ルーンファクトリーー新牧場物語ー
ルーンファクトリー2
ルーンファクトリーフロンティア
を混ぜても良いので、オリジナル小説を作りたいな♪って言う人は
来てください。
注意
*荒らしは禁止
*感想は書いても良い。書かなくてもいい。自由だぁ~。
*皆仲良く。
ミルキィの紹介で書き忘れてましたが、彼女は、エルフです。
では、ひき続きキャラクター紹介どうぞ~
オリジナルキャラクター
名前 セレッソ・グリーディア
性別 女
解説 心やさしいエルフの少女。ミルキィとは、血はつながっていないが本当の姉妹のように思っていて、とても大切に思っている。家事が得意で、お風呂が好き。薬屋の、店主の娘だが・・・。
今からスタート。です。
ある日の吹雪の日。。
2人の若者が畑を見にいたとき・・・モンスターと思いきやモンスターではなく一人の少女だった。
「ラグナさん。どうかしたの?」カイルは状況を分かっていない。
「カイル。今すぐおふろを沸かして!」ラグナは分かっていた。少女が凍死寸前と・・・。
「出来たよ。。だけど突然どうしたの?」
「事情は後だ。」
~~~次の日~~~
「うっ、うん?」少女は目を開けた。そこは小さいがなんだか懐かしく思ってきた。
「気が付いた?」少女の目の前に現れたのは優しそうな男の人だった。
「あ~、ごめん。自己紹介がまだだったね。僕はラグナ、あっちの人はカイルって言うんだ。君は?」
少女は言葉の意味が分かっていない。なぜなら記憶を失っているからだ。
「わ・・分からない。自分が何者かも・・」
「そうだったんだ。それなら僕らと同じだね。僕らの最初は記憶を失っていたんだ。」
少女は何故か嬉しくなった。何で嬉しくなったのかは彼女も分からなかった。
「だけど、名前がないと不便だね。。。そうだ。吹雪の夜に発見したから『吹雪』で良いかな。」
少女は名前を付けてもらって嬉しかった。
「はい。吹雪で良いです。」
この事件(?)から始まった。少女の自分だけの物語が始まった。
~追加キャラ~
名前 ソフィア・グリーディア
性別 女
解説 心やさしいエルフの女性で、世界で一人といないエルフの、薬職人。おおらかな性格をいているが、腕は、たしか。
セレッソの母親で、そのおおらかな性格で、何人も行き倒れや、捨てられた動物や、人を救った。<ミルキィも、その一人。>薬屋「イレイズ」の、女主人。
追加
小説や、キャラクター紹介の時にロザリンドが、母親<アルスとアリアの>ってことになってますが、まちがえました。正しくは、セシリアです。
設定
数年前の、あの事件から数年たち、アルスとアリアとサクラはある決心をする。世界をすくい、そして父をとりもどすために・・・・・
キャラ設定
主人公 アリア 父 カイル 母 マナ
その他 町の住民など
※ちなみに、ジェイクがアリアの師匠となっております。
編集:2009/03/13 16:26:17
ルーンファクトリー2 「永遠の光」
プロローグ
ある嵐の夜の事。カイルは誰もいない一階で一人、佇んでいた。
「僕が…なぜここに来たのか…思い出した…。」
独り言をポツリと呟く。
(あれを食い止めるため…僕はここへ来たんだ…。)
カイルは頭をふる。未練を払うために。
(行かなきゃいけないんだ。この町の人達のためにも…マナのためにも。…それに)
ふと気配を感じ、階段の方を見る。そこには眠たそうに目をこするアリアがいた。目前にカイルの姿を見つけた彼女はきょとん、と首をかしげている。そんな我が娘を愛しげに見つめ、カイルは微笑む。
(この子の…アリアのためにも。)
「お父さん?どうしてこんな所にいるの?」
何も知らないアリアは、カイルに問う。カイルはその質問には答えなかった。
「…アリア、マナを…母さんを、たのむよ。」
そう言って扉を開け、嵐の中を振り向きもせずに歩いて行った…。
「お父さん?お父さん!お父さーんっ!!」
こうしてカイルは、アルヴァーナから消えた。
編集:2009/03/13 16:28:46
ルーンファクトリー2~最後の希望~ 第一章学校へいこう!
2・アリアの夢
あれ・・・?
ここ・・どこ・・?
「ぃま・・おもぃだし・・た」
何?よく聞こえない・・でも、なんとなくどこかで聞いたような・・
「行かなければ・・世界を救うために。」
パパ!パパの声だぁ!会いたいと心から願っていた人の声が、めのまえにあった。すると、背後に、人の気配があった。
アリアは、びっくりした。
「んぅ~パパァこんな夜中になにしてるの?」
そこには、3年前の自分がいたのだ。
な、何で昔の私がいるの・・?そんなアリアとはうわはらに話はどんどんすすんでいた。いつのまにか、アルスとサクラもいた。アリアは、胸騒ぎがした。
あの時といっしょだとしたら次は・・
「アリア、アルス、サクラ、みんなをたのんだよ・・」
「パパ?パパ!パパァーーーー!!!」
キュイイン
な、なに!?ここが崩れ始めてる!?私がこの世界から・・きゃ!つぎつぎと周りがゆがんでいる中、カイルが立っていた。
カイルはアリアの方を見て、ほほえみ、言葉を紡いだ。
「これから、アリアたちには迷惑をかけると思うけど・・信じていれば、きっと大丈夫。あいつ、いやフィレ・・ァド・・」
え?聞こえないよ。パパ。すると、カイルは首をふった。まるで、それでいいと言っているかのように。そして、アリアは、現実に戻ってきた。
★つづく★
第一章 「舞い降りてきた手がかり」
あの日から数年経って…アリアは学校に通い、友ができ、あの日の事を記憶として心の奥底にしまう様になって、今。
アリアは今、五匹のリーノに取り囲まれてしまっていた…。
「くっ…囲まれた…っ」
小さく舌打ちをする。そう、今まさにジェイクの修行の真っ最中なのだ。
『トリエステの森の最深に銅の腕輪を置いて来た。取って来い。』
ジェイクがぶっきらぼうに言ったのが思い出される。ため息をつきながら周囲を見回す。突如、背後のリーノがアリアに飛びかかる。が、刹、そのリーノに向かって銀の閃光が迸る。リーノは真っ二つになり、血の代わりにほのかな光が溢れ、その光が消えると共に、リーノの残骸も、消えた。他のリーノ達が身構える。全員でかかれば、少なくとも攻撃は当たるだろうと考えたのだろう。だが、甘かった。四匹のリーノが飛びかかる寸前に全てたたっ斬られた。そのリーノ達も同じく光り、消えた。
「…ふぅ…。」
チン、と涼しげな音が響いた。アリアの持つ武器は、太刀。つまり日本刀だ。
続く。
第2章「束の間の休息<昼寝>」
「リア・・アリア!」
遠くで、自分の名をよぶ声がした。
「ん~、あと5分~。」アリアは、寝ぼけているいるようで、寝ている時にみた、あの、夢がとぉっ~ても重要だということも、知らないのだ。
「ア~リ~ア~いい加減起きなさいっ!!授業中ですよ!」
「ひゃいっ!!マナ先セ!」
そうとう起きなかったことに<授業中寝ていることに>腹をたてたのか、マナの背後に炎が、見えた。
「ごめんなさい・・・・」
肩をすくめた。
「まったく・・転入そうそう居眠りだなんて・・」
そう、アリアたちは、今朝のそうどうのあと、学校に行ったのだ。そして、今はもう帰りの会の時間だ。サクラは、転入してすぐたおれ、アルスはそのつきそいで、いないのだ。すると、アリアたちの友達の一人、カノンが、口を開いた。
「でも、先生。ロイだって、入学そうそう寝てましたよ。」
「ヴぅ・・」カノンの言葉に、マナはたじろいだ。
きーんこーんかーんこーん
「「「「「チャイムだ。」」」」
次回に、つづく!
続き。
日本刀といえば両手剣だ。重量のある両手剣を片手で振り回すアリアは心なしか、少し筋肉質に見えた。
「さて、早く次行こうっと。」
木々の間を縫う様に走る。…どれくらい走っただろうか。ふと、視界が開けた。
「つーいたっと…あれ?前に来た時はこんな木なかったのに…おっかしいな~…。」
そう思いながら近づいてみると、いちなり木が動き出した。
「っ!モンスターか!!」
素早く身構える。木は枝を鞭の様にしならせてアリアを払い飛ばす。太刀でかわそうとしたが、おそかった。
「きゃあっ!!」
空に投げられ、落ちる。素早く体勢を立て直し、
「これじゃ立場があべこべだよ…。」
と小さくと呟く。木はすでに次の攻撃をしかけようとしている。
(けど、体が大きいだけ下のガードも甘いハズ…)
木がまた枝を伸ばし、アリアに襲いかかろうとする。アリアはその攻撃の軌道を読み、体勢を低くとって走り出す。それはまるで、銀色の風だった。
「やあっ!!」
気合と共に太刀を一閃する。木は、先刻のリーノ達と同じ様に、真っ二つになった。…突如、背後で爆音が鳴り響いた。
「!!」
アリアが振り向くと、木は爆撃と共に消えていった…。その様子を呆然と見ていたアリアはふと、目線を下にやった。
「…何、これ…?」
そこには、一枚のなにかの欠片の様なものが落ちていた…
第一章終わり
第二章束の間の休息 2・選択肢、逃げる!しかし回り込まれた!
「丁度よくチャイムが鳴って、よかったね。」アルスがいった
「でも、そのかわりいっぱい怒られたんだから!」アリアは、ほおをぷうと、ふくらませた。
「そういえば、サクラはまだおきないの?」さっきまでサクラは、アルスにおぶられやすらかな寝息をたてていた。
「うん。まだねてるよ。」
「いーなーおきらくで。」アリア文句を言った。
「あはは。」
「ところで、どうする?トリエステの森、行くんでしょ?」アルスが言った。そう、二人は学校に行く途中、ダンジョンに行くことを計画していたのだ。とりあえず、サクラは行ける状態ではないので家においてきた。そうこうしているうち、森が見えてきた。
「ここが、トリエステの森かぁ~、ん~わくわくするっ!」
すると、アリアの背後に人影が、あった。
「アリアちゃんこんなとこ来て、いけないんだ!」カノンだ。
「「カッカノン」」
「マナ先生、ここに来ちゃだめっていってたでしょ」
「そうだけど・・お願いっ今回は、みのがしてっ」アリアはすかさず土下座した。
「う~んじゃあ、こんかいだけよ?あまり、奥にいかないようにね。」
「「ありがとう」」
つづく
続き
「もうずいぶん奥にきたね。」アルスがいった。
「そうね、カノンには悪いけど。」
「あはは」
すると、どれくらい歩いたろうか?いままでにないような、開けた場所についた。奥に、おおきな林檎の木のあるところだった。「わぁ~❤おいしそうな林檎~❤」と、アリアが、木に近づいてみると、木はいきなり動き出した。
「ええ!?モンスター!?」驚いた拍子に、ケガをしたのか、アリアは、その場で動けなくなっていた。
「アリア!あぶないっ!」
アルスが言った時にはもう遅く、木はもうアリアの背後に入り、攻撃の耐性をとっていた。ブンと、大きな音がした。
「きゃああああ!!」
アリアは、目をつむった。でも、本来なら来るはずの傷みが、なかった。おそるおそる目をあけてみると、
「「あなた<アリア>きみは<アルス>・・・だれ?」」
そこには、アリアに背をむけ、愛用の剣を両手に、木の攻撃を受け止めている少女の姿があった。少女は、受け止めるのをやめ、木に剣を振った。
ザシュ
続く
第二章「学校で」
「…もう一度聞く。一体これをどこで手に入れた?」
アルヴァーナ学園の教師、バレットがアリアに問い詰めている。アリアは、ついさっき見つけた欠片を歴史などに詳しいバレットなら、と思いよくよく考えもせずに渡したところ、この状況に陥ってしまったのだ。本当の事を話すべきか、否か。
「…えっと、畑を耕していたら偶然…。」
とりあえずでっち上げることにした。が、
「お前の親父も嘘をつくのが下手だった…お前本当に親父そっくりだな。」
…甘かった…。
「えっと…その…」
アリアが言いかけたのを制してバレットが続ける。
「大人がどんなに言っても、子供ってのは好奇心に勝てないからな。」
「………。」
苦笑しながらも黙って聞くアリア。
「まぁ、マナには黙っといてやるよ。」
バレットは何気なく言うと、
「ホント!?ありがとう、先生!」
顔を輝かせてアリアが素直に喜ぶ。
「無茶はするなよ。…これなんだが、何かの呪文らしきものが書かれているな…けど、それにしては文字が足りないってことはほかにもこんなヤツがあるってことだ。」
バレットは欠片を調べながら言う。
(ってことはもしかして、他のダンジョンにもあんなモンスターがいるってこと?…試してみなきゃ!)
心の中でそう呟くと、アリアは既に走り出していた。
第二章終わり
続き。
ザシュ
どれくらいたったろうか?その音がきこえて、ずいぶん経った気がした。
さっきの少女は、キレイな長いロングをゆらし、次の攻撃の態勢をとっていた。すると、アリアの耳に、鈴の音のような声が聞こえた。
たすけて・・
「え?」後ろをみても、だれもいない。
おねがい・・話を・・きいて・・
「もしかして、あなた・・?」木の方を見てみると、どうやらそうらしく木は、枝を、ゆさゆさゆらしていた。
<私には、サクラみたいな力、ないはずなのに・・>
その一方で、少女は、攻撃の耐性をとっていた。
大きな音がした。
「あっ!や、やめ!」アリアが、言った時にはもう遅く、少女の剣は、木を貫いていた。
続く
登場人物
・セシル〈オリキャラ〉
・カイル
・セシリア
・その他
解説〈セシル〉
カイルとセシリアの子供で、髪の長い女の子。
内気な性格で、友達がいないと思っている。
同じ年ごろの子供のことは名前だけ知っていて、その他は何も知らない。
常に大きなぬいぐるみを抱いており、外に出ようとしない。
ハーフエルフと人間のハーフのため、人間の血の方が濃いが、同じエルフのオルファスと気が合う様子。
持っているぬいぐるみを操って戦う。
第一話
「セシル、朝よ、起きなさい。」
「ん~・・・」
茶髪の長髪少女の未知の日常は、ここからはじまる。
セシルと呼ばれた少女の腕には、自分の身長よりもギリギリ小さいサイズの猫のような形のぬいぐるみが抱かれていた。
「まだ眠い・・・」
セシルは、目を何度もこすりながら、ベッドに入って行こうとする。
「何言ってるの、昨日、あんなに遅くまで夜空を見上げてたからでしょ。もっと早くに寝なさい。」
―違う。興味を示したからじゃない。
「何か聞こえたんだもん・・・」
「はいはい。わかったから、早くご飯食べなさい。学校には行かなくってもいいから。」
セシルは、しぶしぶベッドから降りると、父、カイルが待つ一階に足を運んだ。
「セシル、おはよう。」
カイルは、いつもの調子でセシルに目を向ける。
―毎日、毎日、今みたいな繰り返し・・・もっと変わったことないかな・・・。
「ごちそうさま・・・」
セシルは、食器を台所にもっていくと、ぬいぐるみ所持で外へ出た。
今までとは違う、自分の日常を探すために。
編集:2009/03/28 14:08:57
第二話
「星降る小・・道。」
セシルは、看板に目を通すと、右に曲がって、「トリエステの森」に入って行った。
何がいて、これから先、何が起こるかも知らずに。
「…何?」
「…助けて…わたしは…ソウル…あなた・・は…」
「だっ、誰…?どこにいるの・・・」
セシルは、ぬいぐるみを抱いている手に力を入れ、身を少しちぢめ、完全に警戒していた。
「その…ぬいぐるみ…ま…さか…力…が…」
「アヴソーヴにそんな…アヴソーヴは、普通のぬいぐるみだもん!力なんかない、セシルの友達だもん!」
得体の知れない声から逃げるように、森の奥へ駈け出した。
「あっ。」
ドサッ。
「な・・・何に躓いた・・・?」
セシルは、自分が走ってきた道すじを、目で伝っていく。
「ひっ・・・いっ・・・いや・・・」
手。
セシルが躓いた物は、地面から生えた、手だった。
その手は、少しづつ、セシルに近づいていく。
「こっ、来ない・・・で・・・」
第三章アリアの秘密アルスの悩み 1・エルフの少女
キーンコーンカーンコーン
昨日の、一見いらい私は悩んでばかりいた。何であのとき木から声が聞こえたんだろう?あの少女はなにものなの?そしてなにより、私が気になるのは・・
すると、アリアの背後を、するりととおりぬける者があった。
「!」
それは、昨日の、エルフの少女だった・・・・・
第三話
「来ないで・・・」
セシルは、ぬいぐるみ、アヴソーヴを抱きしめる。
刹那。
真っ白な、閃光が走った。
「あっ・・・うっ・・・?」
目を開けると、アヴソーヴが、腕の中から消えていた。
アヴソーヴは・・・目前に立っていた。巨大化して。
「アヴソーヴが・・・大きくなった・・・!?」
《それが・・・あなたの能力・・・そして・・そのぬいぐるみへの愛と希望・・・あなた・・・は・・・》
ここで、謎の声が途切れる。
「セシルが・・・セシルがなに!?セシルは、何も知らない!
みんなと違う特別な境遇なんて、何もない!ただ・・・種族が違うだけで・・・」
《いつまで、そのぬいぐるみ一人に戦いを任せているの・・?
そのぬいぐるみはあなたの物で、あなたの友達なんでしょ!?
居なくなって・・・消えてしまっていい存在じゃ、ないんでしょ!?》
「そ・・・そんなこと・・・言われなくてもわかってるもん!
アヴソーヴと・・・一緒に戦う!」
セシルは、アヴソーヴうなじの辺りに乗り、叫んだ。
「そこをどけーーーっ!!!」
第四話
「・・・きて・・・起きて・・・」
「う・・・」
自分とそっくりな声が聞こえて、目を覚ました。
そこには・・・
「あ、やっと起きた・・・」
セシルの短髪バージョンとでも言えよう、女の子が心配そうに顔を覗き込んでいた。
「あなた・・・セシル・・・?」
呟くと同時に、ハッとして、辺りを見回し始めた。
「アヴソーヴは・・・ここは!?あなたは!?」
「アヴソーヴは修理中。形とかは変えない・・・ここは・・・トリエステ心臓中心部・・・私は・・・セシル。あなたの分身のようなもの・・・」
真顔で説明中。
「神は・・・日常を嫌に過ごすあなたを見て・・・気に入った・・・そして・・・友達の存在を知らないあなたを見て、神は悟り、私を創った・・・友として、あの子を養えと・・・そして・・・さっき・・・あなたの関係者の記憶を書きかえて、『私とあなた双子、あなたが姉、私の名前はソウル』にした・・。」
「じゃあ・・・今から、セシルとソウルは双子っていうこと!?」
おひさしぶりです。
って、ひさしぶりってていどじゃないですね。あはは
というわけで、小説のほうを書きなおさせていただきます。
理由は聞かないでください。
では!!
編集:2009/09/15 20:24:47
ルーンファクトリー2第一章 最後の望み 第一話 アルス
「ここ、どこ?」
そこは、アルヴァーナだった。
でもなにかがちがう。
「人が…どこにもいない・・」いえも、学校も、どこもかしこも
人の、気配が全くしない。
それに、家や建物、橋までもが炎の中に埋もれていた。遠くのほうでモンスターの鳴き声がかすかにした。
ひっく ひっく 炎の中から、女の子の声がする。
おんなのこが・・ないてる・・
「なんでないてるの???」聞いてみても、ただ首を横に振るだけで、女の子は答えてくれない。
「ここにいたらあぶない。早く逃げないと。ね?いこう?」無理やり連れて行こうと引っ張るが、1ミリも動かない。
どういう筋肉してるんだ。
すると女の子が言った。
「わたしは・・ここをはなれることは・・できない。
でも・・あなたは、ここにいちゃ・・いけない。
もう二度と・・戻れなくなる前に
< >だけ・・は」
最後にだれの名前を言ったのか、炎に包まれ、きえてしまったかのじょにはきけなかった。
・・ただひとつ、その少女が自身の片割れに似ていたのか、
不安を感じる対象となった。こうして、アルスは久しぶりの夢から覚めた。
第五話
「セシルちゃん、ソウルちゃん、おはよう!」
「おはよう・・・カノンちゃん、キャンディちゃん」
「おはよう」
「セシルちゃんって、なんででっかいぬいぐるみ持ってるの?」
「・・・最初のお友達・・・」
セシルはそう呟いて、足早に学校へ入る。
「セシルちゃんて、ちょっと暗いよね」
「暗いっていうより・・・内気」
「あぁ、うん、そうだよね」
ソウルは最小限のフォローをすると、セシルを追いかけた。
ソウルと出会い、ソウルと偽造された双子として育ってきてから一週間がたった。
でも、未だ慣れない。慣れたら負け、そんなプライドがあるのかもしれない。
慣れなくても、少しだけ、変わった世界が開けたからいいのだ。そうも思っていた。
「セシル、具合でも悪いのか」
話しかけてきたのは、オルファスだった。
ハーフエルフのセシルにとって、話の合う、とてもうれしい相手。先生のバレットも、よく話を聞いてくれたりする。
「ううん、なんでもないよ」
「・・・そうか」
オルファスとは隣の席で、ちょくちょく声をかけられる。セシルは、それが少し嬉しかった。
第六話
「ソウル・・・偽善双子として過ごしてるってことは、それ相応の目的があるんだよね?」
夜、ベッドの上で話す。
「そう・・・だけど?」
「どんな・・・?」
「私の本体を取り戻すの」
「・・・どういう意味?」
「私はまだ本体がないの。本体を取り戻せば、偽善双子として過ごすのはもう終わり、私は神の場所へ帰り、この世界に私がいた記憶も皆なくなって、私がいたことはなくなったことになる。私の本体を持っているのは、まだ分からないけれど」
「ふぅん・・・」
「もっと取り乱すのかと思った」
「取り乱した所で、何も変わらないし、事態は進める方向にしか進んでいない・・・そうでしょ?」
「確かに」
セシルはボフ、とベッドに転がった。
「でも、どこまで行く気?まだ当てはないんでしょ?」
「目標ならあるわ」
「・・・?」
「トリエステの森の最深部・・・リンゴの木が生えているのだけど、過去にあんなもの生えていなかったわ」
「・・・それに、モンスターが最近たくさん増えたの。ちょっと前まで、少ししかいなかったのに・・・原因も分からなくて」
「・・・モンスターのせいかも・・・ってことだね。よし、行ってみよっか!」
「・・・ありがとう」
日曜日。学校は休み。特に予定もなく、両親には内緒で森に一直線の二人。
セシルの武器は、アブソーブ、ソウルの武器は、変形する自分の体。ソウルは人間でもハーフエルフでもなく、神からもらった魂なので、変形なら望んだ者にいくらでも変われる。
二人共、魔法は上々に扱える。
「・・・大したことなかった・・・けど、ここからだね、リンゴの木って・・・あれでしょ?」
「そう。あの木・・・時々、一人で動いてるのよ。生命が宿っているのだと思う。相当強力よ」
その話し声が聞こえたのか、リンゴの木はいきなり震えだした。
「・・・本当みたいだね」
「もう・・・後戻りできないわ」
セシルはアブソーブを巨大化させ、ソウルは腕を剣のような刃物に変える。
そして・・・二人の攻めから、この戦いは始まった。
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