゆく。
男は恐怖に耐えきれず、身を翻し家から逃げ出す。
少女はその背中が見えなくなるまで見詰め続けた。
ある一つの冷たき決意を抱いて。
──いつか必ず、パパとママの敵を討つんだ。
絶対に……絶対にこの手であの男を……!!
少女は床に転がっていた銃を拾い上げ、外の闇夜に消えていった。
その日は、冷たい雨が降っていた。
──END
まさきさん
いいですか?
よかった(^^;)
はせさん
残酷ですよね(-_-;)
でも、あのキャラがああなるためにはこの位必要かと思いまして(^^;)
サナさん
いやいや、上手くなんてありませんよ(^^;)
プロの人の見よう見まねです(-_-)
描写に気を使っただけでほかはなにも(滝汗
「海辺の王国*過去」
ジン視点
『えぇ!!うでがおこっちちゃうの?』
「本当に腕が落ちるわけじゃないから大丈夫」
俺は無邪気な勘違いをしている子供の頭を撫でた。
『よかった~~・・・ほんとにうでがおちちゃったら、タイヘンだもんね!!』
「ああ・・そうだな」
もし誰かが今の俺の姿を見たら誰もが驚くだろう。
部下たちの間では『尊敬は出来る鬼の団長』と呼ばれている俺が笑顔で子供と話しているからだ。
『まぁ・・団長様。訓練はどうでしたか?』
「まずまずだ・・・」
俺は声を掛けてきたメイドに軽く返事をした。
『そうですか。お風呂の準備・・・まぁ!ダレン!!』
『ママ!!』
子供は元気な声をあげながら俺の腕からすり抜けた。
「何だお前の母親はこの人だったのか・・・」
『申し訳ありません団長様!!』
メイドは俺の前で深々と礼をした。
メイドと騎士では身分の差が存在した。騎士は城を守る者、メイドはただ働いている者・・・これでだけでも身分の差があった。
「気にする事は無い。この子・・ダレンと話をする事は俺にとっての息抜きだからな」
『本当に申し訳ありません!ホラ行くわよダレン!!』
『バイバイだいんちょうさん!』
母親に腕を引っ張られながらも手を何度も振る姿はかなり可愛らしい姿だった。
「いつかはあの少年も俺のような騎士や剣士の道に進むんだな・・・その時は厳しく指導するか・・・」
俺は軽く独り言を呟き訓練用の木刀を箱に入れた。
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