このゲームの特徴は、なんといっても巨大な専用コントローラーにある。40強からなるボタンとシフトレバー、そして2本のコントロールレバーと3つのフットペダルが一式装備されており、そのすべてを駆使していかなければVTをうまく操縦することができない。たとえばVTの起動は自動で行われるのではなく、作業工程はすべてマニュアルだ。コックピットハッチを閉じ、イグニッションボタンを押す、トグルスイッチを順にONに切り替える、各システムを起動させる。ここまでようやくメインモニターに外部映像が映るようになり、機体各関節部アクチュエーターへの電力供給が開始される。そして、各ゲージが安定供給ラインを超えたときにスタートボタンを押すと、機体各関節部がロックされ、ようやく起動操作終了となる。
また、自機がやられたときは、緊急避難ボタンを押さなければセーブデータが消去されてしまうなど、VTの動作項目、およびその操作手順は山のようにある。このように詳細にわたる複雑な仕様が本作の特徴で、「近未来のロボットを実際に操作している」かのような、男なら一度はあこがれるその世界を体験することができるのだ。当然、乗りこなすには相当な訓練が必要で、それゆえ自由に動かせるようになったときの快感は、既存のロボットゲームとはまさに一線を画している。
通常ソフトの3倍近い定価ではあるが、そこまでして作り上げ、発売するメーカーの英断はだてではない。ほかでは絶対に味わうことのできない男のロマンが、この作品には秘められている(田村 雅)
夢をかなえてくれたゲーム2004-10-19s-takasi3さんの感想
昔のゲームを買ったときの興奮を今再び…2003-09-08SYU,Endbringerさんの感想しかし、鉄騎にはそれは通用しません。
この価格、巨大な専用コントローラー、
大量の計器をきちんと見るために
巨大なモニターを必要とするゲーム画面、
死ぬとセーブデータまで消えてしまうシステム…
鉄騎を楽しむための壁は非常に高いものです。
しかし、幼い頃の我々にとって
ゲームとはもともとそういうものだったのではないでしょうか?
ゲームのために必死お小遣いをやりくりし、
ゲームのために部屋を清め、プレイ環境を整え、
そしてサルのようにやりこむ…
ゲームを無心にやると言うことを思い出させてくれただけでも
このゲームは評価されるべきではないでしょうか。
ロボット、ミリタリーファンのみならず、
かつてのあの興奮を再び味わいたいあなたにこそオススメできる一本です。
まあまあ好きです2003-09-01さんの感想
驚くほどに奥の深い、骨太なゲーム2003-06-08ynarさんの感想そんなものはいらない。
何よりも、ロボットを操縦して戦いたい。そういうゲームデザイナー
自身の要求を忠実に再現したソフトだろうと思う。
よく、操作が複雑であるという批判があるが、最初の数ミッションでは
要求される操作もそう多くないし、バランス取りが秀逸なため、新しい
操作が必要になる頃には、今まで使ってきた機能には十分に慣れることができる筈だ。
確かに、バーチャロンなど、他の爽快系ロボットアクションゲーム
と同様のものを求めている方には向いていないゲームだと思う。
だが、このコントローラでできそうだ、と思うことは大抵できる。
例えば、私がこのゲームをプレイすると『シミュレータ』になるが、
熟!練した友人がやると同じゲームとは思えない展開が目の前に広がった。
100km/hを超えるスピードでの鋭角ターン(オートマ車でいう神岡ターン)
を駆使し、2連装ライフルで倒れた敵機に回り込んで格闘武器で留め、
というアクションゲームのようなプレイを見せ付けられて、作りこまれ
たゲームだけが持つ、真実のポテンシャルの高さというものを実感させ
られたのは、ちょっと大げさだが感涙モノだった。
自分がうまくなったときに、本当にそれに答えてくれるゲーム。
ゲームデザイナーが本当に自分で楽しめるゲームを作ったときに
どうなるか、その答えがここにある。
安い!2003-04-04jupitarさんの感想


