「棗の夢じゃなくって、今井の夢とかは見ないの?」

「よくぞ聞いてくれました!すごいんやでー♪蛍は10回中5回はウチの夢ん中にでてくるんやでーvV」

『この学園に来る前は良く見てたみたいよ。よく「今日なぁ～蛍が○○だったんやで～」って言ってきたもの』

『自慢のならないわよ馬鹿』

「・・・すごいね・・。今井の出てくる夢はどんなの?」

「・・今井の写真のほうがいろんな種類出来るんじゃないか?」

「ん～とね、蛍がウチとラブラブなやつと、蛍がウチとラブラブなやつと、蛍がウチとラブラブなやつと、蛍がウチとラブラブなやつと、蛍が女王様になって、ウチがメイドになってる夢や!」

「全部一緒じゃないの?」

『はぁ～そんなことだと思った。その後の言葉が「これが現実だったらしあわせなのに」でしょ』

「えっ、何でウチが思ったことがわかったん?」

「読んでる・・。心読み君みたい・・・。」

「そうやな!心読み蛍や!」

『分かるものは分かるわ』

『いや考えが単純なだけじゃないか?』

「分かるものは分かるって、ある意味すごい・・。」

「・・;・・あれ?棗が消えた?」

「・・単純って・・・佐倉、聞こえてるのかな?」

『ここにいるだろブース』

「へ?あれ?棗おったん?ってかだれがブスやーー!」

「佐倉?どうかしたの?」

『ブスにブスといって何が悪い』

「悪いにきまっとるやんかボケーーー!」

「2人ともけんかしないで・・・。」

『お前だって俺によく「ボケー」って言うじゃないか』

「だからけんかしないで・・・。」

「う・・;そ・・それはそれや!」

「そういえば今井は?」

『ここにいるわよ。蜜柑と棗kどっちが勝つかなぁっておもってね。結果は見えてるけど・・・』

「ってうわ!そんなとこにおったん!?」

『帰っていいなら帰るけど?』