ここは、キミ島の小説を書く所だぞョ☆
ルールは3つぅッ!
壱!荒らしは「戻る」のボタンを!ヽ(#`д´)ノクンジャネエゴラァ!
弐!仲間はずれ・イジメはだめ!悪口も×
参!絶対感想を言う事!
四!全員呼びタメ♪(あだ名もおk☆!)
守れる方はドウゾコチラヘ( ´_ゝ`)ノ ボンジュール♪
◆ァノ風は何処へ◆
【一人の女性…いや少女がある島へと引っ越すことになった。
その名は、日向葵。(以下葵)
都会暮らしが慣れている葵にとって、何もない“島”はまったくもって行きたくなかった。…が、母親が行きなさい!と厳しい顔で言うので仕方なく来ることになった。】
「ひなた島への船はまもなく出港いたしま~す!!まだ、乗ってないお客様はお急ぎ下さい!!」
ハァ…嫌だなぁ…。島なんて…何もないし…友達もいなしし…どうせ、ショッピングセンターもないんだろうな…。
「あ…あたし、のります」
「はい!!名前をどうぞ」
「日向葵です…」
「性別は…女性ですね!では、どうぞ!ひなた島はいいところですよ」
「嘘付け…」
聞こえないように言ってあたしは船に乗る。
1時間弱でひなた島についた。
嗚呼…ここか…。嫌だなぁ…。
船から降り、のりがついている岩にもたれかかる。
携帯を開き、友達の彩に電話する。
「あ、もっしぃ?!彩ぁ!!??彩もこっち来いよ!いいところなんだけどぉ?」
「ああ?いかねぇよ」
*優です
編集:2009/05/18 18:02:11
◆雫
ここでも会ったね!!
優←由梨菜
もここで書いてぃるんだょ!!
でも…
●何回もゃらなくてもイィょ!!№38、39みたぃにね!!
誰も来ないから【不安】になっちゃぅかも知れなぃヶド、何時か皆来るからね!!
編集:2009/06/06 12:27:57
◆ァノ風は何処へ◆
チッ、電話切れたし…。此処、県外だったけ??はぁ…どうすればいいわけ?
わたしは砂浜に寝転がった。太陽がすごく輝いている。だけど、わたしの心は沈んでいる。
「もしかしてぇ…観光客さん~??」
「え??…アンタ…」
「ねぇ、ジュリア、ナタリー観光客さんですってぇ!!」
二人の女が現れたが、わたしはそんなことどうでもいいような目で金髪の女…そう元アイドルリリーを見つめる。
「あなた、どうしたの?ずっと、リリーを見ているけど」
やっぱり、そうだったのだ。突然、いなくなったアイドルリリー。最初は売れていたが突如芸能界からも消えた。そして、本当に姿を消してしまった…此処で今は暮らしているのか?アイドルがこんな所に?
「ジュリア、りっちゃんのこと知ってるんだよ!!絶対っ♪ね?」
「は…はい。だって、テレビに出てましたし…」
「ハハっ!!ちょっと、芸能界も厳しくてね!!」
ある程度の礼儀をわたしは知っている。
「わたしはジュリアよ。あなたのお名前は?」
「日向葵です…」
「日向?!」
ジュリアじゃないほうが驚いた。え、何??どうかしたの?
「ん?ナタリー、どうかしたのぉ?」
「日向って…大昔この島で牧場をやっていた人だよ。そして、ひなた島という名前がついたんだ!!」
「葵ちゃんのおじいちゃんはすごい人だよ!!いや、おじいちゃんじゃない。葵ちゃんの祖先はすごい人だよ!!」
◆ァノ風は何処へ◆
「そう…なんだ」
「あ、あたしナタリー。よろしくな、葵!」
「うん、よろしく。ナタリー。えっと、ジュリアだったけ?ジュリアって呼ぶね」
「ええ、構わないわよ。リリーのこともリリーって呼んじゃいなさい」
「はい、そうします」
「あ、観光してたんだっけ?わたしたち、邪魔みたいね。では、また会えるといいわね!」
「はい…」って…!!わたし、観光客じゃないし!!って、遅いし言うの…。ってか、聞いてないし。
まあ、夜6時まで島を見てみようかな。折角、着たんだしね。
色々、あるんだ。喫茶店やカフェとかも。ちょうど、昼ごろだしカフェで何か頼むことにしようかな。
「すいません、メニュー下さい」
「こちらでございます。」
一人のおばあさんに紙をもらい見てみるとお菓子などしかなかった。だったら、お土産にしようかな。後でまた来ることにしよう。
「すみません、一旦やっぱり帰ります。また、来ますので」
「ええ、いいですよ」
来た道を戻り、喫茶店に入る。
「いらっしゃい!!」
元気のいい声が店内に響く。
◆ァノ風は何処へ◆
「すみません、メニューを」
「えっと、スパゲティとお茶を…」
「はい、かしこましました。少しお待ちくださいね」
少したち、お茶とスパゲティが運ばれる。
美味しそう♪
「どうぞ、ごゆっくり」
ゆっくりと、ひなた島初めての食事を食べる。
こんなに美味しいものがこんな島にもあるなんて!!
チャリリン♪
「あれー!!葵じゃん!!」
さっきの三人がやってきた。
「今、これ食べてるんだ」
「そうなんだ!お金、あるの?」
「うん、ここに住めるぐらいのお金はね」
「え?!ここに住むの?!」
「え??うん、そうだよ」
「だったら、あたし母さんに言ってこようか?また後であたしの家来てくれよな!」
「うん、OK!!じゃあ、これ食べたら行くから待っててね!」
「おう!!」
お茶も美味しい。このスパゲティ、都会のパスタ屋さんよりも美味しいわ。
あっ!!ゆりにゃん←
や~ん!(何こいつ
てゆうか由梨菜すごくレベル高いよ、小説。見て手すっごく面白い!!
読みやすいしw そんじょそこらの文字いっぱいのやつより、
大分面白いっ!
最初らへんとかすごい笑っちゃったw 話の構成とか、素晴らしいお!(キモいお
なんか上から目線みたいな感想ごめん・・・(汗)
見上げてるからね!!(意味フ
雫さん>
はじめまして、よろしくお願いします!
りこ
感想ぁりがとぅ!!
レベル高いだなんて…!!カナのほうが上手だょ!!
見上げてるって!!うける!!
これからもよろしくねぇ!!つまらない小説だけど。
有希さん
こんにちは!!
感想だけでもいいですよ!!
◆ァノ風は何処へ◆
「此処の料理は、此処で育った野菜しか使ってないんです。そっちのほうが、住人さんや観光客さんにも評判がいいんだ」
「そうなんだぁぁ!!その野菜って誰が育ててんの??」
「きっと、すぐ分かるさ」
怪しげな笑みを浮かべて店内へと消えていく。
??どういうことだろう。まぁ、兎に角ナタリーの家に行こう!って知らないんだけどぉ!!
ひとまず、家を出る。
「こんにちは、ゆっくりしてってね」
すれ違う人に声をかけられ、戸惑ってしまう。都会ではこんなのないし、慣れてないよ。
「葵!!こっち!!」
「ナタリィ!!」
窓から手をふるナタリー。
「お邪魔します!!」
「こんにちは、葵ちゃん。ひなた島へようこそ」
「お前が日向葵か。わしは、タロウじゃ。お前のひぃおじいさんの三郎さんによぉしかられておったんじゃ」
「え??ひぃじいちゃんを知ってるの?」
「そりゃあの。じゃから、三郎さんがこの島を出るといったとき、随分驚いた。もともとは、春季島という名じゃったが昔の住民と話し合い、この島をひなた島にすることに決めたんじゃ。お前が4代目だ。しっかりと後を継いでもらうぞ」
「じいちゃん!!そら、ないよ!!葵が可愛そうだろ!!」
「何を言っている!!三郎さんの息子さんもその息子さんも来なくて、今ようやく葵が来たというのに、このチャンスを逃してたまるか!!」
「よく分からないけど、一応家を案内してよ」
「うむ、そうじゃの!」
第六話~その願いは誰知らず~
初めて、人に気持ちをぶつけた。
俺は瞠目するしかなかった。女も瞠目した。
重い沈黙。やがて、女は下を向き、小さく言った。
「・・・そうね、知らないわ。あなたの過去なんて。あなたがどんなに苦しい思いをしたか、どんなに悲しい思いをしたのかも。でも。」
女はそこで、言葉を切った。そして何度も、何度も深呼吸をして、ばっと俺を射抜くような目で、諭すような目で声を張り上げて言った。
「苦しい思いをしない、悲しい思いもしない人生なんて、この世界に何一つないんだから!!」
人は苦しんで何かを得る。苦しみ、悲しみから何かを学ぶ。あの時のあいつはそう言いたかったのだろう。
ずっと、自分だけが不幸だと思っていた。俺は何も言えなかった。
女は捨て台詞を言い終わると、仕事に早足で戻っていった。
俺は一人ポツンと考え込んだ。そこへ、ジュリアが後ろを振り向きながらやって来た。
「さっき、チェルシーが怒って牧場に戻って行ったけど、何かあったの?。」
「・・・なんでもない。」
ジュリアに今あった事を教えるほどの勇気は俺にはなかった。
続く・・・。
編集:2009/08/17 18:14:18
ヾ(ゝω・`)oc<【。:+*ネ刀めまして*+:。】
キミ島歴・たった1日の香恋でございます☆
キャラの性格など、重要な所がまだ掴み切れていない私ですが…ここで小説を書かせていただいてもよろしいでしょうか?
まぁ、駄目と言われても書いちゃう主義なので…(ぇ
。・ω・)。_ _).+゜:・*☆ょろしくぉ原頁ぃ致します☆*・:゜+.(_ _。(・ω・。
秋>
『かな』って…アノ『かな』だよね!?(ん?
ここでもよろしくネン☆(最近来てないみたいだけど…)
言い忘れてましたが…
上げま―――すッッ♪\(`∀´)/←
よ、香恋!
秋です。諸々の事情で名前を戻しました!久々にここに来たよ…。
さて、すっかり忘れてた(ォィ)小説書こうと思います。
香恋>
そ~ですよ、この私ですヨ♪
主人公はコロガのレナの妹のサラちゃんなので!若干コロガと繋がってるかも…ね?
かな>
よ、かな!←
やっぱり?違ったらどうしようかと思った/^q^\
マヂ?それは楽しみだ!\(^o^)/…という事は・・レナちんも出るって事ですか……?
さて、私も書くとするかな☆(`・ω´・)
…と言いたい所ですが、まだ全てのキャラを知っている訳じゃ無いので。。取り合えず、設定だけ書いちゃおう!・・と言う事で、書いちゃおう!……ι(グダ☆グダ
【clover】。o.゜。*・★設定★・*。゜o。
☆━━・主人公・━━☆
≪栞≫(シオリ)
(いろんな所でこの名前使ってますが…まぁ、気にしな~い♪←)
明るい性格で、マルク達と一緒に漂流してきた(7人で)
☆━・その他・━☆
≪健≫(タケル)
マルク達と一緒に漂流し、ひなた島に流れついた
栞の血の繋がっていない姉弟(栞は知らない)
≪合歓≫(ネム)
栞の親友。
栞達が乗っていた船が沈没したと聞いて、ひなた島に駆けつけた
他にも、オリキャラ増えるかもです。。
題名・空色の歌
――登場人物――
☆サラ☆
この物語の主人公。亡き母の遺言でひなた島の牧場主をやることに。仕事より恋!な女の子。
忘れ谷に恋より仕事なレナという姉がいる。
祖母が日本人。ストレートの茶髪に金茶の瞳。美人というより可愛い。
☆ミズキ☆
サラのお兄さん的存在。仕事をサボリがちなサラのお目付け役として、一緒にひなた島に来た。
サラの幼なじみだが、代々執事を職業とする家系に育ったため、敬語が抜けない。《趣味は掃除》と言い切る程の超きれい好き。
♪ソラ♪
サラが姉・レナと幼い頃から育ててきた青い小鳥。
まあ、あんまり出て来ない脇役になる予定。案外よく出て来るかもしれない。
空色の歌 ――プロローグ――
*☆*忘れ谷*☆*
お母さんが何か呟いた。
「何?どうしたの、お母さん?」
「レナ…あなたに……この牧場を……任せるわ」
「うん。立派な牧場にして見せるよ。だからしっかり見守っててね、お母さん」
お母さんは小さく頷いた。
「ええ……レナなら…大丈夫…。……サラ」
私は精一杯元気な声で答えた。
「はい」
「あなたは……ひなた島に……行きなさい…。…きっと……素敵な…牧場に…」
「はい」
明るく答えたつもりだったのに、泣き声になってしまっていた。お母さんが優しく微笑む。
「二人共……がんばるのよ………」
それが遺言になってしまった。意識をなくしたお母さんは、それから三日後に、静かに息を引き取った。
*☆*それから五年*☆*
お母さんの死から五年の月日が経った。あの時はまだ子供だった私も、ずいぶん成長した。そして今日、ようやくひなた島に行けることになったの!
「いってらっしゃい。気をつけてね」
「うん!行ってきます!」
お姉ちゃんに見送られて、ひなた島行きの船に乗り込む。小鳥のソラが綺麗な声で鳴いた。
こうして私は住み慣れた忘れ谷をあとにしたのだった。
お久しぶりかな
=新しいところを目指して=
?「おーい後終わりか?」星「まってまって。ふうーまにあった」?「つれは?」星「いるよ。」?「だれだ」星「ほら・」かな「ごめん寝坊した」星「かなったら」?「部屋はここだよ。無人島のながれ星島には、3日でつくからよ」ほし・かな「ありがとう」
その夜、
星「かなお風呂、気持ちよかったね」かな「うん」
そのあと二人が部屋に着いたとき
?「みんな何かにつかまるんだ嵐に巻き込まれたようだ」「うあああ」
タロウ「おい大丈夫か」「二人だけかね」
星・かな「うん」
タロウ「わしもつれはふたりじゃよ」
ほし・かな「!」
つづきはまた今度
香恋>
栞ちゃん………3人目(笑)
さて、こっちはどんな話かな?
あーたん>
な、ななな、何かあーたんの小説にうちの名前がぁ~!?
星ってあーたんの前の名前だし……
もしかしてこれはうちですかッ!?
あーちん>
ぉおっ☆新作・・かな?
Σかなが出てる~!?驚いたょ…(^~^;)
てか、これってゲームと同じ流れだょね?…私もそれっぽいけど(笑)
かな>
そうなんだよ・・まぁ、正確に言うと四人目だけどネw(笑ッ)
楽しみにしててネッ☆
お母さん……(泣)
2人にそんな過去があったなんて・・知らなかった…
サラちんッ!頑張って牧場を成功させてネッp(^ー^q)
編集:2009/12/02 15:34:08
空色の歌 第一話
「………は?」
牧場を見た最初の一言はこれだった。素直に言えば……ボロい。雑草生えまくってるし!岩とか 切り株あるし!動物小屋とか壊れかけだし!
「すごいですね…」
「うわっ!みーくん!?」
後ろから真っ青な顔で現れた、長身の眼鏡。この人はミズキ。私の幼なじみ兼見張り役の、お兄ちゃんみたいな人。
「どこ行ってたのよ?船じゃ見かけなかったけど」
「ちょっと…船は苦手でして……」
船酔いしたみたい。そういえばちっちゃい頃から船嫌いだったような――って、それより今は牧場よ!
「ねぇ、これひど過ぎ。なんでこうなったわけ?」
「私に聞かれましても……とりあえず家は立派ですし、荷物をおいてきては?」
「ま、そりゃそっか。あれ?みーくんは?」
「私は宿屋にもう置いてきたので」
ってことでまだフラフラしてるみーくんを連れて家を開けてみた。
「……ッゲホ…。何、このホコリ!?」
ホコリの大群に目も開けていられない状態。後から入って来たみーくんの目が輝く。
「牧場の前にまず掃除ですね」
ギクッ…!ってことは………。
「サラさん、窓を開けてください。今日は一日中掃除ということで」
「でた、みーくんの潔癖症……」
みーくんの綺麗好きは忘れ谷でも有名だった。それにしても牧場主の最初の仕事が自宅の掃除って………まだまだ先は長いな~…。
あーちん>
『香恋』=『かれん』だよ☆分かんなかった?・・何かゴメンねι
あと、良かったら皆が書いた小説に感想を書いてほしいな☆
その方がやる気出るし・・あーちんも、感想書いてもらえたら嬉しいっしょ?
かな>
みーくんwww掃除が最初の仕事てw
確かに最初は驚くよね~ι
…でもそれを乗り越えてこそ、真の牧場主だぁぁ~!←
………まぁ、何が言いたいかというと・・頑張れっ☆(ぇ
【clover】☆☆.。.:*・゜*:.。.☆プロローグ☆.。.:*・゜*:.。.☆☆
―――ザザーン……波の音が私の中にこだまする・・
あれ?私・・どうしたんだろう…
確か、健と有紗と一緒に船に乗って…合歓の居る島に会いに行ったんだっけ………それで、船旅の途中に大きな音と共に船が―――
「……り・・し・・!」
アレ・・?何だか声が聞こえる…この声は・・健?
「り……栞っ!」
『……!…健?あれ、ここは何処?私達、船に乗っていたんじゃ…』
そこまで言って思い出した。船は・・沈没したんだ。私達3人が乗っていた…いや、正しく言えば2人だ。…“今、此処に居るのは”
『…有紗は・・?有紗は何処!?』
「栞……有紗は………」
健は、そこまで言って俯いた。
夕焼け色に染まる浜辺には、砂浜に雫を垂らす2人の姿があった…
そして、そんな2人を見守る影が五つ―――
【clover】第一話 ~新しい出会い~
…あれから3年。タロウ達に会って、私は牧場を始める事にした。
今日は、ゴランに造ってもらった橋を渡って…島の未開拓地に行ってみようと思う。
――で、今の状況。近くまでは行ってみたんだけど・・何だか怖くて入れない…だってさ、だってさ!何か見た事も無いような植物とか虫がうようよ居るんだよ!?あ゛ぁ゛~ι
「そこに居るの、誰だ」
!!なな何か、どこかの民族のような人が居る…しかも敵対心むき出しで・・(怯)何々、私が何したっていうの?ι
ズズズ―――
『え、ちょっ、待ってっι』
何か引きずられてる~☆あはは~(壊)私、もしかして食べられるの!?…今は亡きお父さん、お母さん…こんな娘でゴメンナサイ。健…何だかんだで楽しかったよ………って……
まだ死ぬと決まったわけじゃなぁぁ~~い!…どうやって逃げ出そう・・
私が悶々と考えている間に、もう1人民族の人が現れて…―――
「栞!よろしく!」
何か分かり合えちゃった…まぁ、シバ君は可愛いし…ワーダも親切だし・・仲良くできそうかも♪
『…うんっ☆よろしくねっ♪』
ギュ――……・・ 何だか抱きしめられてる~☆もう慣れたよ・・ιこれが彼なりのスキンシップの仕方なんだね…
嵐のような日だったけど、新しいお友達も出来たしっ♪楽しかッたな~♪また来て良いって言われちゃったし☆暇な時は遊びに行こう!
空色の歌 第二話
「お~い!新しい牧場主はお前さんかね?」
そんな声が聞こえて来たのは、ようやく掃除が終わった夕方のことだった。声の主は一人のおじいさん。おじいさんはタロウと名乗った。
「わしの家族は出荷業をしておってな。ちょうど孫たちはお前さんと同じ年頃じゃ。仲良くしてやってくれ」
「はい!」
それからタロウさんは牧場についていろいろ教えてくれた。なんとタロウさんは昔牧場を経営していたらしいんだ。忘れ谷の牧場とは違うところもあって、とっても助かった。
「そういえばタロウさん、この牧場ってなんでこんなに荒れ果ててるんですか?」
一通り教えてもらった頃聞いてみると、タロウさんは顔を曇らせた。隣でへばっていたみーくんも起き上がる。
「それはな、前の牧場主が死んでしまったからじゃ。もう、七年も経つかのう……」
タロウさんによると前の牧場主はさくらさんといって、とても動物が好きな人だったらしい。でもさくらさんは、七年前の大嵐の夜、川に流された子犬を助けて死んでしまった。
「本当にいい牧場主じゃった。さくらは花が大好きでのう、流された子犬にも花の名をつけておったんじゃ」
タロウさんは悲しそうに俯いた。
「お前さんの母さんは、牧場を始めたばかりのさくらを可愛がっておった。さくらが亡くなったときはひどく落ち込んでおったのう…。まさかあの人まで逝ってしまうとはな……」
「………そんなことがあったんだ……」
そういえばお母さんが一晩中泣いていたことがあった。さくらさんのために泣いていたのかな。
「サラさんも頑張らないといけませんね」
「ほへ?」
突然みーくんが呟いたから、びっくりして変な声が出ちゃった。
「サラさんもさくらさんに負けないくらい、立派な牧場にしないと。さくらさんに申し訳ありません」
そう言ってふわっと微笑むみーくん。私は力強く頷いた。
「うん!」
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