いらっしゃーい |q・∀・)
此処は、ボカロ(ボーカロイド)、つまりミクやルカの小説を書こうじゃないか、ってトピです^q^
ルールは以下の通り。
[1]亜種もオリボカロもOKです
[2]感想、アドバイスは欠かさずに
[3]同性愛や兄弟愛設定など特殊なジャンルを含む場合は最初に「同性愛を含みます」と一言書く事
[4]学パロなどはOKですが、あまり世界観を壊し過ぎないように
以上4つを守れる方は大歓迎! ∑d(゜∀゜ )
ボカロの世界をお楽しみ下さいな~
≫珠杏さん
何だか共同作業って聞くとムラムラします(^q^)<やめ
緑色wwwミクやミクオは緑色な気がします。ネギ色(あ)
最後はアレですねによによ/(^q^)\厳しい調教を受けて泣きじゃくるレンが思い浮かびます。やばい可愛い殴りたい。可愛い子ほど殴りたいって言いますよね※言わねえよ//爆
ですよね。カイトはとことんバカで変態でその上不憫なみんなの頼れない兄貴でいてほしいです。それでこそカイトって感じですからwwあ、でも歌ってる時のカイトはイケメンだからムカつきます(良い意味で)(笑)
有難う御座います!(ぶわっ//あ)
ちょwwwバカイトさよーーなら\(^q^)/(←)
珠杏さんのマスターください(ちょっ)優しすぎます。その優しさは寧ろ罪です^q^
ミク出しちゃいました。等身大ですよww鼻血有難う御座います\(^レ^)/←
≫ゼンさん
同志様がいて嬉しいです。私も何でも美味しく頂けるんで^q^嗚呼、何だか運命の赤い糸が見えま(※幻覚)
またまた同志様があああ!ですよねですよねですよね!!(うぜえ)両想いでイチャイチャしたりほのぼのしたりあっはんな領域に入っちゃったりするのも勿論萌えますが片想いほど萌えるものはありませんよねwww
だ、大丈夫ですかーー私もさっきからティッシュが足りなくてだらだら垂れ流ししてるんですがね(^q^)≪汚っ
でも私的にクオレンでもアカレンでもメイトレンでも何でもいいんでとりあえずレン総受けバーガー欲しいです!!(自重www)
言えばそういうことですね。キャー恥ずかしいで≪黙 れ ^q^ !
拍手有難う御座います\(^レ^)/(笑)出しちゃいました!そうととれなくもないですね…!でもそういう訳じゃないんですよね(あ)でもボカロとマスターの恋もいいですね!
なるほど!(メモメモ//あ)いやあ、すっごい便利ですよ。そうします
!これならどんなモンスターにでも対応できますね(^Д^)←ちょ
おおwwそれは楽しみです\(^qq^)/出してほしい亜種は…全種です(お前)私はテッドとネル姐とデルとハクが個人的に好きなので出て来て欲しいですかね。なんか無理言ってすいません(あ)
▽出会い編 ▽第三章:ゴミ捨て場にて
無駄に重たいギターを左肩に担ぎながら、帰り道を歩く。夕陽がなんともうざったい。未だ俺は、永吉の家にいた”初音ミク”という子のことが忘れられずにいた。歌詞こそなかったものの、メロディーが耳から離れないでいる。聞けば永吉が作曲したらしい。ボーカロイドは俺達人間が作詞・作曲したものを歌ってくれるというのだ。少しだが、興味が湧いた。ついでに言うと、初音ミクの笑顔がちらついてならないのだ。俺はかなりの馬鹿野郎だと思った。
家の近くまできたところで、俺はそこにあったゴミ捨て場に目がいった。何故なら、ボーカロイドと書かれた箱が落ちてあったからだ。俺は思わずゴミ捨て場に飛びつき、箱を持ってみた。初音ミクではなく、双子の男の子と女の子だったが。小脇に挟み、家へと持ち帰ることにした。扉を開けると、姉貴の「おかえり」という声が聞こえてきた。俺も「ただいま」と独り言のように小さな声で返答した。
「アンタ、その小汚い箱は何?」
「ボーカロイドだよ」
「ボーカロイド?」
「知らないならいい」
「手、洗ってきなよー」
姉貴は俺に向けていた視線を再びテレビに戻し、ソファにうなだれていた。
俺は手をさっと洗い、自室へと駆けて行った。そして扉を素早く閉め、鞄やギターを床に置き、制服のネクタイを緩めながらパソコンを起動させた。パソコン起動するまでに、俺は埃や塵が付いていた箱を綺麗にしてみせた。箱には”鏡音リン・レン”と書かれていた。
ゼン
そう?
なるほどww 今度、僕も挑戦してみよっかなッ
いや、絶対につくッ あまりにも駄作過ぎてゼンが、ゼンがぁあああ
んww ガクポのかっこいい動画を増やしてもらうとか?
何処の掲示板でもガクポの話題で持ちきりにしたり?
らじゃーッ 発掘してくるでもありますッ笑
そんじゃ、昼ドラっぽくミクも入れちゃおうかな∀笑
レイラさん
出てきた緑色の血が段々とミクになっていくww笑い
言います、言いますよッ てか、叫びますよ∀
歌ってる時のバカイトだけを自分の物にしたいですよねww
アイス食べて変態顔してるバカイトは殺してやりたい(ちょ
レイラさんにならこのマスターを差し上げますッ 思う存分、甚振ってあげて下さい^^*
この等身大ミクほしいww 抱きつきたいww笑
てか、リンレン出ちゃうッ もうすぐ出ちゃうッ これは寝てなんていられないッ笑
【私の今の願い♯music number5】
「メイコさん、それどんな歌ですか?」
バカイトを待っている時にミクが隣から歌詞の書いてある紙を覗き込んだ。
「……マスターって物好きですね」
ミクは『見ないほうが良かった』と、いう顔をして顔を引っ込めた。
ガチャッ
「やー ごめんねー 限定アイス買ってたら遅くなっちゃってー」
その時、暢気な声と共に間抜けな顔をしながらアイスを食べているバカイトが入ってきた。
「ちょっと!ちゃんと時間に来てくださいって言ったじゃないですか!」
一番最初にミクがバカイトを怒った。
「阿呆……ですね」
巡音ルカは小さな声で言った。
「カイトーちゃんと来なきゃダメじゃないかーもう歌わせないぞ?」
マスターは優しく怒ってるか分からない口調で言った。
そして最後に……私。
「バカイトー!私をこんなに待たせて何様のつもりよー!」
「ひぃぃ!ごめんなさぁい!」
カイトは私の時だけ本気で怖がっていた。
【私の今の願い♯music number5 続】
はーいw初投稿!w俺もボカロ好きですよーーー!ww
つーわけでかかせてもらってもいいでしょうかw
ちなみに自分で作ったオリキャラが主人公ってことでw
あ、私は鏡音リン・レンが大好きなんで、そちらも出させていただきますよ?ww
ちなみに言うと学パロ?が少しボカロ少しで、いかさせていただきますw
まぁ意味がわかんないと思うので小説にてご理解くださいw
◆レイラ
>レイラクオリティってw じゃぁあたしの場合はノエルクオリティwいぇーいっ←
>軽音部かっけー!!← やべぇ、やりたい←
バンドとか格好良すぎるだろっ///←
>いーなぁー。ミク譲ってくr(ry ミクの声を生で聞きたいよ←
>しょうがないから見逃してやんよぉ!← でも今度やったらこr(ry
>ええぇえΣ リンレンを捨てるとはどーゆー事だ!?
ボカロファンが黙ってねぇz(ry
◆珠杏
>平気なのかぃwおいおいw
でもそんなに飲んでたらヤバイくね?←
>限定アイスってwどんだけなんですかw
◆ゼン
>確かにwそれでこそKAITOwKAITOはMだよねきっと(笑
>ええっΣ そんなのゼンの方が100万倍小説上手いよっ!!
あ、小説はねぇ・・ネルのにしようかと///
◆ハク
>ハ~ク~!!(ャメロ
ハクはオリキャラですかぁ~w楽しみだべっb
さぁ、あたしも小説書くかw一応予定では主人公はネルにしようかと。まぁ楽しみにしてて下さい←
珠杏>>ここでもよろしくーw
うんうん、ウチも小説かくよーw
楽しみダッテ?wハクの小説は珠杏に楽しみにされるような物では・・・←
まぁでもよかったらお楽しみにw(オィw
珠杏の小説なんてあったらすぐに読むさ!w
光の速さで読むよ!!(それ・・・ちゃんと読んでるのか?w
榎恵>>だれかと思ったら琉夏じゃないか!!←
そそ、ハクはオリキャラだよーw
た、楽しみに値しないぞ?;ウチの小説は;;←自信が持てない一名w
榎恵も書け書けー♪そしてウチはそれを楽しみに待っておくとw
榎恵
メイコさんは最恐ですからww笑
バカイトはアイスに目が無い子なんですッ笑
特にハー○ンダッツには;笑
ハク
楽しみだよー∀
だって皆、小説とか上手だし見習わなきゃッ
おおッ 光の速さで読んでくれるの!? 嬉しいー*
◆ハク
>そうさw琉夏さw名前変わりすぎさw(でも変な読みに関しては同じ
>オリキャラねぇ・・まぁ頑張れね←
いやいやいや?ハクは小説上手いよ?あたしの100万倍上手いよ?自信持とうぜb(黙
◆珠杏
>そうかw最強かw確かに最強だなw
>KAITOはもう歌よりアイスか?w ハー○ンダッツは確かに美味しいべ←
さー、書くかぁ。
あ、題名の意味がサッパリだから。
&なんで派生キャラ持ってんだよ。ってなるけどよろしくー
編集:2009/08/14 12:07:21
my step music -1-
「いってらっしゃい」
その声に背中を押され、マスターの家を出る。
あたしは亞北ネル。これから行く所は・・
『ボーカル・アンドロイド トレーニング所』―。
マスターの家から歩いて10分ぐらいの所にある。
「おはようございますっ先生!」
初音ミクの元気な声。
「あ、ネル0215ちゃんおはよっ」
そしてもう1人のさっきとは違う初音ミク・・。
普通に歩いている初音ミクもいる・・。
MEIKOやKAITO・・鏡音リン・・鏡音レン・・巡音ルカ・・弱音ハク・・重音テト・・。
あたしと同じ格好の『亜北ネル』――。
全てが全て同じ・・という訳ではないが―。
容姿が同じ人間(人形)がいる―。
それがこの『ボーカル・アンドロイド トレーニング所』である。
編集:2009/08/14 11:47:55
my step music -2-
え?後ろの数字は何かって?あぁ、それはね。
ボーカロイド・・それは人間(オリジナル)と違う・・だから、誰が誰なのかわからなくなるから・・
この数字はその為に作られた。数字はマスターの誕生日で構成されている。
それでも忘れていては意味が無いので、バッジをつけている。
マスターは、2月15日生まれだから・・あたしは此処では『ネル0215』。
そして、此処は2階建ての屋上つき。教室は20ぐらいしか無い。その教室ごとに1人ごとにそれぞれのキャラがいる・・まぁ生徒がまだ少ない方なので今は足りているが・・
今はトレーニングが周に2回ある。生徒が増えたらトレーニング量は減っていくかもしれないが・・
あたしの教室は2階なので行くのに少し時間がかかる。
まぁ日頃鍛えてるから問題は無いんだけどね。
ガラガラガラ。教室のドアをゆっくり開ける。
「みんなまだ来てないな・・。」
でもこういうのもいいと思っている。
嗚呼、此処があたしの教室なんだ―
そう思った後、深呼吸をした。
榎恵
うん、最恐ー
バカイトはアイス命なのだよッ笑
アイス>歌 みたいな?笑
感想***
ネルだー∀
亜種さんいっぱいー*
てか、難しそうな内容ですな;
でも面白そうだからがんばっ
【私の今の願い♯music number6】
「こんな曲であんな歌詞がピッタリ合うんでしょうか」
ミクが小声だか大きな声だか分からない音量で言った。
今、私達は3人で歌う曲を聴いて一息ついている時だった。
「まー大丈夫!この曲はきっといい歌になりそうだぞー」
マスターはニコニコ笑いながらレコーディング室に入っていった。そして出てきた。
「さー入って!さっそく歌うぞー!あ、ミクはこれ書いてて」
「はい」
ミクはマスターに2枚の白い紙を渡された。
「えー もう歌うんですかー?」
バカイトは買ってきた限定アイスを食べながらマスターに歯向かった。
「こら、バカイト!マスターに逆らってないで!歌うのよ!」
私はバカイトにアイスを取り上げ袋に入れてすっごくキツく縛った。
「あー 俺の限定アイスー ルカちゃーん、俺の限定アイスがー」
バカイトは涙目になり、巡音ルカの方に寄っていった。
その時、ガラスの破片を飲んだかの様な痛みが走り憎悪が輪廻の様に円をかいた。
「知らない。自業自得です」
巡音ルカは冷たく言い放った時、憎悪が消えた。さっきの気持ちはなんだったのだろ。
【私の今の願い♯music number6 続】
*+唄って笑って4+*
亜種達の部屋では只今ルコの怒鳴り声と帯人の反抗する声が響いている
「ったく、何やってるのこんな時まで!それでもカイトさんの亜種なの!?」
「俺をあんな奴と一緒にするな。俺は別にマスターさえ居ればいい」
「相変わらずマスター依存症ね!」
「チッ、うるせェなこのババァ」
「なんですってぇ!?アンタより生まれたのは後よ!!」
このままでは言い争いだけが続き埒が明かなくなる
そう思いミクは二人の間に割った
「二人とも止めて下さい!」
「ミ、ミクさん…」
*+唄って笑って5+*
ギュウ…
ミクはルコの手を握った
「言いあったって何の意味もないでしょう?だから…ねっ?」
「け、けど帯人がこのまま直さないとなるとまた問題が…」
「大丈夫。ルカさんが居るから」
「えっ?」
チョンチョンとミクが指さした方を見てみると
いつの間にかルカが帯人のマスターと一緒に立っていた
それに帯人は目を見開き、すぐに「マスタァ!」と言って自身のマスターに抱きつく
その人は困ったように帯人を撫でたがミク達に向かい謝罪を言う
「すみません、帯人がまたやってしまったみたいで」
「い、いえ…大丈夫です…」
「じゃあ帯人がこれ以上問題を拗らせないようにこれで失礼します」
と言われ、帯人がマスターと共に帰って行く姿を唖然として見送った
【私の今の願い♯music number7】 ※Triangle レコーディング中
全『交差する3つの想い。誰が自分の気持ちを貫くのか』
メ「ずっと一緒にいれると思ってた。だけど貴方は次第に離れていく」
ル「最初は冷たかったくせに。今更、何で優しくするの」
メ・ル「こんなの望んでないよ」
カ「自分が優柔不断だと分かっている。たくさんの仮面を被っている事も」
全『想いは輪廻を渦巻いていく』
メ「この赤い糸は」
ル「あなたと」
メ・ル「繋がっているの?」
カ「小指にある2つの赤い糸。もう引き返せない現状を現している」
全『蝶が赤い糸に止まった瞬間、輪廻は止まった』
カ「自分の気持ちに正直になったから」
メ・ル「どんな事でも受け入れる。私達は覚悟している」
カ「自分の想いを届けよう。君に。この赤い糸を切って」
全『想いを受け止めたのは―――』
?「ありがとう」
【私の今の願い♯music number7】 ※Triangle レコーディング終了
久し振りに来ました。あばばすみません…!
>珠杏さん:お久し振りです^//^上手くは言えませんが、やはり一言で言い表すなら素晴らしすぎます。作詞のセンスあると思います!
▽出会い編▽第四章:鏡音リンと鏡音レン
やっとパソコンが立ち上がり、シンプルなデスクトップ画面が現れた。そこで俺は慣れない手つきでインストールを始めた。手に汗を握り、やっとインストール画面へとたどり着く。後はインストールが終了するのを待つだけ、か、
「ん、あれ」
俺、寝てた?曖昧に開かれていた眼を大きく見開いてパソコンの画面を見た。とっくにインストールは完了されている。マウスを動かし、インストール画面を終了させると、俺より小柄な女の子と男の子が姿を現した。これが、鏡音リンと、鏡音レン …?箱に描かれていた絵と同じ、双子が姿を現した。
「初めまして、マスター!」
リンが満面の笑みでそう言った。”マスター”という言葉がなんだかむず痒くてどう返そうか言葉が詰まった。レンの方は、リンの後ろでそっぽを向いている。あれ、俺嫌われたのかな。何もしてないのに。
「こちらこそ、初めまして。これからよろし、」
「どうせ直ぐに捨てるんだろ」
「レ、レン!!」
俺には、レンの言葉が直ぐには理解出来なかった。
レイラさん
久しぶりでーす★
お褒めのお言葉ありがとおございますう笑
歌詞はもう適当すぎて駄作ですよ;
感想*
レイラさんの小説も最高ですよっ
リンレンきたあ∀ でもレンがあ泣
僕はレンを捨てないからこっちおいでっ笑
【私の今の願い♯music number8】
「いやー みんな上手かったよー 出来上がったら報告するからね!」
マスターはレコーディング室から出てきた私達に笑顔を向けた。
でも一つ引っかかる部分がある。
ナンデ ルカ ナノ
私の中で誰かが呟いた。
「ルカちゃんすごかったよー 流石だね」
「別にそうでもないですよ」
カイトと巡音ルカが楽しそうに話している。
それを見ると今まで感じたことのない気持ちが輪廻が渦巻く。
「私、先に戻ります」
私はそれを見ていられなくってそそくさと部屋から出て行った。
「・・・」
【私の今の願い♯music number7 続】
あばば珠杏さんお久しぶりです(´^ω^`)
いえいえ、とても素敵ですよ!!てっ適当だと…仮にそうだとしてもその作詞のセンスをわけてほしいぐらいです^▽^
そんな勿体無いお言葉…なんだか恐縮です^q^
珠杏さんに拾われたならレンくんも幸せでしょうねきっと(笑)
めーちゃん、その気持ちはアレですか(^ω^)←
▽出会い編▽第五章:双子の過去
―――「どうせ直ぐに捨てるんだろ」
刺々しい口調とは裏腹に、レンの表情はとても悲しみで溢れているようだった。そこで俺は、レンの言った言葉の意味をようやく理解することができた。
「俺は以前までのマスターとは違う。絶対にお前たちを捨てることなんてしない」
「! …マスター」
「……俺たちのことなんて何も知らないくせに、知ったような口利くな!!」
「レン!!」
レンは走って、思い切り扉を開け、部屋を飛び出した。扉が力強く閉まる音の後は、さっきとは違い静寂に包まれた。リンは少しだけ溜息を吐くと、「マスター」と、言うと同時にこちらの方へ体を向けた。
「ごめんなさい。レンはきっと動揺してるだけなの。だから……」
「うん、分かってるよ」
「マスター……、マスター、あのね、これからリンが話すことを、笑わずに聞いてほしいの」
リンの瞳は、微かに揺れていた。整った睫毛を上下に動かし、じいっ、と俺の瞳を見つめてきた。俺はそれに応えるかのように、「うん」と頷いた。
「あのね、リンたちは、今まで12人ものマスターに捨てられてきたの」
「――12人?!」
これはまだ、リンたちが体験してきたことの、ほんの一部の序章にすぎなかったことを、そのときの俺は、知る由もなかった。
編集:2009/10/18 06:49:12
▽ageちゃいますよよよ^^q^^
最近誰も来ないようなので独り言・・・鏡音双子の過去をどうやってまとめようか悩んでます^∇^どしよか。あとぐみりんにハマってしまった\(^o^)/ぐみいーよ!かわゆし^//^この間みくみくの「メルト」、りんれんの「下克上」が学校でかかってました。意外にクラスメイトが知ってたことに驚いた。前はワールドイズマインもかかってました。世界で一番お姫様! _小説あとで書きます
▽出会い編▽第六章:双子の過去II
まず鏡音リン・鏡音レンとして売られていた私たちは、ある男の人に買われた。高校二年生ということもあってか背は高く、とても大人びた様子だった。リンやレンが我が侭を言う度きちんと対処してくれて、とても素敵な歌をリンたちに与えてくれた。そんな毎日に不満足なことなんて一つもなかった。だけどある日、私たちを持っていたことでイジめられたマスターは、ある行動に出た。その時のリンたちは泣き叫んで、「マスター!」と何度も叫んだ。このことは今も深く脳裏に焼きついて離れない。――そう、マスターは私たちを、ゴミ捨て場に、いとも簡単に捨てたのであった。
「そ、んな……」
俺は大きく眼を見開いたまま、リンから眼を離せないでいた。
リンは続ける。
「でもね、それはただの序章に過ぎなかったの」
次のマスターは、何処にでもいそうな、典型的なオタクの男の人で、この人はもっと厄介だった。何故なら、リンたちをただの観賞用としてしか、扱わなかったからだ。もちろんリンたちは云った。「リンたちはただ飾るだけのものじゃない!」と。だけど、その言葉にキレたマスターは、また再び私たちを元いた場所、ゴミ捨て場へと捨てたの。
そんな出来事を繰り返し、リンたちは計12回という数だけ捨てられたのだった。――だけど、希望失った私たちに、希望の光を与えてくれたのが、
「アナタだったんだよ、マスター」
▽出会い編▽第七章:胸貸せ
俺は未だに信じられなかった。
話を終えたリンは、俺から目線を下に逸らし、ずっと俯いている。レンは相変わらず帰って来ないままだ。
ああ、さぞかしツラかったんだろうなぁ。俺は彼女らの気持ちになって考えてみた。『 もし、俺が捨てられたら? 』 それはとても信じがたい真実だろう。彼女らだって同じだ。ただ、歌いたいだけなんだろう。生きたいだけなんだろう。心から歌いたいんだろう。それなのに、何の力も無い人間が、己の意思だけで、心から歌いたいと願う者の希望と、絶っていいものなのか。そんなの、おかしいじゃないか。俺は、悔しさからか、怒りからか、分からなかったが、ただ力強く拳を握った。同時に、頬に何かが伝い落ちるのが分かる。
「マスター?」
俯いた顔を上げたリンが、尋ねる。
俺はリンに微笑み頭を撫ぜた。リンは何が何だか分からないような様子で首を傾げた。俺はリンの頭を撫ぜていた手を離し、ドアノブへと手を伸ばす。
扉は自然と開き、その先には、眼に涙の雫を溜めたレンが立っていた。
「ツラかっただろ。本当にツラかっただろ。でも、俺は本当にお前らを捨てたりしない。心から歌を歌わせてやる」
「……マスタァー!」
リンが背中に抱きついた感触と、レンが真正面から抱きついてきた感触が、同時に五感に伝わった。ああ、良かった。ちゃんと生きている。
ふと、レンが顔を上げたかと思うと、
「胸貸せ、バカマスター」
なんて、涙でぐちゃぐちゃの顔で云った。俺は自分でも分かるぐらい、酷い顔で笑ってやった。
編集:2009/11/08 15:50:22
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一応『出会い編』これにて完結です。これからは、歌歌ったり、他のボカロやボカマスと絡んだりします。一応亜種やUTAU以外のボカロはみんな出てくるやもしれません。というよりも出したい^^q^^
あ、あと最後の方gdgdでサーセン( ´゜ω゜):;*.'
次は日常編かなww 良い題名が思いつかないぞ、うむ(´・ω・`)
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このトピックスには続きがあります。
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