Al&零&威角&ギリス>
あぁ…お好きにどーぞ?
アレク「…」(見守ってる)

クロスファースト>
威角「Sile.」
・グレーの結界が貼られる
Al「…威角は何を‥?」
駒鳥「秘密。」
Al「…また、秘密か……((悲しげに」
ギリス「お姉様～」
・ギリスはアルをギュッと抱き締める
Al「うお?」
駒鳥「アルから離れろ変態!!」
ギリス「ほら、零も一緒においで…」
・といいながら無理矢理、零も抱き締める
駒鳥「はーなーせー!!…ちょアレク助け…ッ((すっげー嫌そうに」

威角&零&Al&ギリス>
…で?話ってなんだ?

アレク「ギリス、零がかなり嫌そうにしてるから離してやれ」

クロスファースト>
威角「・・・なあ、クロス…。
　本当の不幸って何だと思う?」
・威角は結界の所為でグレーになった空を見上げながら聞く

ギリス「お断りします。可愛い姉妹を抱き締められるのは弟兼兄の特権ですから♪」
駒鳥「そんな特権ねえ!!((怒鳴り」
Al「・・・。((ボーっと結界の方を見ている」

威角>
…そんなの人それぞれじゃねぇのか?

Al&零&ギリス>
アレク「かなり嫌がってるがいいのか?」

クロスファースト>
威角「否、共通しているモノの中にある」

ギリス「良いんです。」
駒鳥「良くねぇよ変態!」
Al「ギリス…離れなさい。((威圧」
ギリス「…え、何か言いましたか?」
Al・駒鳥「・・・。」

威角>
へぇ…んで?その本当の不幸ってもんは何なんだよ?

Al&零&ギリス>
アレク「ギリス、Alも離れてほしいみたいだぞ?」

クロスファースト>
威角「愛されない。誰にも愛されずにただ虚ろに生きる事。」

ギリス「お姉様は優しいのでそんな事いいませんよ。」
Al「・・・。(ギリスもまた、俺を本当に必要とはしていない‥仮初めの愛情なんて痛いだけ…)((無表情」
駒鳥「はーなーれーろォォォ!!」
ギリス「丁重に右から左に流させて頂きます。」
駒鳥「流すなァァァ!!」

威角>
…確かに…そうだ…な…
俺は短い間だったけど…親からの愛情も…兄貴からの愛情も…受け取って生きてたから…
正直その痛みが本当の意味では分からないけど…
俺は…もしそうなったら…かなり苦痛だな…

Al&零&ギリス>
アレク「…何を考えているんだ?Al」

クロス>
威角「フゥ・・・。…化物も人間と同じでさ、愛してくれる存在が欲しいんだよ。…アルは誰にも愛されていないから。
俺も駒鳥‥ギリスも本当の意味で愛してはいないんだ。まぁ、鼠は判らないが…。
だから、アルには愛してくれる人が‥必要としてくれる人が必要なんだよ…。」
アレク>
Al「・・・別に～。何も考えてないよ?(…これは、俺だけの汚い心。言える訳ない。)((これ以上聞くなと言う笑顔」
ギリス「お姉様?どうかしたんですか?」
Al「何でもないよ」
駒鳥「離れろー…((抵抗」

威角>
そうだったのか……
……俺がその“必要としてくれる人”になれればな…(ボソッ)

Al&零&ギリス>
アレク「…そうか(これ以上聞くなって感じか…じゃあやめておこう…)」

クロス>
威角「なれればと思うならなれ…。やらずに後悔するよりやって後悔する方が人というのは育つんだ。良い意味でも悪い意味でも…」
アレク>
Al「応。」
駒鳥「本当に離せ…」
ギリス「嫌です」
<ブチッ>
駒鳥「…本当に、いい加減離してくれないかなぁ?((超笑顔」
ギリス「え…お、お断りします…。((冷汗」

威角>
そうだな………告白してみるかな…

Al&零&ギリス>
アレク「零が切れたな…;」

クロス>
威角「応、してみろ。…さて、と‥結界解くかな…。」
アレク>
Al「零…地獄に墜ちたいならそのままギリスを脅していて良いよ?」
駒鳥「・・・スマン」
ギリス「た、助か
Al「ギリスも、地獄に墜ちたいならそのまま抱きついとけば?」
ギリス「すみませんでした…。」
・二人を離す

威角>
おう

Al&零&ギリス>
アレク「Alもなんかキレてるな…」

クロス>
威角「解除」
・結界が解かれる
アレク>
Al「別にキレてないが?」
駒鳥「・・・びみょ--に、キレていたな」
Al「・・・まぁ、気にするな」
ギリス「お姉様が初めて‥私の前でキレた((何故か感動している変態」

Al&零&威角&ギリス>
アレク「…やっぱりギリスは変態だな」
…Al、ちょっといいか?

クロスファ-スト>
ギリス「何言ってるんですか、変態じゃありませんよ。」
威角「事実を認めろ変態」
駒鳥「上に同じく」
Al「?　なんだ～?」

Al&零&威角&ギリス>
アレク「確実にギリスは変態だと思うぞ」
Al…あのな…
俺は…お前を傷つけるかもしれない
だけど…俺は……お前のことが好きなんだ
お前のことが……必要なんだよ
………俺と…付き合ってくれ

クロスファ-スト>
ギリス「変態ではありません。」
駒鳥「十二分に変態だろ」
威角「零にさえあれだろ?萌えるんだろ?」
ギリス「当たり前です。((即答」
威角「変態じゃねぇか」

Al「・・・。((吃驚した顔
　俺で、良いのか…?」
威角「良くなかったら言わねぇだろ、きっと」
Al「ありがとう。」
ギリス「ちょっと!??お姉様!私は認めませんよ!!」
Al「・・・。」
威角「ちょ-っとギリスは向こうで!黙っていような…(全く、予想通りに動いてくれるな、ギリスは・・・)」
・威角はギリスを離れた処へ連れて行った

威角&零&ギリス>
アレク「やっぱりギリスは変態だな」

Al>
…答え…聞かせてくれるか?

アレク>
ギリス「Not変態!!」
威角「十二分に変態」
クロス>
Al「俺でよければ!!((にこっ」
駒鳥(つまりYes.か……)((様子を見てる

威角&ギリス>
アレク「ギリス…認めろ」
Al>
…ありがとな(嬉しそうな笑みで優しく抱き締める)

アレク>
ギリス「ご安心を、決して認めませんので。」
威角「いや、安心できねぇから」
クロス>
Al「おう‥。((抱き付き返す」
駒鳥「・・・カメラ持ってくればよかったかもしんねぇ」
威角「どうした、変態の妹」
駒鳥「その呼び方は止めろ、マヂで止めてくれ……。アルが若干照れてんだよ、だからカメラ持ってくれば良かったかもしんねぇって・・・」
威角「・・・変態二号。」
駒鳥「なっ・・・!!?」

威角&ギリス>
アレク「俺も安心できないな」

Al&零&威角>
…なんかムードを見事に打ち壊されてるんだけど…(イラッ)

アレク>
ギリス「そこは安心してくださいよ…」
クロス>
駒鳥「え、ああ。俺は確信犯だが?」
威角「すまんな…零が邪魔しそうな雰囲気だったのでつい・・・」
Al「・・・。((むすっとしながら零と威角を見ている」

ギリス>
アレク「無理だ」
Al&零&威角>
…コイツ…(イラッとしながら笑みを絶やさないようにしてる)
ほら、Alがムスッてしてるじゃねぇか

アレク>
ギリス「無理矢理にでも安心してください」
クロス>
駒鳥「え、アル…??((焦」
威角「ほら、土下座して謝れ変態」
駒鳥「Σそして威角のドS発動!?」
Al「・・・。((むすっ」

ギリス>
アレク「無理だ断る」(きっぱり)
Al&零&威角>
…(ざまぁみろ零)

アレク>
ギリス「・・・安心しろよ((ボソ・黒」
クロス>
威角「ほら、早くしな」
駒鳥「絶対に、土下座はしねぇけど……悪かった。」
Al「・・・。((むすっ」